『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
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  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

顎のポジションが変化

2023-10-06 22:25:49 | 気付き
本番3日前なので、もうあまり変えたくはなかったのだけれど、変わってきてしまったのだから仕方ない。

はっきりと気付いたのは昨晩のレッスン。

植村先生がよく仰っていた。

レッスンというのは、本当に有難い。自分のことはわからなくても人のことはよくわかる、と。

今までそんな助言はしたことはなかったのだけれど、植村先生、そしてその師である川崎先生のフルートを演奏されている写真がふと浮かんだ。

最近、川崎先生の曲ばかり吹いているせいもある。

御二人に共通する要素がなんとはなしに浮かんだ。

そして、それは私には今まで、全くなかったもので、考えたこともなかったものだった。

でも、言葉にしたとたんに、勝手に顎の骨が移動して、おそらく本来の位置に収まった。

もっといえば、こうなった原因は信頼している知人に勧められて興味本位で受けたオステオパシーの影響かもしれません。

色々と面白く驚くことばかりでしたが、そこでなんと私の右半身の不調は親不知抜歯の影響もあったかもしれないけれど、むしろ肝臓が弱っているせい、との指摘。

肝臓のある右わき腹を支えてやると、すっと痛みがひくのにびっくり。
・・もしや、フォアグラとまではいかないまでも肥大して重くなっているのか?

問診の時、

「お酒は?」 「好きですねえ・・」
「甘い物は?」「それも好きなんですよ・・」
「油ものは?」「もう大好きです!」
「運動は?」「・・嫌いです。」

という会話があったので、そこから推理されたデータによるのかもしれないけれど、実際に痛みの変化が大きくあったので、本当に驚きました。

さしたる動きも、力で押すようなことも一切なかったのに、不思議なことに終わったあとは身体がポカポかで、ほぐれているのを実感。視線も高くなっている。

「色々と修正したので、これであとは自己治癒力が働いてくると思います。もし必要だと感じられたらまた3、4週間後くらいにどうぞ。お酒はあなるべく控えて、季節の野菜など中心の食事に。」とご助言いただきました。

イメージとしては野口整体に近いところもある。

(オステオパシーはちゃんと学んで資格を持っている事を表記証明している治療院を探すことをお勧めします。検索した中にはちょっとアレ?というのもあったので。)

帰宅してからはとても眠くなり、早い時刻からたっぷり眠りました。
そして、昨日は顎のポジションが変化。

フルートの音の力強さが全く違う。

雀の嘴からハシビロコウの嘴になった感じ。

顎の位置が変わることで、頸椎の負荷も減り、首、背骨、肩甲骨、全てが変化しました。
多分、幼い頃から身体全部を使い、ちゃんとしっかりと生きている人は、元々この顎の位置なんだと思う。


もう一つの思い当たる理由は

「ソの字立ち」

これは、とても脚全体に負荷がかかって疲れるのだけれど、肩が落ちて鎖骨の位置が変わり、息が腹奥と繋がる。

フルート演奏時だけでなく、駅で電車を待つ時、そして歩く時の足運びも変化。

荷物が、そしてフルートが軽くなることにも気が付きました。


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