絵じゃないかおじさん

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仮想はてな お小説・ストーリィ  開店「京の芋粥」店(005-2)

2014-12-17 08:04:58 | 仮想はてな物語 

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絵じゃないかぐるーぷ
                      平成初めの頃です。
                       題名変更版


  * 開店「京の芋粥」店


イモンガーには、2~3日後と言ってあるので奴も心待ちにして待っていることだろう。平日に、サヤカに乗るのは、最近では極力止している。40も半ばになると、平日に会社から帰って、バイクに乗り回すには、ご近所の手前、気が引ける。購入後、間もない頃は練習のため毎日乗っていたのだが、ずっと昔のことである。


しかし、用事があれば話は別だ。Oさんに言い訳するのに、四苦八苦する。私の顔つきで嘘はわかっているのだが、内職の途中なので深く追求はしてこない。N先生に会って聞くことがあるとか何とかゴマカして飛び出す。


「電話で済むでしょ!」
 少しトゲがあった。
「電話では、失礼にあたるので」と言いながら、冷汗いっぱいで飛びだした。今夜は、生駒に寄るだけで済む。主役は、下ピーが務める。
 イモンガーは、やはり首を長くして待っていた。


「わが主人、生駒の生神・バナイラン様が、是非あなたに門前で、高級料理「京の芋粥」の店を開いてくれるように、頼んでくれと申されましたので、やって参りました」


 バナイランにも観音様のお告げがあったということ。バナイランも観音様の生神だと言うことなどを説明するまでもなく、イモンガーは旅支度をして待っていた。こういう奴には神仏の力は大きい。人間同士だと、中々こうはいかないだろう。観音様を間に挟めばスムーズにゆく。


人間関係の大潤滑油だ。やっぱり、ブツブツやヤハヤハたちが、頭をこねくり回して、作り上げただけはある。精神上の大発明には違いない。その点は、私は大いに評価している。発想の大転換だからだ。そういうものが無いと、人間としての価値に乏しい。せっかく考える力があるのに、それを利用しないのは怠慢だ。考えるのが何のことかも分かっていないバンカカチッチ以下だ。


 イモンガーは、鼻髭を剃り、小ざっぱりとして待っていた。それにしても観音はんの声は、力を持っている。

 下ピーに私を紹介して貰った。ウン、何となく似ているので、親しみが湧く。私は、オッさんと名乗っておいた。またまた、三人乗りで生駒まで、帰った。


平日なので、暴走族も少ないため、交通の取り締まりも緩やかだった。それでも、念のため、裏道ばかりを走ったので、時間は掛かった。生駒で彼らを降ろし、私はサヤカと帰路についた。


 イモンガーには、明日からはバラ色の生活が待ち受けている。ウソも方便とは言え、彼には、観音様じきじきのお言葉、一生消え去ることはないであろう。その言葉を信じ、選ばれた民として、自信たっぷりに生きてゆける。


今までの生活が惨めだっただけに、二度とあのような生活に戻るまいとして、全力疾走するに違いない。また、そういう生き方をしていれば、あの風采の上がらぬ雰囲気も一掃されて、人を引きつけるような人間に変わるに違いない。羨ましい限りだ。


 私も負けてはいられない。かといって、オレの明日に何があるというのだろう。ただいつも通り起きて満員電車に乗って、9時から6時近くまで会社で仕事なるものをして、また帰ってきて寝る。定年までとは言え、何と味気ない生活の繰り返しなのだろうか。


 何がしたいか 何をするべきか われ自身
  40過ぎても 今だに掴めぬ
                             ち ふ



怠惰な生活に少しでもカツを入れるために、
龍はんの全集を読み続けることにした。


                                つづく



あ@西国18/33 6角のイーリーは守り仏

2014-12-17 08:02:54 | 雑文集


 
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 *  6角のイーリーは守り仏

紫雲山 頂法寺 18


 ゴエーカ;
  わがおもう こころのうちは むつのかど
   ただまろかれと いのるなりけり

 この寺は本堂が6角形をしているので、
「6角さん」と呼ばれています。
 その6角さんのある地が、京の中心だったことを表わす
「へそ石」が、今も境内の敷石の中にあります。

 6角のイーリーは、ショートク太子によって、
 連れてこられたそうです。

 太子が4天王寺を建てようとされ、
 この地に材木捜しにやって来ていた時のことです。
 イーリーは、この土地がとても気にいったので、
 太子に夢のなかで、ここに残して欲しいと頼みました。

