桜真っ盛りの昨日はお茶で有名な西尾市の
二つの寺巡りに出かけた。
一つは2年前に国宝阿弥陀堂の檜皮葺、葺き替え
作業を見させていただいた金蓮寺。
和尚さんは随分と御歳をめされましたが
ユニークなご朱印を書いていただいた。
そして国宝弥陀堂の背後には城、桃色と
鮮やかに桜花が咲いて彩を添えていました。
桜が弥陀堂の屋根に映える。
金蓮寺の阿弥陀如来
和尚さんに書いていただいた朱印
「国宝弥陀堂」と書いてあります。
次はこちらも阿弥陀如来が重文に指定されている
専長寺です。
この阿弥陀如来は京都から譲り受けて、この地に
来られた如来さんで、この地方ではほとんど
みられない仏像で慶派の運慶の子、湛慶の作と伝えられて
います。
専長寺の本堂、随分と古い建物です。
脇侍に立像の阿弥陀如来
このご朱印は専長寺のもので
阿弥陀如来の横姿です。
この印が中品中生です。
中品中生の印を結んで人々を浄土に迎えてくれる
ありがたい如来です。
寺の娘さんから寺伝やこの地方のことなど、面白おかしく
お話していただき、勉強になった。