秋の仏教美術友の会の寺社めぐり
華厳寺の次は近くの横蔵寺です。
ここも紅葉の盛りはちょっと過ぎましたが
まだまだ見頃です。
穴太積みの石垣はお城のようだ
ここ横蔵寺は日本天台宗の開祖、最澄が
開いた古刹です。寺伝によると
最澄が自ら彫ったとされる
薬師如来を笈(木で作った箱)に入れて
行脚していた時、ここ横蔵の地で笈が
倒れて起こせなくなった。
「この地で衆生を利益せよとのお告げ」
と、最澄は両界山の山上に草庵を立てて
薬師如来を安置したのが始まりとのこと。
秋の実の地は閑静な田舎です。
しかし本尊の薬師如来は秘仏のため拝観することは
できないです。
このお寺の持仏は十二神将が有名です、一見の
価値はあります。