絵じゃないかおじさん

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仮想はてな お小説・ストーリィ  知理・芥グループ一同に会す(007-1)

2014-12-21 08:52:32 | 仮想はてな物語 

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                      平成初めの頃です。
                       題名変更版





 * 知理・芥グループ一同に会す


 やっぱり思っていた通り、キヨヒメから迎えに来てくれという頼みのメールが、「縄通」ネットで入ってきた。彼女は一時、整形手術をして、それはそれは面白い格好していたのだが、やっぱり元の姿がいいと言って再手術を受け直している。


だから、今は何の変哲もない蛇の姿に戻っている。キヨヒメとむーみぃ姫、吸ばばの迎えには、万博公園の太陽の塔のタイタイに頼むことにした。わが家のコロも空を飛べるのだが、3人も運ぶには、荷が重すぎる。また、私も愛バイク・Sサヤカで迎えに行ってもいいのだが、御坊市まで往復して生駒まで連れて行くには、ちょっと疲れる。


帰りに送って行ったりすると、1~2日寝込みそうだ。この点、タイタイだと、3人ぐらいなら簡単に運んでくれるだろう。私は、「地獄変」を何度も何度も期日までに読んでみた。漢字が多く用語の意味も、よく分からない。ただ粗筋が頭に入ったので、後は皆の話を聞いていればなんとかなるだろうと思った。


 土曜の夕方、私は、例のごとく、
「ちょっと、バイクで一回りしてくる」と、わが妻Oさんに告げて家を出た。Oさんは、夜の8時までは内職しているので、深くは追求してこない。私も、一度家を出れば、鉄砲玉になるタイプである。途中、ラーメン店で、みそラーメンを食った。彼らが、多分ご馳走してくれるであろう「芋粥」は、口に合わないからだ。イモンガーには悪いが、嫌いな物は嫌いなのである。


 7時過ぎに、バナイランの家に着いた。神殿の南側に新築の8LDKの豪華な家が建っている。新興宗教は当たればあっという間に大きくなるものだ、と感心して見入っていた。


玄関口には、あかあかと明かりが点いていて、信楽焼きの大狸の置物が置いてある。これは、私が紹介したものだ。信楽焼きのグループ・ヤキダー連の幹部の一員・ナカヤキである。用心棒として、親分ドン・ガラッキーの贅沢な酒代稼ぎのためにアルバイトに来ているのだ。



{ナカヤキはん、今晩は、いつもご苦労さん}
{やあ、オッさん、あんたもご苦労でんなあ。一つ力を貸したってんか}
{わたしなんか、居ても居なくても変わりませんのですが・・・}
{いやいや、そうご謙遜なさらずとも}


 彼も大分口が上手になってきた。もともとムスッとした男だったのだが、人中で揉まれているうちに愛想の一つも言えるようになってきたのだろう。彼の後には、何千、何万のヤキダー連が手控えているのだから、バナイランたちも、少々高いアルバイト代を払っても、それで安心が買えると思えば安い買物のはずだ。


 「今晩はー」 戸をがらがらと開ける。ガラバァが、すぐ出てきた。


 ああっ! 何と艶かしい!
 あのシワシワばぁさんが、私とあまり違わない年ごろの女に変わってきているではない か!

                                

                                つづく



あ@西国22/33 亀乗りの総持のファーティ

2014-12-21 08:51:28 | 雑文集
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 * 補陀洛山 総持寺 22

 ゴエーカ;
  おしなべて おいもわかきも そうじじの
 ほとけのちかい たのまぬはなし

 総持のファーティは、
亀に乗った変わったカンノンはんであります。
これもまた、ご多分にもれず、遠い昔のことであります。
まあ、時間が後から前に流れているものですから、
 当然のことであります。


 これは藤原タカフサという、
 藤原鎌足の子孫のお話であります。
 そのタカフサが、九州に転勤の途中のことでありました。
 淀川を下っていたときのこと、
 河岸で漁師たちが大亀を、
 苛め殺そうしておりました。

 殺生が嫌いなタカフサは、当然舟を岸につけて、
 漁師たちに亀を放すように命じましたが、
 今日は、これしか食べるものが捕れませんでしたとか、
 何とか言って、素直にはいうことを聞きません。

 そこで、タカフサは反物と亀を交換することに致しまし
た。亀は、首を上げ下げしながら、川の中へ消えてゆきま
した。タカフサには亀が芸を仕込まれているとも露知ず、
 お礼を言っているように見えたのです。

 普通なら、ここでだまされたと感じるはずなのですが、
 タカフサは、疑うようなことは知りません。
 これは漁師たちが仕組んだ新手の商売だったのです。
 仕立ての良い舟が見えますと、彼らは、亀をダシにして、
 金品をせびり取っていたのです。

