もう3月、いつもかけ足で過ぎ去る1月、2月。
寒い北西の日と暖かい南風が交互にやってくる季節の変わり目、
ホッとする春はもう目の前かもしれません。
さて、いかにもフランス的?、そう感じる文章を新聞で見つけました。
もちろんフランス人の学者さんの記事でしたが、経済不況や何やらショックだの経済が成長しないとダメなのかというような言葉があふれている今の世の中ですが、全く悲観することなんかないという意味の内容でした。
詳しく読んでみると、これまでの成長社会から成熟社会へ移行することに戸惑いがあるかもしれないが…、
今までの成長はいわば 「物質的な成長」 で、
「これからは知識の成長など…、物質的でない成長」の時代という内容のことが書かれてました。
確かに今までは、車を持つ・家を持つなど豊かさを求める行為は「物を手に入れる」ことが目的だったような気がします。
高価な車・大きな家などの多くの物的財産も持つことが豊かさの象徴として世間では持ち上げられていたような気がします。
そして、 「物質的でない成長」 とは?
これは、具体的に何か?という定義付けは人それぞれの価値観が大きく影響する部分かもしれません。
ひょっとすると、 「ピアノを勉強する弾くという行為は、物質的でない成長」 に該当するのかもしれません。
過去の日本は高価なピアノを持つことが上流階級のステータスだったという言葉もあったくらい物を持つことが主だった部分もあったようです。
(実際ほとんど弾かれずに枯れ果ててしまうピアノは多いそうですし…)
でもこれからは、物ではなくピアノを弾くといった行為能力を高めるために我が身自身に投資をする時代になりつつあるのかな?と。
成熟社会とは? 今までの集団主義から、これからは人間ひとり一人が考え行動する時代なのかもしれません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます