絵じゃないかおじさん

言いたい放題、自由きまま、気楽など・・・
ピカ輪世代です。
(傘;傘;)←かさかさ、しわしわ、よれよれまーくです。

仮想はてな・ストーリィju  流極楽スペース崩壊篇   3/9

2015-01-27 07:40:41 | 仮想はてな物語 
      copyright (c)ち ふ
      絵じゃないかおじさんぐるーぷ
                   平成はじめの頃です。
  

 朝は、6時すぎに起きて、高校生二人の弁当づくりに、朝食の用意。それから、皆を起こしに回って、連絡帳の書き込み、休次郎ちゃんの着替え、誰かのアイロンがけに、もう髪を振り乱して、悪戦苦闘している。



そんなあゆかさんを横目に、他の家族は見て見ぬフリ。己のマイペースで動いている。何しろ、1対4なものだから、あゆかさんは大変だ。皆が、自分の持ち分をわきまえて、己の領分をきっちりと片づければ、あゆかさんにも少しは余裕というものが出来るように思うのだが、なかなかうまく切り替えが出来ていないようだ。



親は、子供はいつまでも子供と思いこむクセが抜け切らないのだろう。あゆかさんも、ちょっぴり悪いのだ。子供にかまいすぎるものだから、子供たちは、あゆかさんに頼り切ってしまうのだ。


人間世界のことは、よくは分からないが、子供がある年令に達すれば、手を抜いて突放すようにしなければならないのではないだろうか? それを、小さい時と同じように扱っているから、余計に自分自身に苦しめるんだ。


 4人を送り出せば、後がまた大変。みんなパジャマをあちこちに脱ぎっぱなしである。それらをたたんで、食卓の上をみれば、これまた、ゴミの山、顔負けの世界。


ワシ、よだれが落ちそう。汚れも気にせず、ささっとみんなの残り物の欠片を朝食がわりにかきこんで、布団あげに、掃除、洗濯、買物とつづく。



買物が、また、みんなの頼まれごとでいっぱい。スーパーの売り場をうろつくこと、しきりである。買物から帰れば、もう昼すぎ。夕食の残り物で軽い昼食をすませ、夕飯の下ごしらえをする。あゆかさんは内職している。


今の時代3人もの子供を育てるのは大変でもある。教育費もバカにならないようだ。


長女のマイカさんの塾の費用だけでも、一家5人の米代をはるかに上回っている。ちなみに、塾の月謝は、16,000円らしい。


年にすれば、約19万円。米は、年間約250kg購入しているようだから、1kg600円としても、15万円にすぎない。



キロ600円もするぜいたくな米など、めったに買っていないから、実質はもっと少ないはずだ。米代が3分の1になったとしても、10万円浮くだけである。浮いた10万円で、何を買うというのだろう。



まあ、物価が安くなるのに越したことはないが、集団で安くなってもらわなくては意味がないということに気づかないのだろうか。それにしても、おこぼれを頂戴していればいいんだから、これほど気楽な生活もあるまい。



 あゆかさんは、家計の足しにと頑張っている。エレクトーンの教師の免状を持っているから、近所の子を集めて教えているのだ。


休人は、70歳まで住宅ローンをかかえる哀れな奴だ。何も、そんなにしてまで、家を買うこともあるまいにと思うのだが、買ったものは今更言っても始まるまい。奴が、この家を買わなければ、ワシの居心地良い住みかも無くなるので、これぐらいにしておこうか。


あゆかさんの一日の続き見ることにしよう。


内職の合間を縫って、夕食の準備をする。終わるのは、8時すぎ。それから、夕食の最後の仕上げにかかる。8時半に、やっと夕食が始まるここで、揃うのは、2~3人である。クラブ活動や、残業で、みんなが五月雨式に帰ってくる。


だいたい、夕食の終わりは、9時半から10時ぐらいになる。夕食の後片付け、アイロンがけ、風呂に入れば、11時すぎとなる。ばたん、きゅーで一日が終わる。



 そんな生活を送っているうちに、顔には縦横斜めバツ印のシワが増え、頭にはまだら雪のような白髪が蔓延り、地肌が顔を覗かせる歯が傷み、目が衰え、腹はたるんで、尻は膨らむ。もちろん、膚は伸びきり、弛みっぱなし。


足首や首には、ずどん肉がまとわり付いて、病気の2つ・3つも持って、心は萎び、男と女の境界をも忘れ、太ってゆく。



人間なんて、女なんて、哀れなもんだな。当然、ストレスは溜りっぱなし。これではあゆかさんといえども黙ってはいられまい。


けれども手の施しようもないものには、女は黙る。これは、女に限らないか。ワシらごきぶり族とて同じことかな?




しかし、あゆかさんは、根が明るいものだから、今までは、おかしくなるような気配は感じられなかった。実に、よくやると、ワシも感心して見ていたのだ。ぷっつんするのが遅すぎたくらいだ。


少々なら、ワシも見逃してあげてもいいのだが、このままでは、この家庭はめちゃくちゃになる。いや、もうこれは崩壊していると言ってもいい。


 早く、元の家庭に戻してやりたい。しかしどうすればいいのだろう。

                               
                                  つづく




仮想はてな・ストーリィ 東方の鼻人  7/8

2015-01-27 07:39:47 | 仮想はてな物語 
copyright (c)ち ふ
絵じゃないかおじさんぐるーぷ





他人が不幸になる。その時、同情することもありましょうが、ざまをみろという感情も湧き起る可能性はあります。その人との人間関係が、どうなっているかが、それによって分かると思います。心の発露が、それを教えてくれるのです。これは、常日頃の付き合い方、接し方が生み出す感情ではないでしょうか。これは、どちらが悪いという問題ではありません。お互いに反省すべきことなのでしょうが、人は、それほど寛容にはなれませんし、心を開きもしません。特に悪化した関係だと、そのままで一件落着となってしまうことでしょう。


