やっと来たという感じではるばる象潟へ来た。
雨、風が吹く生憎の空模様だが、5年かかって
やっと来た。芭蕉は酒田から雨風の中を歩いて来た、
「象潟や 雨に西施がねぶの花」と詠む。
能因島
まず芭蕉はこの島に舟であがった。
今は一面田圃になっているが火山で海底が隆起し陸つづきとなってしまった。
西施は古代中国の絶世の美女といわれた方、その美女に
たとえてこの象潟を絶賛、表の松嶋と対比して少しの
遜色もないことを詠っている。
このかんまんじゅじゅというお寺には芭蕉の像と向かい合って
西施の像が立っている。
いよいよ天気が怪しくなってきた、明日は月山に
登る予定だが・・・・・・・