様々な方達から求められていて、とてもお忙しい美彌先生。
そのような状況下、貴重なお時間を割いて、やっていただいているのでは?と恐縮しているのですが、2回目の魔女トレ・西園美彌先生による個人セッションでした。
1回目は昨年8月で約5カ月ぶり。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1983086129&owner_id=4088413
今回はまず歯の相談。
実は昨年末から右下奥歯に水が沁みるようになっていて、知覚過敏?と思いつつ歯医者さんに行ったら、なんと虫歯に。
右下の親知らずが横向きに埋まっていて、その影響で隣の奥歯が下から虫歯に・・というレアなケース。
ドイツ留学する前に、万が一に備えて、親知らずはみな大学病院で抜いて処理済み、とばかり思っていたけれど、そういえば、横向きで埋まっていて下顎の神経とも近く、やっかいなところなので、今のところ、悪さもしそうにないので、とりあえず、このままで様子をみましょう、という話になっていたかもしれない・・・となんせ40年近く昔のことでうろ覚えですが、そんな気もします。
というのも、左下の親知らずを抜いた後が大変で10日くらいつばも飲み込めない程痛かった・・それで、右はもういいです、となったような気もする・・
そんなこんなで、すっかり忘れていたのでした。
そいつが、今頃になって・・
冬休み前、ギリギリに間に合った歯医者さん。
麻酔をしてガリガリして神経をホジホジして‥という治療は、一度で終わらず、どうも、歯の神経が一番細い針よりも細いので、大変なのだそう。
既に3回、1時間くらいの治療を受けています。
また今週のあるの。トホホ・・
お陰で、沁みるのは治ったけれど、やはり常にどんよりしていて、体調もいまいち。
フルートもせっかく色々と気付きと変化があるというのに、1時間くらいで、右首筋と肩が痛むので、大事をとって吹くのを、やめている。
この話をしたところ、すぐに、いつも持ち歩いている、という割りばしを3等分に割ったというものをくださって、これを右奥歯に挟んで、歩いてみてください、とのこと。
半信半疑でやってみると、すぐに、重怠い感じだった右側がすっきりとして驚きました。
事前に歯の話など全くしていなかったのですが、ご自身のバランス調整の為にいつも持ち歩いているとのこと。
理由も、かくかくしかじか、とクリアな説明で、詳細な解説は省きますが、本当に不思議です。
フルートも最初は、この歯の影響で右が響いていなかったのですが、不思議なことに最近の中では、一番良い演奏となりました。
吹いているうちに、右も調整できるようになったのがわかる。
これは1回目の時も感じたのですが、美彌先生の前だと、何かしらが伝わってきて、良い演奏になる。これまた不思議です。
・・・甲野先生の前だとあんなに緊張してボロボロになるのにね・・
美彌先生も、「後半から調整が始まって、整ってきましたね!」と。
思い込みかもしれませんが、何かしら、「気」の交流がとてつもなく感じられるのです。
こんなことは初めてです。
そして、最近の行っている奏法を説明して、急に右に負荷がかかり始めたのは、この歯のトラブルだけのせいなのか、もしくは奏法にも問題があるのか?とうかがったところ、
演奏している状態を少し聴かれて、すぐに構える前に右の小指の先端にトントンと触れてまっすぐにしてからいつもの「ここしかない」の腕回しの所作をやるというご助言。
それまでうまくいっていたのが、歯の治療による神経のダメージによって、首が使われなくなったので、それを補うために、小指、とのこと。
やってみると、ポーンと音の抜けがダントツによくなり、右もちゃんと繋がって、負荷が減る。
「・・・・本当に、魔女ですね・・・」
と思わず口をついて出てきてしまいましたが、これまたびっくりでした。
これで片手を消すやりかたがより効果が上がる様にもなった。
そして江平の笛。
昨年末から復活させて稽古はしているものの、やはりまだまだフルートに比べると、難しく、一か八かの不安定な笛。
上手く流れに乗れた時は、ずっと気持ちよく音が伸びるけれど、そうでないと、途切れたり、息が不足したり、とコントロールが難しい。
2月5日の岩城先生の講座の最後で吹く予定の前奏的な小手調べの曲と、それに続いての水月を聞いていただきました。
上記の悩みを申し上げたところ、いいですか?と笛を両手に載せて、数秒。
「この笛は霊力が物凄くあって、それは左側にひっぱる力が強いので、どうしてもそちらに連れていかれてしまいますね。なので、ほんの少しだけ、重心を右にされるといいのでは?」
とやってみると、そのとたん、何の心配もなくスっと音が出てくれるようになったのでした。
さらに、オクターブ上の高音も納得できないことが多いと言ったところ、持つ時に離していた右薬指を付けて、小指を伸ばして離して持つ、というご助言。
・・フルートを持つ時の癖で、キイがないのに小指で持っていた・・・
急に違う笛になったかのように、これで高音もより自由度が増し、クリアになりました。
これでもう一度演奏したところ、
「後半から段々疲れてくるので、最初からではなく、途中から左の肘を上げるといいかも」
とさらにご助言。
もう一度、吹きながら自分の要求で、中間部の高音域のところで、これを試すととてもうまくいきました。
「先生、このフルートも持っていただいて良いですか?」
と初代ロットをお渡しする。
これまた霊力のある笛なので、コロナ前などは、笛吹き同士、フルートを交換して「どれどれ?」みたいなことは気軽にやっていたのですが、この初代ロットに関しては、それはできなかった。というか、人に触れさせたくなかった・・
笛の機嫌を損ないそうなので。
なので、私以外では、修復された秋山さん、リペアマンの綾部さん、師匠・植村先生。そして甲野先生、陽紀先生・・だけ。
そして本日、美彌先生の手の上にしばし収まるロット。
居心地が良さそうだった。
「この笛もあの竹笛程ではありませんが、やはり霊力がありますね。でも笛だけのバランスはとれている・・・」
としばし探るような感じになって
「これは縦です!」
私はポカンとするばかり。
「横に横に、という感じがあるので、縦を意識して吹いてみてください。
丁度このあたりから前に向かってスっと線がのびているように」
とウクライナワンピースの胸元を止めているあたりを押さえて仰った。
ビームみたいな感じでいいのかな?とやってみる。
そのとたん、これまた出したことがなかったような深くなんというか雄大だけれどうるさくない音、フルトーンとでもいえば良いのか?それが出てびっくり。
他にも、色々と、今後の指標となるようなお話を伺いました。
私以上に、私の身体で起きていることをご存じの様で、本当に不思議でした。
結論。
やっぱり美彌先生は魔女!!
あと1か月で本番なのに・・と歯の治療のことで、ちょっと気持ちがダウンしていたのですが、すっかり元気になれました。
美彌先生、ありがとうございました!!
そのような状況下、貴重なお時間を割いて、やっていただいているのでは?と恐縮しているのですが、2回目の魔女トレ・西園美彌先生による個人セッションでした。
1回目は昨年8月で約5カ月ぶり。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1983086129&owner_id=4088413
今回はまず歯の相談。
実は昨年末から右下奥歯に水が沁みるようになっていて、知覚過敏?と思いつつ歯医者さんに行ったら、なんと虫歯に。
右下の親知らずが横向きに埋まっていて、その影響で隣の奥歯が下から虫歯に・・というレアなケース。
ドイツ留学する前に、万が一に備えて、親知らずはみな大学病院で抜いて処理済み、とばかり思っていたけれど、そういえば、横向きで埋まっていて下顎の神経とも近く、やっかいなところなので、今のところ、悪さもしそうにないので、とりあえず、このままで様子をみましょう、という話になっていたかもしれない・・・となんせ40年近く昔のことでうろ覚えですが、そんな気もします。
というのも、左下の親知らずを抜いた後が大変で10日くらいつばも飲み込めない程痛かった・・それで、右はもういいです、となったような気もする・・
そんなこんなで、すっかり忘れていたのでした。
そいつが、今頃になって・・
冬休み前、ギリギリに間に合った歯医者さん。
麻酔をしてガリガリして神経をホジホジして‥という治療は、一度で終わらず、どうも、歯の神経が一番細い針よりも細いので、大変なのだそう。
既に3回、1時間くらいの治療を受けています。
また今週のあるの。トホホ・・
お陰で、沁みるのは治ったけれど、やはり常にどんよりしていて、体調もいまいち。
フルートもせっかく色々と気付きと変化があるというのに、1時間くらいで、右首筋と肩が痛むので、大事をとって吹くのを、やめている。
この話をしたところ、すぐに、いつも持ち歩いている、という割りばしを3等分に割ったというものをくださって、これを右奥歯に挟んで、歩いてみてください、とのこと。
半信半疑でやってみると、すぐに、重怠い感じだった右側がすっきりとして驚きました。
事前に歯の話など全くしていなかったのですが、ご自身のバランス調整の為にいつも持ち歩いているとのこと。
理由も、かくかくしかじか、とクリアな説明で、詳細な解説は省きますが、本当に不思議です。
フルートも最初は、この歯の影響で右が響いていなかったのですが、不思議なことに最近の中では、一番良い演奏となりました。
吹いているうちに、右も調整できるようになったのがわかる。
これは1回目の時も感じたのですが、美彌先生の前だと、何かしらが伝わってきて、良い演奏になる。これまた不思議です。
・・・甲野先生の前だとあんなに緊張してボロボロになるのにね・・
美彌先生も、「後半から調整が始まって、整ってきましたね!」と。
思い込みかもしれませんが、何かしら、「気」の交流がとてつもなく感じられるのです。
こんなことは初めてです。
そして、最近の行っている奏法を説明して、急に右に負荷がかかり始めたのは、この歯のトラブルだけのせいなのか、もしくは奏法にも問題があるのか?とうかがったところ、
演奏している状態を少し聴かれて、すぐに構える前に右の小指の先端にトントンと触れてまっすぐにしてからいつもの「ここしかない」の腕回しの所作をやるというご助言。
それまでうまくいっていたのが、歯の治療による神経のダメージによって、首が使われなくなったので、それを補うために、小指、とのこと。
やってみると、ポーンと音の抜けがダントツによくなり、右もちゃんと繋がって、負荷が減る。
「・・・・本当に、魔女ですね・・・」
と思わず口をついて出てきてしまいましたが、これまたびっくりでした。
これで片手を消すやりかたがより効果が上がる様にもなった。
そして江平の笛。
昨年末から復活させて稽古はしているものの、やはりまだまだフルートに比べると、難しく、一か八かの不安定な笛。
上手く流れに乗れた時は、ずっと気持ちよく音が伸びるけれど、そうでないと、途切れたり、息が不足したり、とコントロールが難しい。
2月5日の岩城先生の講座の最後で吹く予定の前奏的な小手調べの曲と、それに続いての水月を聞いていただきました。
上記の悩みを申し上げたところ、いいですか?と笛を両手に載せて、数秒。
「この笛は霊力が物凄くあって、それは左側にひっぱる力が強いので、どうしてもそちらに連れていかれてしまいますね。なので、ほんの少しだけ、重心を右にされるといいのでは?」
とやってみると、そのとたん、何の心配もなくスっと音が出てくれるようになったのでした。
さらに、オクターブ上の高音も納得できないことが多いと言ったところ、持つ時に離していた右薬指を付けて、小指を伸ばして離して持つ、というご助言。
・・フルートを持つ時の癖で、キイがないのに小指で持っていた・・・
急に違う笛になったかのように、これで高音もより自由度が増し、クリアになりました。
これでもう一度演奏したところ、
「後半から段々疲れてくるので、最初からではなく、途中から左の肘を上げるといいかも」
とさらにご助言。
もう一度、吹きながら自分の要求で、中間部の高音域のところで、これを試すととてもうまくいきました。
「先生、このフルートも持っていただいて良いですか?」
と初代ロットをお渡しする。
これまた霊力のある笛なので、コロナ前などは、笛吹き同士、フルートを交換して「どれどれ?」みたいなことは気軽にやっていたのですが、この初代ロットに関しては、それはできなかった。というか、人に触れさせたくなかった・・
笛の機嫌を損ないそうなので。
なので、私以外では、修復された秋山さん、リペアマンの綾部さん、師匠・植村先生。そして甲野先生、陽紀先生・・だけ。
そして本日、美彌先生の手の上にしばし収まるロット。
居心地が良さそうだった。
「この笛もあの竹笛程ではありませんが、やはり霊力がありますね。でも笛だけのバランスはとれている・・・」
としばし探るような感じになって
「これは縦です!」
私はポカンとするばかり。
「横に横に、という感じがあるので、縦を意識して吹いてみてください。
丁度このあたりから前に向かってスっと線がのびているように」
とウクライナワンピースの胸元を止めているあたりを押さえて仰った。
ビームみたいな感じでいいのかな?とやってみる。
そのとたん、これまた出したことがなかったような深くなんというか雄大だけれどうるさくない音、フルトーンとでもいえば良いのか?それが出てびっくり。
他にも、色々と、今後の指標となるようなお話を伺いました。
私以上に、私の身体で起きていることをご存じの様で、本当に不思議でした。
結論。
やっぱり美彌先生は魔女!!
あと1か月で本番なのに・・と歯の治療のことで、ちょっと気持ちがダウンしていたのですが、すっかり元気になれました。
美彌先生、ありがとうございました!!