 当時のエラい人たちは、仏教信者が多いものでしたから、
 生きものを苛めているのを見かけますと、
 必ずチョッカイを出してきました。

 目の前で、殺生されることを忌み嫌ったからでしょう。
 漁師たちは、殺生が商売なものですから、
 おエライさんの、自分は手を汚してないぞというような
 態度も気に食わなかったのでしょうね。

 いつの頃からか、からかい半分で、
 このようなアルバイトをするようになりました。

 そのタカフサには、マサトモという長男がいましたが、
 母親は継母でありました。
 この継母は、自分の息子を跡取りにしたいと、
 常々思っていましたので、任地に着くまでに、
 乳母にマサトモを舟から落とすようにと命じていました。
 乳母は、賢い人でありました。

 亀の芸を見抜いていたのです。
 舟べりで、おシッコをさせている時に、
 あの亀が見えたのでわざと手を離しました。
 といっても、亀に助けられるかどうかわかりません。

 しかし、継母が、その邪心を捨て去らない限り、
 幼いマサトモは誰かに殺されてしまうでしょう。
 カンノン様に、この子に奇跡を起して下さいと、
 一心に念じて、手を離しました。

 マサトモが助からなければ、
 自分も川に飛び込もうと思っておりました。
 マサトモが、川に落ちるやいなや、
 亀は、やっぱり助けに来ました。

 子供が川に落ちれば、
 背中に乗せる芸を、仕込まれていたのです。
 子供を助けると、腹いっぱい、
 旨いドブロクを飲ませてくれるのです。

 マサトモは、面白がって亀とともに遠くへ去りました。
 そこで、乳母は大声で泣き喚きました。
 もちろん、指はマサトモが居なくなった、
 反対の方向を指差しました。

 よく見つめますと、川面にマサトモの姿が、
 見えないことはないからでした。
 父親のタカフサは青ざめ、
 継母の口元には、うす笑いが浮かんでおりました。
 すぐさま屈強の若者が、
 2~3名赤い褌姿で飛び込んだのですが、
 当然見つかるはずはありません。

 5~6時間も捜し回って見つからないので、
 タカフサたちは諦めることに致しました。
 その頃、マサトモは亀の背に乗って、
 浅く潜ったり、水の上に出たりと思う存分、
 水遊びを楽しんでおりました。

 夏の暑い季節ですから、
 気持よくてたまらなかったようです。
 魚も近寄ってきます。
 藻も流れてきます。
 あっという間に、時間が過ぎてしまいました。

 遊びつかれたマサトモは、舟へと戻ってまいりました。
 舟べりには、どよめきが起こりました。
 乳母は目にいっぱい涙をため口に指を立てて、
 何も言うなという合図を送っております。

 マサトモは、乳母の仕草どおり、
 何も言わず黙っておりました。

 父は、
「これも日頃の信心のおかげ。ありがたや、
 ありがたや、カンノン様」
 と大粒の涙を流しております。
 継母も、これには恐れいったようであります。
 このお子には、仏様がついていると、
 観念したのでありましょう。

 マサトモを殺すなどというような、
 気持は消え失せてしまいました。
 マサトモは成長して、魚料理が得意になりました。

 亀が縁で、魚の生態を学んだのでしょう。
 魚の殺し方、料理の仕方、食べ方は、
 超一流だったそうです。

 魚も、どうせ料理されるなら、
 マサトモの手にかかりたいものだと
 思っていたそうであります。

 マサトモは、魚を料理する時、
 針を脳に刺し、魚を恍惚状態にしてから、
 一思いにバッサリと殺してやったそうです。

 名人と呼ばれる人は、魚の心がわかるものなのですね。


                この項おわり



あ@英訳ドン作川柳集890 大しわに小じわ予測でしわだらけ

2014-12-21 08:50:14 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)

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   *  大しわに小じわ予測でしわだらけ







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    大しわに小じわ予測でしわだらけ        ドン作(ちふ+)

            ↓
     Wrinkled with fine lines predicted large wrinkles 

            ↓           
     細い線でしわは、大きなしわを予測し 
 


                               おわり


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あ@つぶつぶ(日々)250 今日もまた日が過ぎてゆく当たり福

2014-12-21 08:48:57 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)



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*  English translation 


  250 今日もまた日が過ぎてゆく当たり福



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      (ほんやっ君のとある無料の英訳)

    Per fortune that day Yuku past also today
         ↓
      (ほんやっ君のとある無料の和訳戻し)

フォーチュンあたりのその日ゆく過去にも、今日





     この項おわり



つぶつぶ(22”22”)・・・・・


あ@おつとめ061 Dボリ史 新人いじめ やり返し 

2014-12-21 08:47:51 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


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ドン作雑文集より

 

                               
   * 061 Dボリ史 新人いじめ やり返し 



  


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