ピアノサロンAko♪<ピアノ練習室>グランドピアノで練習できます ■仕事等の都合により一時休止中(再開時期は未定)

ピアノの練習場所に困っていませんか?
<ピアノ練習室>グランドピアノで練習できます♪
【一時休止中】

素晴らしい「思い出」

2012-03-26 09:26:06 | 店長日記

今日から春休み、ピアノ練習室も午前から予約が入るようになりました。
子供たちは学校が休みの時こそ、たっぷりとピアノ練習できるチャンス。
限りある時間は有効に使ってこそ生きてくるような気がします。

 そしてわが家は、娘が中2としての一年間が終わりました。
修了式間際、休日も夜遅くまで学校で何をしていたのかと思いきや、
この一年間のクラスの思い出をまとめた冊子をみんなで編集制作していたみていです。

60数ページからなるクラス全員と担任の先生の思い出や考え方、それに将来の夢など、イラストを交えながら分かりやすく編集されていて、プロ顔負けの出来栄えに驚きです。
一人ひとりの思い出や良いところなど、読んでいて実に夢があって楽しそう。
学校生活やクラスの雰囲気を想像してしまいそうなくらい表現力がスゴイ。
そして、先生の「諦めたらそれで試合終了!」と、スポーツウーマンらしい分かりやすい言葉が印象的でした。

 思い返せば、一年前の4月に担任の先生が突然交代するという混乱からのスタートで、この先どうなることかと心配しましたが、結果的には人間味に溢れたスポーツウーマンのとても良い先生に恵まれ、学校生活でも一年間ヤル気を続けることができたようで本当に良かったです。
そして思い出に溢れたクラスは解散、4月にはまた新たなクラスでスタート。

 一年間の最後の最後まで一生懸命取り組む姿勢と応援してくれる仲間や先生たちがいる学校に感謝感謝です。

勉強の方法?

2012-03-19 15:37:58 | 店長日記

日差しが一日また一日と暖かく感じられるようになってきました。
車に乗ると昼間はポカポカ陽気でちょうど気持ちいい感じです。

不思議な物で、全く同じ考えの人は二人としていない、これが大量生産の機械と生身の人間のいちばんの違いでしょうか。
今、毎日のように新聞では大阪の教育改革なるものの記事を見かけます。
まぁ、今の教育体制に問題があるから改革ということなんだと思いますが。
一人ひとり個性がある中での画一的な指導や学力テストは、
あくまで基礎学力の範囲内のことだろうと…。 
間違っても学力テストだけで子供たちを評価するようなことがあってはいけないと思いますが、新聞記事だけでは真意はあまりよく分かりません。

ピアノ好きの方と話をしていても、練習の方法や覚え方など、それこそ十人十色、練習メニューが同じなんてことはまず無いようですし、身につくスピードもまちまちです。
ピアノは画一的な指導教育がとても難しい分野のような気がします。
大手の某音楽教室のようなグループレッスンについて行けなくなって辞めてしまっても、後に演奏家として活動されている方もおられますしね。
基礎学力や記憶力が良くても考える力が備わっていなかったりとペーパーテストだけでは計れないことの方が多い複雑な世の中になっているようにも感じます。
要は、”何かを一生懸命に学びたくなるような環境”を整えることのほうが大事ではないかと思ったりもしますが…。

教育とはとても難しい問題ですが、将来ある子供たちの芽を摘まないよう取り返しのつかないことにならないことを祈るばかりです。

不安な3月

2012-03-12 15:21:11 | 店長日記

先週は雨が続き湿度も急上昇、冬場はほとんど溜まらない除湿器の水も、あっという間に満タンに。 しかし今週はカラッカラツの北風、雪が舞う寒さに逆戻り。
最近、ピアノを置くには24h全館空調が手間いらずで良いのかなと真剣に考えたりもしますが…。


3月は最も不安な人が多い月?
受験ひとつとっても、一ヶ月後の自分がどうなるのか? 未だに確定しない人も多い3月。
契約関係も3月末期限、4月からは? など、不安定な要素が多い時期でもあります。

そんな中、卒業演奏会に出演することが決まった! 無事試験に合格した! オーディションに合格した! など吉報もちらほらと。
努力を重ねても結果を出すのはとても難しいし大変です。
ですが若い人のパワーとやる気はみんなスゴイ、目が輝いているように見えるのは気のせいではないような気がします。
そして、大変な方向へとチャレンジしていく前向きな姿はいつも若い人から刺激を受けます。

年々、歳を重ねるごとに、安定や楽な方向に向かいがちですが、
いつまでもチャレンジする気持ちと努力する姿勢、今いちど自分に言い聞かせたいものです。

知識の成長など…、これからは物質的でない成長…

2012-03-05 20:18:53 | 店長日記

もう3月、いつもかけ足で過ぎ去る1月、2月。
寒い北西の日と暖かい南風が交互にやってくる季節の変わり目、
ホッとする春はもう目の前かもしれません。

さて、いかにもフランス的?、そう感じる文章を新聞で見つけました。
もちろんフランス人の学者さんの記事でしたが、経済不況や何やらショックだの経済が成長しないとダメなのかというような言葉があふれている今の世の中ですが、全く悲観することなんかないという意味の内容でした。
詳しく読んでみると、これまでの成長社会から成熟社会へ移行することに戸惑いがあるかもしれないが…、
今までの成長はいわば 「物質的な成長」 で、
「これからは知識の成長など…、物質的でない成長」の時代という内容のことが書かれてました。

確かに今までは、車を持つ・家を持つなど豊かさを求める行為は「物を手に入れる」ことが目的だったような気がします。
高価な車・大きな家などの多くの物的財産も持つことが豊かさの象徴として世間では持ち上げられていたような気がします。

そして、 「物質的でない成長」 とは?
これは、具体的に何か?という定義付けは人それぞれの価値観が大きく影響する部分かもしれません。
ひょっとすると、 「ピアノを勉強する弾くという行為は、物質的でない成長」 に該当するのかもしれません。
過去の日本は高価なピアノを持つことが上流階級のステータスだったという言葉もあったくらい物を持つことが主だった部分もあったようです。
(実際ほとんど弾かれずに枯れ果ててしまうピアノは多いそうですし…)
でもこれからは、物ではなくピアノを弾くといった行為能力を高めるために我が身自身に投資をする時代になりつつあるのかな?と。

成熟社会とは? 今までの集団主義から、これからは人間ひとり一人が考え行動する時代なのかもしれません。