『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

日常

2022-02-28 20:51:24 | 日常
24日はとても良いお天気で、梅も咲き始め、風の冷たさもまだ残ってはいるものの、随分と和らぎ、

「今日から春!?」

と、足取りも軽くなり、嬉しくなるような朝でした。

でも午後にロシアのウクライナ侵攻のニュースを知る。

コロナ禍となってから、思い通りにいかないことも多々あり、仕事も減ってしょんぼりする日も多くなっていたけれど、ささやかな日常の喜びや楽しみは沢山ある。

その日常に癒されて、なんとかやってきた2年間だった。

今、ウクライナでは、この「日常」までもが、理不尽な暴力によって奪われてしまっている。


カプースチンのことを調べたことがきっかけで、ウクライナワンピースを知り夢中になり、大好きになった国、ウクライナ。

去年の3月から、本当に、ウクライナワンピースしか着ていない。

ウクライナワンピースの精緻な刺繍を見るたびに、こしのあるやや武骨な手織りのリネンに触れるたびに、その根気とたくましさ、そして美意識に感銘を受けている。

コロナが収束したら、真っ先に行ってみたい国。

ウクライナへの、特にウクライナ女性への尊敬と憧れから昨年2021年5月に「ウクライナの風」という曲が生まれたのだけれど、まさか、このような事態となるとは・・。

今はウクライナの平和を願いながら、犠牲となった方々を追悼しながら、この曲を吹いている。

停戦交渉が始まったらしいけれど、ぜひとも合意に達して欲しい。

一日も早くウクライナに、そしてロシアにも、平和な日常が戻りますように。