毎年10月下旬の釣行になると2006年に他界した【きくぞぉ~】さんを思い出す。
長い付き合いとは云えないが、ワシ的には南房アジにのめりこんでいた時期だったので、頻繁にメールや彼が紹介してくれたmixiでもやり取りしていたし、釣行だけでなくオフ会にも参加してくれていた。
2006年の10月下旬、木更津沖提にアイナメをやりに行く計画を練っていて、結局まだ早い・・・という理由で先延ばしにしていた矢先の不幸だった。
mixiのアカウントはまだ残っていて、ワシのプロフィールには未だに彼からの紹介文が貼りついている。
少ししんみりしてしまったが、そんな想い出を引きずりながら木更津市内を抜け釣り場へ・・・
今回も湾奥サヨリ⇒アジリレー釣行、現地に着くと桜園子さんが通裏視さんが準備中、sukeさんはご近所のファミリーを引き連れて登場!
16時頃から、北東風がほど良く吹く中でサヨリ釣り開始♪
その第1投でいきなり!
クイッ・・・ギュギュギュギュ~~~ッ!
で35cm超級!
第2投も・・・
ククッ・・・ギュイィィィ~~~ン!
第3投は食い逃げ
(ToT)/~~~
第4投は25cm強の小型
・・・と、毎回アタリがあり、日没までに大3本、中小6本の9本と忙しい釣りになった。
暗くなってアタリが止まったので皆でアジ場に移動、さあ今夜もトロアジさんいらっしゃい♪
・・・のはず?
・・・だったがアタリがない?
「あれ?・・・どうしちゃったのかな?」
時折餌は取られるので、魚が居ないわけじゃないのに・・・
少し離れて所に居たsukeさん一行から嬉しそうな歓声が聴こえてきた。
ビギナーファミリーのようで何かが釣れるたびに大騒ぎの様子、実に楽しそうで羨ましい
(^^ゞ
んなわけで、sukeさんのところだけアジのアタリがあるようなので、ワシの隣で釣ってた園子さんはさっさと移動、判断の早さも必要ってことかな?
そんな園子さんと入れ替わるように、光ちゃんが登場!
「お~お久しぶり~」
しかし、釣れないせいか潮位と比例するようにテンションも低下・・・
ほぼ?地元の通裏視さんは・・・
「大体様子が解ったから・・・またね」
と撤収され、ファミリーさんもsukeさんの話だと・・・
「初めてまともなお魚が釣れました!」
とルンルンでご帰宅されたそうな。
それでも、『もう止めようか?』と思う頃に、スッ・・・とウキが入るので、ついつい22時過ぎまで粘ってしまった。
「どうしよう・・・今から南房行く?」
「いや~今夜はウネリが入っててムリだよ・・・」
「〇〇ならできるかもね、でも入れないと終っちゃうし・・・」
「じゃ、△◆◎でメジナ釣って帰るかな~」
「う~~んダンゴ投げに行くかな~」
釣りバカ同士の前向きな思惑が傘をまとった満月に吸い込まれていく・・・
結局この日の夜アジの部は4尾で終了、悩んだ挙句翌朝は今の逆のアジ⇒サヨリのリレーで決定、仮眠をとる。
・・・・・・・・・ZZZZZZZ・・・・・・・・
翌朝は4時に開始!
アジ狙いの釣り人はワシだけ、昨夜の解散時に仕入れた情報では、漁船が入ったそうで魚が散ってしまったらしい。
とりあえずサヨリまでの時間つぶし&生コマセの消化に勤めていると・・・
ギュンッ・・・
あれ?入った・・・のじゃない?
釣れ上がったのは20cm強のアジ!
最初の5~6投はまったくの気配なしだったが、潮が効き始めてから入れ食いではないが良いペースでアタリが出るようになった。
しかし夜明けは早く、早朝サヨリの時合は短いようなので5尾を数えたところで移動。
そしてサヨリ場に着いてみると
先週苦戦を強いられた南東風!
(ToT)
それでもマズメなら・・・と夜明けの空に向かい遠投開始!
その3投目・・・・
ギュイィィンッ!
いきなり手元に来た!同時に沖でジャンプ!
1本目は35cm強の良型!
1投間をおいて次でまたしても35cm強!