傍観者の利己主義などというものは、内供センパイの超特殊的な心の動きです。これはまた、作者の心の投影です。ですから、一般的に通用する心の動き方ではありません。特殊な条件の下で、特殊に起こる感情にすぎないのです。


これは、龍之介センセーのまやかしです。目くらましです。

 その目くらましに、
 なるほど!
 なるほど!
 などと、うなづいてはなりません。



幸、不幸も、一般化はできるでしょうが、何が幸福で、何が不幸であるかは、特殊な個別的な問題です。経験的に、他人の幸福を見て、ああ、あんなことで幸せなヤツは羨ましいなと思ったことも多いはずです。このことは、他人の幸福が、自分の幸福ではないということを示唆しているのです。ということは、幸福は、個別的に自分が生み出してゆく、捜し求めてゆくべきものだとは思いませんか。


少なくとも、ワタシは、人生の幸福という青い鳥をつかまえにゆかなければなりますまい。



内供センパイにしてみれば、そこいらに散らばっているだんご鼻などは羨ましいかぎりの持ち物のはずなのですが、ある種の女性からすれば、それが不幸の大根源ともなっているのです。ましてや、ワタシの赤鷲鼻など、涎が流れ落ちるほど欲しいものやもしれません。ということは、人によって、心の持ち方を変えさえすれば、不幸も不幸でなくなる。原理はいたって簡単なのですが、なかなか難しいことのようです。だんご鼻の整形手術を受ける女性のなんと多いことかが、それを物語っていると思います。ワタシも、手術こそ拒みましたが、同類です。



また、
龍センセーは、鼻の長さを5~6寸と書き流していますが、5寸と6寸とでは、大違いなのです。その1寸の差とは、メートル換算いたしますと、3・03cmにもなります。内供センパイは、人知れず、その長さを毎日計っては、一喜一憂していたのではないのでしょうか。まあ、鼻を計る起点にどこに置くかで、長さも変わりましょうから、たかが1寸ぐらいの違い、世の中の大勢に影響はございますまい。



しかし、こういう態度で物事をとらえますと、人間の、個人の内面の問題などは、軽く扱う恐れも生じるのではないのでしょうか。
たかが、5mmといえども、こと鼻の長さに対しましては、内供センパイの前では、疎かには扱えますまいと思うのであります。
内供センパイは、鼻縮めに成功しました。しかし、数日経たぬ内に、人さまの目に負けてしまいました。



「鼻の短くなったのが、反って恨めしくなった。」そうです。
考えてみますと、これは本来、人の眼ではありません。己の心の奥 底に潜む鼻の呪縛を打ち破れなかっただけのことなのでは、ないで しょうか。
もう一度、傍観者の利己主義なるものをみてみましょう。


 ーー人間の心には互いに矛盾した二つの感情がある。勿論、誰で も他人の不幸に同情しない者はない。ところがその人がその不幸  をどうにかして切りぬける事が出来ると、今度はこっちで何となく物 足りないような心持ちがする。少し誇張して云えば、もう一度その人 を、同じ不幸に陥れて見たいような気にさえなる。そうして何時の間 にか、消極的ではあるが、或敵意をその人に対して抱くような事に なる。


ワタシは、ここに、この小説の幻惑があるように感じました。数限りなく、繰り返し読んだお陰でしょうか。これだけでは、何のことか分かりませんので、これを、もう少し具体的に書き直してみましょう。


ーー私(内供)の心には互いに矛盾した二つの感情がある。私の不幸に同情する感情と同情しない感情とである。ところが前者の感情は、不幸をどうにかして切りぬける事が出来ると、今度は何となく物足りないような心持ちになってくる。少し誇張して云えば、もう一度、私を、同じ不幸に陥れて見たいような気にさえなる。そうして何時の間にか、消極的ではあるが、或敵意を私に対して抱くような事になる。


そうです!!

敵は、内に潜んでいたのです!

内なる己だったのです!!


                                  つづく


あ@英訳ドン作川柳集927 朝くすみ昼なおくすみ夜くすみ

2015-01-27 07:38:22 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


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   *  朝くすみ昼なおくすみ夜くすみ






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     朝くすみ昼なおくすみ夜くすみ       ドン作(ちふ+)

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     鈍い夜鈍いあなたの正午鈍い朝 
 


                               おわり


仮想はてな Oあゆか
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あ@つぶつぶ(日々)278 今日もまた日が過ぎてゆく抜け目無く

2015-01-27 07:36:57 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


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ピカ輪世代(世に団塊とも)の一断面を目指して。


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*  English translation 


  278 今日もまた日が過ぎてゆく抜け目無く



        ↓
      (ほんやっ君のとある無料の英訳)

    Shrewdly that day Yuku past also today
         ↓
      (ほんやっ君のとある無料の和訳戻し)

ちゃっかりその日ゆく過去にも、今日






     この項おわり



つぶつぶ(22”22”)・・・・・


あ@おつとめ098 Dボリ史 定年退職 はい生成

2015-01-27 07:35:57 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)

お薦め世界語=ほじゃけんど=HOJYAKENDO←思わずにっこり、ほっこり



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ドン作雑文集より

 

                               
   *  Dボリ史 定年退職 はい生成



  


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