自分を自分でデザインする

ピアノサロンＡｋｏ

先日、新聞を読んでいると、またまた印象に残る言葉が目に留まりましたのでそのお話しを少し。

ある哲学者の文章で、今の社会情勢や資本主義、さらには人生などについて書かれてましたが、その中で”自分をデザインする”という言葉が目に留まりました。
”自分をデザインする”とはどういうことかと読んでみると、自分自身の生き方を自分で考えて組み立てていくという趣旨のことでした。
今の社会では大きな歯車の一部となり、自分の人生を自分で考える余裕がなく、生きがいのようなものが見出しにくいということでした。
確かに、今の時代は仕事中心で会社に振り回されていて自分の考え通りにはいかないことが多いです。
住むところ一つとっても自分で決められない世の中です。
先日も、娘の同級生が一人夏休み前に転校していきました。　理由はお父さんの仕事だそうです。
会社の都合でお父さんだけでなく子供や家族も巻き込まれてしまいます。
子供にまた一から友だちを作り直せというのは結構ひどい事のような気がしますが、今の世の中、それが普通なんですよね。　犠牲になっている子供は反論すらできないなんて。

私自身も、今までに人生設計を何度かやってきましたが、例えば２０才の時に予想した１０年後、３０才の時に予想した１０年後は、ともに全く違った人生になっていました。 その原因を考えてみると、やはり仕事でしたね。
悲しいことに私自身も例外なく一番仕事の影響を受けてました。　
しかし、私はそれでもピアノという楽器を勉強したり、セーリングや航海術を訓練したり、忘れかけてましたがスキューバーダイビングのライセンスも持ってたんですよね、沖縄の海なんかで自由に泳ぐなんて出来たのは恵まれていたのかなと思ったりもします。

やはり、人生の中で”大きな歯車の一部でない部分を持つ”というのは大切なことかなと。

なんか、”もう一度自分をデザインし直しなさい”という助言をいただいたような気がします。

みなさんも、ぜひ”自分をデザイン”してみてはいかがでしょうか？

小学生が「こんにちは」と あいさつ

ピアノサロンＡｋｏ

今週はシルバーウィークという大型連休だったんですね。
暑さも少し和らいだこの時期はバカンスにはちょうど良いかもしれません。

さて、最近時々すれ違う子供から「こんにちは」って、あいさつされます。
ん？、なんでかな？　　　理由が分かりました！
実は、赤穂ヨットクラブのジュニアヨットスクールの会員の子供たちだったんですよね。
私は、ピアノサロン等で週末は、たまにしか手伝ってないのですが、子供たちの方が覚えていて挨拶してくれていたんですよね。
これは、とても嬉しいですね。
私のようにたまにしか顔を出さない人もしっかり覚えていてくれて挨拶してくれるなんて、実にしっかりしています。
ヨットの訓練って操船だけでなく精神面も成長させてくれる、とても良いスポーツなんです。　常に危険ととなり合わせですが、目標を達成しレベルアップした時の喜びは格別です。 子供だからって過保護にならず、自らの責任において行動するというのも成長の過程では重要な経験だと思います。　そして、子供たちがお世話になっているという気持ちを常に持っているのだなと思うと嬉しくなってきます。

ここ赤穂（あこう）は、他にもスポーツや音楽・芸術など、いろんなことが学びやすい環境にあります。
毎年いろんな体験教室がたくさんあり、子供たちがいろんな事を知る機会が多いのも、ここ赤穂の特徴です。
さらに、最近はこの赤穂を終の棲家として移ってこられる方が増えているらしく、そういう集いの会もあるそうです。

「こんにちは」という一言で、とても嬉しい一日になったお話しでした。

音楽は音を楽しむと書きます

ピアノサロンＡｋｏ

少し前に、バンド活動されている方とお話ししていると、”音楽は楽しむもの”ということを強く言われました。　
そう、音楽は”音”を”楽しむ”と書くんですよね。　本来は楽しむものの一つだったんですよね。

