絵じゃないかおじさん

言いたい放題、自由きまま、気楽など・・・
ピカ輪世代です。
(傘;傘;)←かさかさ、しわしわ、よれよれまーくです。

仮想はてな 池の尾っぽ・ストーリィ  001

2015-01-08 08:03:55 | 仮想はてな物語 
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絵じゃないかおじさんぐるーぷ


 * メール2通

  今は、ほんのちょこんと昔のこと。

知多半島に住む白龍のチターンから、「縄通」ネットでメールが入ってきた。


{オッさんよー。この間の金色のマニキュア、今だに取れへんでぇ。何とかしてぇーな。目立ってかな湾、ここ伊勢湾。常滑(何処舐め)ても、取れないないから、悲しくもねぇのによー、爪噛んだららった、カンダッタ。そしたら知多(血だ)。もう爪剥がれて痛くてかな半田(わんだ)。46497ー(よろしくな ー これ年末ジャンボの当たり籤です。この番号探して買ってくだはれ。もし外れたらベンチにアベック(ありつく)けに。 唾移胃治癌欣・宝くじ部・公園ベンチ普及課)}


 しまった! コロに除光液持たすの忘れてた。その夜、早速、包帯とメンソレを一緒に持たせてコロを送り出した。それにしても、あの乗り、誰のが移ったのだろうか。知多半島の宣伝までしている。お前さん、人嫌いではなかったのかい? 海水浴の客増えても知らないよ。


 ここで、「縄通」ネットとは、人間界と間界との交流を計るために設けられた通信網である。


パソコン・ワープロ通信とテレパシー通信の相互乗り入れが可能であり、屋久島に住む樹齢2,500年以上の縄文杉のジョジィが主催している。


奈良県の唐招提寺あたりの千手千眼観音、観女センティが1,000本足らず(ただいま、かなりの数、リース中である)の手にモノを言わせて、通訳、取り次ぎ、代打ちなどを引き受けてくれている。唐招提寺のすぐ南隣にある薬師寺ちかくの東塔・西塔のトフトフコンビが、その通信網の中継基地となっている。


 その夜、その「縄通」ネットにメールがもう1通入ってきた。奈良県の生駒に住む、象鼻の新興宗教家バナイランからであった。



{オッさん、竜昇りの節はご苦労はん。たびたび使って悪いんだが、  宇治の池の尾っぽまで、一緒に行ってくれへんか? バナもっこり モコモコの行状が目に余るのでな・・・}


彼のメールによると、バナモコモコ(長いのでこう略させていただきます)が、あまりに仕事熱心なものだから、池の尾のっぽ男たちが、バンナ寺の打ち壊しを企てているらしい。今日も、2人のドン百姓が訪ねて来て、「先代、何とかしてくれ。あのモコモコのカカ狂わせの術何とかしてほしい。カァちゃん連中が朝から、鼻歌などを歌ってご機嫌なのはいいのだが、トゥちゃんたちの相手、全然せんようになってしもうた」と訴えてきたそうだ。



 彼女らは「鼻太(あなた)の裏道(リード)で腸次輪(わたしは)、望得る(燃える)ー」ので、トゥちゃんでは満足出来なくなり、最近では池の尾っぽの女という女は、すべて男を小馬鹿にするようになってきたと言う。もうナニから何まで、バナモコモコ様々で、明けても暮れても何か用事を作ってはバンナ寺に行こうとするらしい。困ったことになったものだとバナイランは嘆いていた。


 やっぱり! 心の伴わないセックスは、麻薬も同じだ。薬の効き目が切れるとすぐにまた薬を追い求めるのだ。心の空洞はそう簡単に埋められるものではない。ブツブツたちの仕事の一つは、心の空洞に青い水仙の変わり(注1)に、彼らの教えを詰め込むことによって、その空しさを追い出そうとしているのに、バナモコモコは、その空洞をそのままにしておいて、その時間に快楽を与えることによって紛らわさせそうとしている。


確かに、その刹那はそれで何もかも解決したように見えるかもしれないが、そんなものは長続きしない。すぐに忘れてしまうものだ。だから、またさらなる快楽を追い求める、ようになるそういうものは、明らかに邪道だ。焼き払ってしまえ! と叫びたいのだが、せっかく荒れ寺を新築して社会資本を充実させたものを焼いたりするのは具の骨頂である。


