絵じゃないかおじさん

言いたい放題、自由きまま、気楽など・・・
ピカ輪世代です。
(傘;傘;)←かさかさ、しわしわ、よれよれまーくです。

仮想はてな・ストーリィ 嘆きのゴキオーラ 9/9

2015-01-14 07:45:01 | 仮想はてな物語 

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絵じゃないかおじさんぐるーぷ




サヤカのヘッドライトに当てて、よく見ると、どうも失神しているようだ。そのまま、ポケットに入れ帰ってきた。帰る途中、このまま文明生活に溶けこまして、急激な変化を与えると病気にでもなりはしないかと思ったので、また丘に引き返した。脚の太さほどの朽ち木をマムシの恐怖に耐えて2本ほど捜し持ち帰ることにした。オレの家のささやかな庭の隅において、しばらくはそこに住まわせてやろうと思ったからだ。


家に着いて朽ち木を庭の隅においた。またまた、サヤカの給油口を開けて、
{ご き お ー ら ー っ} と、そっと呼んでみた。夜中なので声がよく響く。人に聞かれてもまずいが、ヤツには届かねばならない。4~5回呼び掛けると、のそのそとやってきた。


{ドッさん、こんな雨の夜中に何してるの?}
{しーっ、これ} ポケットから、ゴキOさんを取り出す。
{ドッさん、何したんだ!!}
おおっ、恐っ! コイツでも、怒る元気があったのか。オレは、かいつまんで話す。いい事をして恨まれていりゃ世話はない。ゴキオーラがヒゲで10回も撫でると、彼女は気がついた。やっぱり、ヤツラの世界はヤツラでなければわからぬ。


{ゴキOさん、気がついたか?} オレは、最後の詰めをした。
{ははーっ、あなたさまの言うことなら、何でも聞きます。オッさん神 さまっ}
手を合わせてオレを拝んでいる。
ゾゾー。気色わるー。
{では、今日からここで暮らせ。あそこに住まいも作っておいた。神 などになるなど下らない考えは捨てて、ゴキオーラと仲良く暮ら   せ。わかったか!}
{はい。肝に銘じます}


ゴキオーラは、また元通りのおっとりとした顔に戻って事の成り行きをぽっかーんと見守っていた。ただ、ゴキOさんが、いとも簡単に帰って来たことが不思議でならないのだろう。このオレにしてもそうだ。こんなにうまくいくとは思っていなかったのだ。だが、こういう事もたまには起こりうるから人生は面白いのだ。

ゴキオーラたちを朽ち木に置いて雨よけの覆いをかけてやり、家の中に入った。

わっ!

Oさんが、アイロンをかけながらキッと睨む。
「夜中にうろうろして、何とも感じないの!」 聞き流すのみ。そのうち、わかってくれるだろうと楽観している。
「あのー。庭の隅に古い木置いているから、捨てんといてや」
「また、何始めるの!」
「ドン次郎の兜虫用の木だ」 Oさんの泣きどころ、猫可愛がりしているドン次郎をダシに使う。思わずぺろっと舌が出てしまった。


あーあ、疲れた。やること全て、こんな結果ばかりならいいんだけれど・・・


                                 おわり



仮想はてな 世の中は虚仮風にて・ストーリィ 1/7

2015-01-14 07:43:47 | 仮想はてな物語 
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絵じゃないかぐるーぷ


  あなたも、いつかは虚仮風老人に?


            こけふう
 「仮想はてな 世の中は虚仮風にて・ストーリィ」




この世は、虚仮よ!
すべて虚仮!!

その虚仮の世を、虚仮て、虚仮て、
虚仮倒して、生きようぜ!

これは、わが家の守り神、
自称、当年とって3.5億歳のごきぶり、

ゴキオーラの口癖です。

彼は、ほんの3年ほど前に仕入れた言葉だと
言っておりました。

もちろん、仕入先は、あの聖徳太子さま、
でありますが、ゴキオーラには、
神さま・仏さまを信仰する気なんて
毛頭ないようです。
ころころと、信仰の相手が変わる人間の宗教には、
呆れているようでもあります。