この夏休みの間もいろんな理由でピアノ練習室をご利用いただきましたが、大人の方はそれぞれのレベルに合わせて楽しんでおられる方がほとんどですが、子供たち学生の方は、まだまだ楽しんで勉強されている方は少数のように感じました。　やはり基礎練習や練習曲ばかりでは、なかなか面白くないのかもしれません？　思うように上達しない時もあるでしょうし辛い時期も経験されていると思います。　
好きな曲・弾きたい曲を弾いてこそ楽しいんだと思いますが、基礎練習を怠ってはいけません。　実際に子供の時に基礎をしっかり勉強されたかどうかの違いはすぐに分かります。
偉そうなことをいってしまいましたが、私なんかは社会人になってから一からピアノを、しかもクラシックの勉強を始めましたので、基礎的なことも大人になってからですので、練習の量が全く他の方と違います。　大きく劣っています。　この差は、もう縮まることのない事実です。　それだけに、子供の時からしっかり音楽を勉強できる環境にある子供たちを見るととてもうらやましいです。

ちなみに、わが家の娘はというと誰からも強制されず好きなようにやっているので、いつものびのび練習してます。　別に将来音大に行く気もないみたいだし、好きな曲が仕上がった時の楽しさ・音色の楽しさ等、音楽を楽しんでいるように思います。

音楽とは、楽しむものというお話しでした。

タワーマンション群を眺めながらのビール

ピアノサロンＡｋｏ

昨日まで泊まりで大阪のど真ん中、上本町というところに出張してました。

地方生活がすっかり定着してしまった身で、久しぶりにコンクリートジャングルの中で数日を過ごしましたが、人間が生きるのには向いていないなぁと今更ながら実感してしまいました。
確かに便利は便利なのですが、”便利＝出費が増える”し、これだけの人・人・人と人があふれているのに、なんか孤独さを感じてしまいました。

そして、予約しておいたホテルの１２階の部屋から外を眺めると、今はやりのタワーマンションがあっちにもこっちにも、１つ・２つではなく何本も建ってるんですよね。　これにはビックリしました。
夕方になるとタワーマンションにも灯かりがともり始めましたが、高層階になるほどカーテンなどで遮らないようですね、部屋の中の照明まで丸見えでした。　それが都会の夜景にもなってるんでしょうね。
なんともリッチな生活を送っている人が多いんだなと、久しぶりにビールを片手に都会を観察してしまいました。

いろんなマンションや家を見ると、いつもグランドピアノって置けるかな？っとついつい考えてしまいます。
こういうタワーマンションってグランドピアノは置けるのかな？
壁や床の防音性能ってどれくらいなんだろうか？
ピアノや音楽の勉強したくても、マンションなので諦めざるを得ないという話も聞いたことがあります。
ものすごく高額な買い物なのに音楽ひとつ勉強できない環境しか手に入らないなら私にとっては興味もわいてきませんが、本当はどうなんでしょうか？
もし、タワーマンションにお住まいの方がおられたら、ぜひ教えていただきたいと思います。

ちょっとだけ都会生活を楽しんだ今週でした。

近所から調律の依頼

ピアノサロンＡｋｏ

すっかり秋、朝晩はとても涼しく爽快。
エアコン無しで寝られるようになったのが何より嬉しいです。

少し前に、近所の方からピアノの調律師を紹介してほしいというお話しがありました。
なんでも子供たちが大人になり使われなくなったアップライトピアノが、今度はお孫さんが使うのでとのことです。
ピアノって一時的に使われなくなっても、また次の世代で必要になる場合もあり、実に長く使えて、しかも流行にも左右されないすばらしい楽器だと思います。
使われなくてもインテリアとしても圧倒的な存在感もピアノならではだと思います。

楽器のほとんどは使わない時はケースに収納して保管しますが、ピアノはフタを閉めるだけで常に圧倒的な存在感があります。
改めてピアノの良さを感じました。

今回は１０年ぶりの調律だったそうですが、しばらく期間が空くと、どこに調律を頼んでいいのか分からなくなってしまう場合もあるようです。
楽器屋さんに依頼すると買い替えを進められそうという心配もあったのかもしれません。
そういう困った時も、ピアノサロンＡｋｏにご相談いただければ信頼できる調律師をご紹介させていただきます。
もちろん紹介料などはいただいておりません。

