しばらく土日の仕事が続くため、全休ではないが仕事を調整して、夜~早朝までのドラキュラ釣行?を敢行!
昨夜は西風が吹き荒れ、今日は北東風が夕方まで強く吹き、多少のウネリと風は覚悟してきたが、館山某所に着いてみると、気が抜けるほど穏やかな海で、空には月暈(つきかさ)がうっすらと出て、幻想的な夜だ。
準備をして第1投。
まるで、湖に投入したかのように波も潮の流れも無い。
正直云って、この状況は良くない。
餌が動いてなんぼの釣りなので、せめて潮流だけでも効いてくれないと、手の打ちようが無いのだ。
5投目、新作の 舞ッタナ も マガリナス も安定した性能を発揮してくれて、ほっとしたもののアタリが出る気配が感じられず、これは深夜の潮替わり待ちの持久戦か・・・と思ったとき、足元の道具の位置を整えて、顔を上げると・・・
ウキが消えていた。
気づいたのが遅かったか、一瞬根に入られたような感触から、無理やり引きずり出すと結構な重量感、様子見で付けた市販品の2本針仕掛けにダブルできた。
どうやら、ここ本来のポイントより左にずれたところでアタリが出る、今年の典型的なパターンだ。
21時から開始して23時半まで、あまり誘いを多用しない流し釣りで20cm前後が20尾ほど出た。
午前に2時に満潮となるので、ここ本来のポイント=右沖の根の先を探ってみようと、タナを深めにしてトライを開始、なかなかアタリが出ず、再度タナを浅くしてみたが、ムズムズとした動きが偶に出る程度で、反応が悪い。
今までは、ここで入れ食いになることを何度も体験しているので、信じられず固執して何度も流すうちに、事態が発覚。
根掛りをしたことが無い場所で、根掛り・・・?
引っ張ると弾力がある・・・海草?その割には根性あり過ぎ?・・・・網!・・・ロープ!
夜に着いたことと、90m近く直線距離が出ていたので見えなかった。
なんとか、ハリスだけで済み、下ろしたての仕掛けを無くす失態は免れたが、・・・・漁師さんごめんなさい。
伊勢海老漁の禁漁前のせいか、深夜にもかかわらず、他の場所でも作業する漁船が多く見られた。
向こうは仕事、こちらは遊び、網が入るということはそれだけ潮通しの良い根があるということだ。
結局、この状況を把握する(根掛かり)までに2時間近く費やし、眠気で集中力を欠いたこともあって、その後はボロボロ・・・
再び左サイドのポイントを責めるように変更したが、既に遅し、足元を洗い流し、帰り支度をしつつ投入した仕掛けに、連続して2尾掛かる。
???
最近このパターンだな・・・
日時:2007年5月28日21:00~29日3:30
場所:館山某所
潮汐:中潮
釣果:アジ 20~29cm×29尾
悩みは尽きませんね。
それにしても一日違いでえらい差だなぁ~。
6月からいよいよ盛期突入ですが、なかなかスケジュールが・・・
夜磯は複数釣行が心強いですから、またご一緒ください。