また、おかしいなりにも、信者がいる。その人たちの心を逆撫でしては、恨みを買うだけである。これは納得のゆく改宗に導かねばなるまい。それが時代の知恵というものであるのだろう。


 しかしながら、こんな厄介な人の心に入りこむような高度な問題には、係わりたくはない。自分のことさえ、ロクに把握出来てないのに、無理というものだ。私は、その旨の返信メールをバナイランに送ってやった。


{オッさんに、そんなこと期待してはいないよ。痩せても枯れても、わしは先代の内供さま、そんなことはわしがする。オッさんは、見たことを素直にブツブツさまに報告してくれれば、それでいいんじゃ。わしとて、責任あるからのぅ。極楽で、ブツブツ様に、同罪じゃいうて鼻ぺんぺんは適わんからのう。これでも鼻が可愛ゆうてならんのじゃ}


 いつの間にバナイランの耳に入ったのだろう。それにしても、この「縄通」ネットにはコンピルスのヤツが蔓延っているに違いない。バナイランに告げたのも、きっと彼の仕業なのだろう。


 コンピルスとは、コンピュータ・ウィルスの1員で、事実を捻まげて告げたり、内緒の話を公開したり、プライバシーを侵害したりする、コンピュータ通信に巣食う悪戯小僧である。


彼の敵は、鏡の精のヤッタールまたはジゾ坊である。ヤッタールはヤタの鏡を始めとする全世界の鏡という鏡を支配し、生きものの遺伝子分析、心の解読まで出来る能力を持っている。ジゾ坊は、別名お地蔵さんの名を持ち、6道ループ界を自由自在に行き来して、日夜、悪・不正と戦っている少年である。


ここで、6道ループ界とは、天、人、修羅、畜生、餓鬼、地獄の6ループ界のことを指し、ブツブツたちは、欠陥コンピュータ・ソフト(注2)のごとく無限にループを繰り返すループの世界(輪廻界)から、非ループの世界にワープせよ(これを、彼らは解脱と呼んでいる)と説く。



シワ取りアミンダはんは、その名の通り48項目の要求を掲げて勝ちとり、西方極楽スペースを主催しているオッさんであり、ダースのヤクシーはんは、12項目の東方浄瑠璃スペースを主催しているオッさんである。この二人のオッさんに代表される非ループ界は、他にも無数のスペースがあるらしいのだが、今ここでは重要でないので、「縄通」ネットのデータ・ベースにはアクセスしないでおく。


 ブツブツはんは、早く言えば、非ループ界の宣伝マン兼アドバイザー兼運転手兼・・・とにかく、ループ界から非ループ界に人を引っ張りこむことを本業としている呼び込み屋、連れ込み屋グループの総元締めである。また、その抜け道は、人ループ界にしか建設されていないので、その世界に重点をおいて活動している。


 龍はんによれば、ブツブツはんは、今、シワ(48)取りアミンダ・オッさんの主催する非ループ界の一つである極楽スペースに居候をし、暇にまかせては、蜘蛛の糸で地獄ループ界でうじゃうじゃ藻掻き苦しんでいる極悪人を釣ること趣味にしているらしい。


 つい最近のアンナOさんの報告でも、釣り糸を垂らしを続けているとのことである。それにしても、他にすることないんかいなぁ。


                                  つづく


あ@「西国バイク行」   6/8

2015-01-08 08:02:45 | 雑文集

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   5/8より


 中山寺の売店のおばさんたちの声を背に、強行軍の始まりです。


  気をつけてと 見送り背中を 離れゆく
   一期一会も 旅にあればこそ


 兵庫の清水寺から、一乗寺にゆく途中で、
 コスモスの花たちに、呼び止められました。


  コスモスの 拡がる畑に ブレーキは
   自然とかかる 花は友の声


 円教寺のカンノンさまたちに、親しみをこめて、


  脇に立つ 33観音の 御顔に
   ハローと声かけ 声かけまくる



 中山寺から円教寺、そして、
 成相寺についた時には、夕方の6時を過ぎていました。
 奈良県、大阪府、兵庫県、京都府と一日で、
 こんなに廻れるのも、
 渋滞に無縁のバイクのお陰です。