気がつくと風が北東に変わり、沖にアタリが出たラインに弱い潮目が出ている。
しかしそれも一瞬で、また弱い南東風へ変わってしまいアタリも遠退いた。
1時間ほど経過した8時頃、疲れが原因の投入ミスが頻発する。
この釣りは投げ込んで置き竿・・・というのが出来ない。
仕掛けが入っている以上は常に動き続けなければならないので思った以上に筋肉に疲労が来る。
ここでの主流が5mクラスの磯遠投竿なのに対し、ワシは12fのシーバスロッドなのは粘りが身上の(諦めが悪い)釣りをするためだ。
まだ、試していないが色々と切り替えが効くので、今後自分のスタイルになるかもしれない。
そんなこんなで、後ろを銀フォレスターさんが通ったのに気づかないほど疲れていたとき、久々のアタリ!
折りたたみ椅子に腰掛けていて目線が低かったせいか、沖で跳ねる魚体がはっきり見えた!
板バネを弾いたような迫力のジャンプを何度も繰り返す!
空中で身をくねらせる姿は正に銀小竜!
最後の1本は40cm近い良型!
また群れが入ったかと思ったがまた沈黙が続く、ふと沖を見ると潮目を横切るように刺し網を入れている小型漁船が見えた。
終ったか・・・
昨夜は比較的睡眠時間がとれたので、残ったアオイソメでアイナメを探ろうとゴソゴソしていると・・・
「おはよーございまっす!・・・いや~アイナメ居ないっすね!」
と銀フォレスターさん!
「あれ?いつからやってたの?」
このとき、初めてワシの後ろを通っていったことを知った。
何やら怖い顔で釣っていたそうで・・・
疲れが顔に出てたからだと思うけど(笑)
既に日は高く先行者が叩きまくった後なので、期待はしていなかったが様子見で昨年までの実績場所を3箇所ほど竿入れして見た。
こちらは小タナゴのみ、カワハギのようなアタリがあるのでまだアイナメには水温が高いのだろう。
銀フォレスターさんの車に手を振り、道具を洗って片付け、飲み物をとって一休み・・・
右腕と肩がパンパンだ。
『もっと気楽にやればいいんすよぉ~、女の子でもはべらせてぇ・・へっへっへ~』
酒と女の子と釣りが・・・それも大勢でワイワイとやるのが大好きな男の笑顔が雲に融けていった。
渡り鳥がいく・・・
日時:2010年10月23~24日大潮
場所:湾奥某所
釣果:サヨリ25cm前後6尾、35~40cm前後6尾、アジ20cm前後9尾、メバル2尾
近いうちに並んでレクチャーして貰えそうです[E:#xEB86]
こちらは金曜晩から南房に行きましたが、ウネリ・底荒れ・浮遊海藻・フグ&ゴンズイと絶望感たっぷりの海で戯れて来ました(笑
今日は身も心も清めて再チャレンジして来ます。
目標50本!!
湾内は凪でいい釣りできましたね~
そんな自分はまた伊豆方面へ行ってました(笑)
伊豆で団子とも思ったんですが水が澄み過ぎてダメでした。
あの日は結構アイナメが釣れましたね。
実はサヨリ釣りと真摯に向き合ったのは今年が初めてなんです。
今年はいつまでできるのかは解りませんが、今後湾奥が下火になると南房サヨリが入れ替わるように開幕しますので、一度アジとリレーでやりますか?
>izuさん
サヨリはもう終わりかと思うと、ドカッと釣ってくる人が居たりするのでわけ解らないっす(笑)
南房は厳しかったですか・・・端境期かな?
水温が落ちきるまでは荒れたら黒鯛ですよ!
>桜園子さん
腹黒いサヨリは、純粋な子供のような心を持っていないと釣れないのですね。
50本なんて欲出してて良いの?
(^^ゞ
>ロコパパさん
伊豆遠征お疲れさ・・・ロコパパさんにとっては遠征ではないのか・・・
(^^ゞ
太刀魚が終ったらヤリイカかな?
今年は皆いろいろやるね(笑)
釣りに行きたくなりましたぁ~
たまたま天候に恵まれただけだと思います。
改めて東京湾のお魚の美味しさに驚いています。
台風通過でどうなるか・・・