 イーリーは、太子がいつも肌身離さずつけていた、
 守り仏だったのです。
 太子はイーリーの、たっての頼みでもあるので、
 無下に断るわけに、ゆきませんでした。

 惜しみながら、手放したそうです。

 このイーリーには面白い話が二つあります。
 一つめは、桓武天皇の頃の話です。
 天皇は、平安京を作り、碁盤の目のような、
 道路にする予定でした。


 青写真でみると、道路の中程に6角さんが位置しているのです。
 これには、天皇も弱りました。
 寺を、どこかよその場所に移そうかと思案していたようです。
 これを聞いたイーリーは、慌てました。
 せっかく200年余りも住んだ場所、
 簡単に、引っ越しさせられては堪りません。


 その夜のうちに、お寺を道路から、
 15mばかり引っ込ませました。
 それにより、引っ越しだけは、免れたようです。
 一夜のうちに、どのようにして、
 本堂を移動させたのでしょうか。
 これには訳があるのです。

 偶然の悪戯と言ってもよいでしょう。
 その夜、運よくつむじ風が吹いたのです。
 イーリーの願いと自然現象が、ぴったりと一致したのです。

 まあ、こんなことは、何100年に1回起こるかどうか。

 6角さんはつむじ風に乗ってくるくると回ってから、
 ふわりと舞い上がり、少し離れた場所に無事に着地しました。
 きっと、6角の形が、よかったのでしょうね。

 もう一つの話は、シンラン上人が、
 ここで悟りを開く夢を見たようです。

 その夢の中に、イーリーが現われて、
 私が女性になって、貴方のお嫁さんになってあげましょうと
 言ったらしいのです。

 僧侶は、妻帯禁止という厳しい戒めがある宗派も
 あるようですが、如何なものでしょうか。
 女性は、男が何かする時には足を引っ張るものでしょうか。
 何1,000年前にも、同じだったんでしょうかねえ。
 人間が、子孫を残さないような考えを、
 持つのはどうかと思いますが、何を考えているんでしょうか。

 ブツブツはんにしても、子供は一人、
 ばっちりと残しているんですってね。
 子供を作ったのは、悟りを開く前のことだから、
 関係ないとでも、言うんでしょうか。


 それにしても、ブツブツはんの教えとは、
 一体どれが本当なんでしょうかね。
 本人が、書いたものを残さなかったものだから、
 弟子たちが、好き勝手な解釈を施すんですねえ。

 偉大な人間というのは、
 普通の人間を、悩ませるんでしょうか。

 本人は、一つのことしか言ってなくても、
 あれやこれや、もうやたらめったら、
 解釈が生まれてゆくんですね。


 だいたい、人間が人間に対して、
 精神的に屈することが、
 そもそもの間違いの始めだと思います。


 といいますのは、人間なんていうものは、
 訳のわからない、不確定な存在なのです。
 論理だてて、見るところに、
 過ちが生じるんですよね。


 ほどほどに見ておけばいいものを、
 絶対視するから、おかしくなってくるようです。


 諸行無常と唱えながら、
 己は、その論理からははずれていると、
 錯覚しているんでしょうね。


 フグが、己の毒にあたらないようなもんでしょうか。

 そろそろ、ブツブツ教も整理し直したら、どうなんでしょう。
 不要な所は大胆に切り、必要なことは追加する。
 きっと宗教の見直しが、必要な時代が来ているんでしょうね。


                 この項おわり


あ@英訳ドン作川柳集886 大しわに小じわ上書きしわだらけ

2014-12-17 08:01:14 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


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                               おわり


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あ@つぶつぶ(日々)246 今日もまた日が過ぎてゆくもっともな

2014-12-17 07:59:55 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


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*  English translation 


  246 今日もまた日が過ぎてゆくもっともな



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    The most a day Yuku past also today
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また、ほとんどの日ゆく過去の今日





     この項おわり



つぶつぶ(22”22”)・・・・・

あ@おつとめ057  Yちふ太  新人慣れて  雑ネクタイ

2014-12-17 07:58:49 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)



 
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ドン作雑文集より

 

                               
   * 057  Yちふ太  新人慣れて  雑ネクタイ



  


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     その他のネクタイはルーキー太極拳フーYに慣れ