  人ひとり 姿も見えぬ 成相に
   背筋ちぢめる 小心翼翼

           
              7/8へ




仮想はてな・ストーリィ 嘆きのゴキオーラ 3/9

2015-01-08 08:01:36 | 仮想はてな物語 

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* ゴキオーラとの出会い

ある日曜日の朝早くのこと。
オレは二階の寝床から一階の台所へと下りた。起きれば水道の水をコップ一杯だけ飲む習慣がついている。便秘にいいと聞いているからだ。蛇口を数分出し流しにして昨晩の水道管のアカが流れ落ちるのを待つ。


その時、ふと足許を見るとゴキブリ取り用の紙で出来た家の玄関口に兜虫が入っているのが目についた。こいつは朝から縁起がいいや。小学生の次男ドン次郎の笑顔が見られるぞと一人ほくそ笑む。やはり早起きは300円の得だ。ヤツは尻をまる出しにして足をゆっくりと動かしていた。己が深刻な状況に追い込まれている割りにはのんびりと構えている。鷹揚なヤツだなと思った。オレは座り込んで素早くその屋根をこじ開けてみた。



ムムッ、おかしい!
角がない。牝かな? それにしては、羽の形が変だ。あんな長いヒゲがあったのかいな? どうも兜とは違うようだ。ゴキブリ取りに入っているのだから、やはりゴキブリなのか? だが、普段見慣れているヤツとは様子が変わっている。あの身の毛もよだつようなテカテカ光りがない。それに図体も大きすぎる。


 何やこれ! がんじがらめで 動けへん
  われゴキブリとて いくら何でも
                           ゴキオーラ


何にしろヤツを取り出して助けてやろう。足がベタッと張りついている。ゆっくりと剥がしてやった。


冒頭にも書いたように、わが妻Oさんはゴキブリが大嫌いだ。ヤツを見ると声を張り上げ目の敵にして追い掛け回している。日頃の優しい目つきがガラリと変わる。オレも浮気などしたら、あんな目に遭うのかと、恐る恐るチラチラと横目を送って、結末を静かに見守っている。



大体が逃げられているようだ。運動神経はオレ達夫婦とも鈍いから、わが家に住む害虫どもはいい家に当たったと、さぞかし喜んでいることだろう。ゴキブリ取りは、そんなOさんにとっては胸のすくような仕掛けなのだろう。家のあちこちにセットしては、捕獲を期待している。


しかし、オレはどうもあれは頂けないと思っている。やっつけ方が残酷過ぎるように感じる。動けなくして干乾しにし、じわりじわり殺すようなやり方にはついていけないのだ。どうせ殺すのならスパッとやってやれと思う。前のやり方なら己の手を汚さなくてもよいが、後の方はじかに手を下す必要がある。



第三者から見れば、オレの考えの方がはるかに残酷に映るだろう。中にはどうせ殺すのだから、どちらも50歩100歩だと言う人があるかもしれない。けれども、スパッとやれとは言うものの、時々Oさんの目を盗んでは、こっそりと罠に落ちたヤツを逃がしてやっている。ゴキブリは好きではないが、日頃Oさんから指摘されているように仲間のような気がするからである。


Oさんが、あんなにゴキブリ嫌いになったのには訳がある。犯人は何を隠そう、このオレなのだ。だがオレも意識してそうしたのではないのだから、ゴキ公にとっては非常に迷惑なことだろう。オレも不注意だったが、あのゴキ公も悪いのだ。

あれは何年前になるのだろうか。



                                      つづく


あ@英訳ドン作川柳集908 大しわに小じわ抱えてしわだらけ

2015-01-08 08:00:21 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


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   *  大しわに小じわ抱えてしわだらけ







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    大しわに小じわ抱えてしわだらけ        ドン作(ちふ+)

            ↓
     Wrinkled suffer wrinkles in large wrinkles 

            ↓           
     大しわのしわが苦しむしわ 
 


                               おわり


仮想はてな Oあゆか
仮想はてな ドン作



あ@つぶつぶ(日々)259 今日もまた日が過ぎてゆく隙間無く

2015-01-08 07:59:01 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


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ピカ輪世代(世に団塊とも)の一断面を目指して。


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*  English translation 


  259 今日もまた日が過ぎてゆく隙間無く



        ↓
      (ほんやっ君のとある無料の英訳)

    Without a gap that day Yuku past also today
         ↓
      (ほんやっ君のとある無料の和訳戻し)

その日ゆく過去もギャップ本日のない







     この項おわり



つぶつぶ(22”22”)・・・・・