まあ、己が神仏のような存在なのですから、
それも無理ないと思います。

何しろ人間が出現する以前から、
この新益京の宮跡あたりを、
はいずり回っているものですから、
いまさら人間の浅智恵など、
借りたくはないのかもしれません。

ゴキ1年とは、人間界の時間に換算すれば、
500年に相当するようです。

私は、彼の言うことの意味が、
あまり理解出来ませんので、
そういう話になれば、
ちょっぴりとからかっております。

そんな私の接し方に、彼は、
頭に、カチンと、来ているようでもあります。

それがです。
ゴキオーラの言葉を借りなくても、
ついに、
わが家にも、虚仮の時代が、
やって来てしまったのです。

今朝も、そうでありました。
「お義母さん、自分の布団で寝て下さいよっ!」

これは、私の言葉であります。
妻のあゆかが、
目を覚ましそうだったので、
私が、先制攻撃をかけてやりました。

先に、言われるとむかっ腹が立ちますので、
私は、腹の虫を、さっさと追い出しておきました。
こうして、腹立ち虫を放遂しておきますと、
次の虫が育つまでは、腹も立たないのであります。

生活の一つの知恵なのでしょう。

「あっ、お義父さん、またこんな所で寝てっ!
 自分の寝床があるでしょ」

やはり、あゆかが私の方を見るなり、
こうのたまってくれました。
いつの間にか、朝の恒例になってしまっている
会話なのです。

「はいはい。ごめんなさいよ」
私は、寝室から出てゆきます。

「あなたあ、どこなの?」
あゆかが叫ぶ。

「出張じゃなかったのかい?」
私は、寝室の外から声をかけます。
「ああ、そうだったのね」

あゆかは、この私のことを、
親父だと、思いこんでいるのです。

実際、歳ととも、に親父に、
似てきたのですから、仕方ないことです。
あゆかは、今年68才になりました。

ということは、私は、
彼女より、2つも年上なのですから、
70才にも、なっているのでしょう。

しかし、年を数えることなど、
とっくの昔に、忘れてしまいました。

年のことなど、ゴキオーラのように、
ホラを吹き通せば、いいのでしょうね。

私も、このさい150歳だと、
偽ってやろうかなあと、思っています。

私は、数年前に仕事から、リタイアして、
ささやかながらも、つつましい生活を送っています。

贅沢さえしなければ、
暮らしに困るということもありません。

最近では、消費意欲も、
すっかり萎えてしまいまして、
あれが欲しい、
これが買いたいなどと、
いうような物も、
めっきり、少なくなってきました。

食べ物なども、
さして、何が食べたいということも、
ないのです。

日がな一日することもなく、
あゆかの背中につかまって、
歩き回るような、
日本型おんぶカブトのような、
老人になりたくは、ありませんでした。

といって、趣味らしい、趣味もありません。

バイク乗りは、腰に悪いと言うし、
パソコン通信も、目が疲れるので、
今では、趣味と呼ぶには、
彼らに、失礼でもありましょう。

そんなわけで、
もう少しだけ、若い頃より、
趣味の質を、変えてゆかなければ、
ならなかったのでしょうが、
簡単に、趣味の飛び移りが、
出来るほど、器用な性格でもありません。

そんなことが災いしましてか、
無趣味に近いのです。

これは、誰のせいでもなく、
私の不徳のいたす所なのでしょうが、
趣味で時間を潰そうが、
無意義に過ごそうが、
自分の持ち時間なものですから、
どう使おうと私の勝手だろうと、
勝手解釈を施して、
自分を、甘やかしてもいるのです。

何とも情けない、
老人病に陥ってしまったことでしょう。

あれほど、青年の頃より、
待ちこがれておりました、
自由時間の束を、
何とも、粗末に扱っているのです。

そんな贅沢な暮らしに、
きっと神さまが、喝を与えたに違いありません。

妻のあゆかが、完璧にボケてしまったのです。

                         つづく


あ@英訳ドン作川柳集914 大しわや小じわに悩みしわだらけ

2015-01-14 07:42:26 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


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あ@つぶつぶ(日々)265 今日もまた日が過ぎてゆく秋盛ん

2015-01-14 07:41:02 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


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ピカ輪世代(世に団塊とも)の一断面を目指して。


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*  English translation 


  265 今日もまた日が過ぎてゆく秋盛ん



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    Akisakan the day Yuku past also today
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今日も一日ゆく過去Akisakan







     この項おわり



つぶつぶ(22”22”)・・・・・


あ@おつとめ086 Dボリ史 点付け作業で 胃壊し

2015-01-14 07:39:50 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)
お薦め世界語=ほじゃけんど=HOJYAKENDO←思わずにっこり、ほっこり


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ドン作雑文集より
(会社員時代懐古篇)

 

                               
   * Dボリ史 点付け作業で 胃壊し


     昇進で、
     部下の格付け作業を、
     しなくなり・・・・・・

  


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     Dボリ史 点付け作業で 胃壊し    ドン作(ちふ+)

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