いつぞやテレビを観てたら、面白いものをやってた。
NHK Eテレビで放送されていた「ハーバード白熱教室」の
主宰者であるマイケル サンデルさんの最近の著書
「実力も運のうち」を買ってきて読んだ。
この新型コロナ禍において格差が一層広がり、それが
顕著に表れた現代社会に「正義」というものにメスを
入れた本、一気に読破した。
「努力と才能で、人は誰でも成功できる」
この考え方に潜む問題が見抜けるか」と・・・・
仏教でいう「慈悲と智慧」の慈悲を説いている
いるような気がする。
この本を買いに駅前まで行ったら、ちょうどテレビドラマの
ロケをやってた。
なんでもTBS系列の日曜劇場のようで。
TOKYO MERと言うドラマだそうだ。
駅前通りで撮影中
事故、事件で異常な状態での救急救命、医師や看護師の奮闘ぶりは
こうしたドラマだけでなく、リアルな世界で展開されているから
感銘をうけるんでしょうね。
図らずも現代社会では新型コロナ禍において
懸命に救急救命に携わっておる方に敬意を表したい。
しかし医療だけでなく、清掃員、ドライバーなど決して
職域が高く見られていないが社会を支えている人々に
眼を向ける・・・
ここのところをサンデルさんは言いたかったのでは・・・
仏教の「慈悲」かな。