ピアノについて困っていることがあれば遠慮なくお問い合わせください。

この夏、ご入会・ご利用いただいた方々ありがとうございました

ピアノサロンＡｋｏ

夏休みに入って、ピアノを学ぶ又は楽しむにあたって、やはり、いろんな事情でお悩みのお話しをお伺いすることができました。
全般的には、やはりグランドピアノに触れる機会が圧倒的に少ないということ、そして、ピアノは勉強の道具であって音楽を楽しむということがなかなか難しいということ、また、身近に音楽への理解者がいるかどうかで音楽に触れる環境に大きな差があることなど、ほんとうに十人十色でした。

その中でも、この夏休みの間だけでもグランドピアノに触れ練習してみようとご利用された方は、なんとグランドピアノを持つ決心をされ幸運にもグランドピアノを手に入れることができたそうです。　カタログや楽器店に薦めらるだけではよく分かりません。　実際に短期間でも弾いて感じて初めてグランドピアノの良さが分かってくると思います。

また、グランドピアノを持ったからには絶対に音大に行かなければいけないなんてことはありません。
なぜかピアノは勉強の道具という見方をされがちです。
ピアノは特別なことではなく、楽しみのひとつとして愛好家として楽しめたらとても良いことではないかと思います。

そして、この夏、音大受験を目指してご利用されていた方は夏休みにあった学生ピアノコンクールでみごと入賞され、希望していた音大受験の実技が免除されるという思いもよらぬ良い結果を得ることができたそうです。

また、遠方よりご入会いただいた方もおられました。　ＪＲの新快速だと播州赤穂まで直行で便利です。　駅からはバスか無料送迎をご利用いただければ楽ですので、赤穂市以外の方もぜひご検討ください。

このように事情は人それぞれですが、音楽を学ぼう、ピアノを続けようと思われている方はたくさんおられることも分かりました。　こういった方に少しでもお役に立てるようこれからも活動していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

芸術の秋、さっそくコンサートの案内が届きました

ピアノサロンＡｋｏ

夕暮れになると、ほんのり涼しく感じられるようになりました。
緑に囲まれた事務所付近では、はやくもトンボが飛んでました。　秋の気配です。

さて、芸術の秋です。
さっそく、コンサートの案内が届きました。
今年の５月に国宝姫路城の近くであった”チェロとピアノのコンサート”のパート２だそうです。
前回のコンサートでは、とても心安らぐチェロの音色が印象に残ってます。
今回は第２段、どんなコンサートになるのでしょうか？。

日時は、平成２１年１０月１２日（月・祝）、場所は前回と同じ国宝姫路城近くの”イーグレ姫路地下１Ｆ”だそうですが、前回は新型インフルエンザの影響でキャンセルがあったにもかかわらず当日券で満席だったようで、今回は前売りの状況によっては当日券がでないかもしれないのでチケットはお早めにとのことです。
小さなコンサートですが、たいへんファンは多いそうです。
今度は、どんな雰囲気になるのか楽しみです。

ぜひ、コンサートの案内をご覧ください。

やっと休暇 その２

ピアノサロンＡｋｏ

写真は、家島諸島の男鹿島の風景です。
ここは埋め立て用の土砂が産業だそうです。　山は少しずつ形を変えていき毎年小さくなってきています。
そんなところに小さな民宿「青井荘」があり、料理は豪華でおいしく、しかも安いというので有名です。 設備は決して豪華ではありませんが、親切丁寧でいつも気分良く過ごさせてくれます。

そして、費用はというと、４人で海の幸フルコースに生ビールを各二杯ずつ、それに朝食と風呂代込みで、一人当たり、たったの６，０００円です。　泊まりは各自のヨットで寝ましたが、一泊の旅でこの安さです。　ちょっとそこらの料理屋で食べると一人数万円はするような料理が食べきれないくらい食べられるんですよね。　ほんとうにすごいです。
料理の写真を撮るの忘れてしまいましたが、こんど出かける時はちゃんと料理の写真も撮ってきますね。

マリンレジャーって、豪華なイメージがありますが、穴場もたくさんあります。
お金をかけずに休暇を楽しむことも十分可能です。 そして、基本的に漁師さんはみんな親切でやさしい人が多いです。 これも海の良いところのような気がします。
たっぷりリフレッシュし充電できた週末でした。

実は、数ヶ月ぶりにピアノ練習を休みました。　年に数回あるかないか、全く鍵盤に触れない週末した。
これだけがマイナスかな？

私のこの夏の休暇はこれ１回だけでしたが、みなさんは良い夏休みを過ごされたのでしょうか？