開花宣言のあった本日、南足柄の弟夫妻を訪ねました。
生憎の曇り空で富士山は全く見えませんでしたが、弟宅で過しているうちに良いお天気に。
住宅街の小さな桜(河津桜?)も咲いていた。
生憎の曇り空で富士山は全く見えませんでしたが、弟宅で過しているうちに良いお天気に。
住宅街の小さな桜(河津桜?)も咲いていた。
そして、この日のランチは夫からのサプライズ。
「いいところみつけたんだよ~」
と、直前まで、どこに行くのかは教えてくれなかったのですが、小さな池のほとりの、マス釣り場に隣接したイタリアン。
「え?鱒を釣ってからじゃなきゃ、食べられないのは嫌だよう・・」
と心配でしたが、自分で釣らなくても大丈夫ということでほっとする。
鱒はミュンヘンでも湖の側のレストランでムニエルにしたものにアーモンドスライスとバターのソースをかけたものがあって、時々食べていたので、ちょっと楽しみ。
外観もなかなかお洒落でしたが、なんと残念なことに定休日でした。
また来月チャレンジすることに。
お店には振られてしまいましたが、ここは酒匂川に隣接した公園で、なんと桜が満開に。
平日で人出も少なく、ゆっくりと、偶然のお花見を満喫しました。
気分はすっかりイタリアンだったので、その後、夫が近場のイタリアンを検索したところ、「青洞窟」というお店がヒット。
目の前は田圃で、周囲は普通の住宅で、洗濯物がひらめいたりしているのだけれど、とても凝った内装で、ちょっとバブル期に戻った感じ。
廊下などは完全に「青の洞窟」でお魚の泳ぐ水槽も。
経験上、こういうテーマパーク的な内装のお店で美味しかったことはなく、値段ばっかり高くて、という感じで当初は、はずしちゃったか・・・?と警戒したのですが、その予想を遥かに裏切る、とても美味しいお料理ばかりでした。
この地域は、様々な企業の研究施設もあり、また最近のリモートワークの普及によって、若い世代の移住?も増えているそうなので、こうしたお店も流行っているのかもしれません。
田圃の中で、無理やり「青の洞窟」と言い張ってやっているのが面白い。
食事の間も、ずっと波の音のBGMが流れていて、寛げました。
そういえば、コロナで行けなくなってしまいましたが、2020年春には、カプリ島の「青の洞窟」に行くはずだったねえ、と二人で思い出す。
・・そろそろ海外旅行も可能になってきたとはいえ、グンと値段も高くなってしまっているし、この3年で、もうあの時予定していた旅行資金は使い切ってしまったし、夫もリタイアしてしまったし、年金暮らしの身としては、もう無理かも・・・
でも、こうして一緒に桜を見て、美味しい物を食べることが出来るだけでとても幸せだ。
この年齢になると「健康」で居られることだけで感謝できる。
夫は
「フルート二本もいらないじゃない。一本売って、たまには連れていってよ~」
と言うけれど、両方使ってるし、そういうもんじゃないので。