陽紀先生の個別指導を受講しました。
今回、初めてでしたが、本当に素晴らしかったです。
現在の抜刀術を応用したフルートの構え方を見ていただき、その上で、現在のお悩み相談を。
マイブームは「釣り合い」。
フルートの釣り合い、そしてフルートを構えた時の自分自身とフルートが繋がった状態すべてでの釣り合い。
動いても、常に釣り合い続けている状況にしたいこと、などなど。
抜刀術を使った構え方にはOKをいただき、さて、その上でのフルート&身体の釣り合い。
「父が良く言っている『剣体』という言葉があるじゃないですか・・」
剣が身体と一体化し、身体の一部となっていることを表す言葉。
「いわば・・・『フルート体』で動くようにすればよい訳ですね。」
と、その方法がこれまたメウロコだった。
身体だけの場合はとにかく末端から動く。指先が大事、というのは、かの『願立剣術物語』にも記されているけれど、さて、そこに剣なり、フルートなり、道具が加わった場合はどうするか・・
その稽古法を教えていただき、一瞬で世界が変わったのでした。
陽紀先生の指導法は、とてもわかりやすく、言葉がとても関わってくるので、ここに記すことはできないけれど、とにかく素晴らしい。
もうひとつの悩みは、右手の小指、そして親指。
つまるところ、関連しているのだけれど、これがまだまだ納得がいかないのだ。
左手が「鯉口を切る」手の内によって、画期的に進化した分、余計に右手の曇りが気になっていた。
それを言うと、数秒考えられて
「右手でも鯉口を切るのはどうでしょう。構える時は、今やっているもので良いのですが、その後に。」
なるほど、これだとよりつながるのだけれど、親指が左により過ぎて、小指の動きがやりにくくなる。
長い小指であれば間に合うだろうけれど、私の小指はとても短いので。
そうなった状態を見て、これまたすぐに、
「鯉口を切る前の親指の位置をこちらにするとどうでしょう?」
これが、もうどんぴしゃりに素晴らしく、左手同様に、ようやくこれで右手の小指、薬指にも血が通い始めたような感じ。
他にも、深いお話を沢山うかがい、あっという間の45分でした。
本日、色々と試しましたが、夢のように、より技術的なことが自由になり、それに付随して、新たに音楽が語りかけてくるのが、本当に幸せだ。
時を経て伝わり残ってきたクラッシックの楽曲の最たる魅力は、この「語りかけ」にあるのではないかと思う。
だから、同じ曲を何度吹いても、毎回新たな言葉を聴いているので、飽きることがない。
今回、初めてでしたが、本当に素晴らしかったです。
現在の抜刀術を応用したフルートの構え方を見ていただき、その上で、現在のお悩み相談を。
マイブームは「釣り合い」。
フルートの釣り合い、そしてフルートを構えた時の自分自身とフルートが繋がった状態すべてでの釣り合い。
動いても、常に釣り合い続けている状況にしたいこと、などなど。
抜刀術を使った構え方にはOKをいただき、さて、その上でのフルート&身体の釣り合い。
「父が良く言っている『剣体』という言葉があるじゃないですか・・」
剣が身体と一体化し、身体の一部となっていることを表す言葉。
「いわば・・・『フルート体』で動くようにすればよい訳ですね。」
と、その方法がこれまたメウロコだった。
身体だけの場合はとにかく末端から動く。指先が大事、というのは、かの『願立剣術物語』にも記されているけれど、さて、そこに剣なり、フルートなり、道具が加わった場合はどうするか・・
その稽古法を教えていただき、一瞬で世界が変わったのでした。
陽紀先生の指導法は、とてもわかりやすく、言葉がとても関わってくるので、ここに記すことはできないけれど、とにかく素晴らしい。
もうひとつの悩みは、右手の小指、そして親指。
つまるところ、関連しているのだけれど、これがまだまだ納得がいかないのだ。
左手が「鯉口を切る」手の内によって、画期的に進化した分、余計に右手の曇りが気になっていた。
それを言うと、数秒考えられて
「右手でも鯉口を切るのはどうでしょう。構える時は、今やっているもので良いのですが、その後に。」
なるほど、これだとよりつながるのだけれど、親指が左により過ぎて、小指の動きがやりにくくなる。
長い小指であれば間に合うだろうけれど、私の小指はとても短いので。
そうなった状態を見て、これまたすぐに、
「鯉口を切る前の親指の位置をこちらにするとどうでしょう?」
これが、もうどんぴしゃりに素晴らしく、左手同様に、ようやくこれで右手の小指、薬指にも血が通い始めたような感じ。
他にも、深いお話を沢山うかがい、あっという間の45分でした。
本日、色々と試しましたが、夢のように、より技術的なことが自由になり、それに付随して、新たに音楽が語りかけてくるのが、本当に幸せだ。
時を経て伝わり残ってきたクラッシックの楽曲の最たる魅力は、この「語りかけ」にあるのではないかと思う。
だから、同じ曲を何度吹いても、毎回新たな言葉を聴いているので、飽きることがない。
そして、いよいよ明日はお父上、甲野善紀先生の音楽家講座。
進化が続いておいでの先生の技とお話、楽しみです。
予約なしでも参加可能です。今回はいつもの音楽ホールではなく、リハーサル室ですが、
また濃い時間となりそうで、楽しみです。
進化が続いておいでの先生の技とお話、楽しみです。
予約なしでも参加可能です。今回はいつもの音楽ホールではなく、リハーサル室ですが、
また濃い時間となりそうで、楽しみです。