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絵じゃないかぐるーぷ
この夜、私は、何気なく昭和初期の様子を知りたいと思って、
「縄通」ネットの昭和初期の項目に飛び込んでみました。
平成の始めと、どう違っているか、雰囲気だけでも知りたいと思って
軽い気持ちでアクセスしたのですが、思わぬ難題にぶつかりました。
龍はんの自殺は、まがいもない事実です。
下ピーが指摘するように、考えてみれば、自殺といえども殺人の一種である
ことには異論がありません。
己が己を殺していいなどという許可証は世界中どこを捜しても見当りませんし、
正面きって認めているような影響力の大きい宗教もありはしません。
ということは、誰もが自殺者に対して無力であるのでしょう。
自殺は殺人であるということに対しては、私も大賛成であります。
もし、殺人が「地獄送り」の最低条件になるのでしたら、自殺者は地獄に
送りこまれたとしても致し方ないと思われるのです
私は、ワープロ通信をそうそうに切り上げて、筑摩書房の「芥川龍之介集」を
パラパラとめくってみました。
自殺を匂わせるようなセンテンスが、あちらこちらで見え隠れしておりました。
私の愛読書の一つだったので、少し読めば、何とか話のあらすじだけは、
頭の中に浮かんできました。
しかし、内容となりますと、そうそう同意するわけにはまいりません。
やはり、考え方、モノごとの捉え方というものが違っておりますので、
理解しかねる事も多いのです。
凡なる者の典型の私が、天才に近づけないのは、これはどうしようもありません。
しかし、それで関係を断ち切っていたのでは、先には進みません。
読書の百遍もすれば、何か伝わるのではないかと読み続けておりました。
ありがたいことに、そういう訳でパラパラとめくれば、あらすじだけでも
伝わるようになっているのです。
やはり、日の本の国は、言魂の幸はふ「お国」、龍はんもその言魂に
己を呪縛されてしまったのでしょうか?
この項おわり
絵じゃないかぐるーぷ
この夜、私は、何気なく昭和初期の様子を知りたいと思って、
「縄通」ネットの昭和初期の項目に飛び込んでみました。
平成の始めと、どう違っているか、雰囲気だけでも知りたいと思って
軽い気持ちでアクセスしたのですが、思わぬ難題にぶつかりました。
龍はんの自殺は、まがいもない事実です。
下ピーが指摘するように、考えてみれば、自殺といえども殺人の一種である
ことには異論がありません。
己が己を殺していいなどという許可証は世界中どこを捜しても見当りませんし、
正面きって認めているような影響力の大きい宗教もありはしません。
ということは、誰もが自殺者に対して無力であるのでしょう。
自殺は殺人であるということに対しては、私も大賛成であります。
もし、殺人が「地獄送り」の最低条件になるのでしたら、自殺者は地獄に
送りこまれたとしても致し方ないと思われるのです
私は、ワープロ通信をそうそうに切り上げて、筑摩書房の「芥川龍之介集」を
パラパラとめくってみました。
自殺を匂わせるようなセンテンスが、あちらこちらで見え隠れしておりました。
私の愛読書の一つだったので、少し読めば、何とか話のあらすじだけは、
頭の中に浮かんできました。
しかし、内容となりますと、そうそう同意するわけにはまいりません。
やはり、考え方、モノごとの捉え方というものが違っておりますので、
理解しかねる事も多いのです。
凡なる者の典型の私が、天才に近づけないのは、これはどうしようもありません。
しかし、それで関係を断ち切っていたのでは、先には進みません。
読書の百遍もすれば、何か伝わるのではないかと読み続けておりました。
ありがたいことに、そういう訳でパラパラとめくれば、あらすじだけでも
伝わるようになっているのです。
やはり、日の本の国は、言魂の幸はふ「お国」、龍はんもその言魂に
己を呪縛されてしまったのでしょうか?
この項おわり