絵じゃないかおじさん

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ピカ輪世代です。
(傘;傘;)←かさかさ、しわしわ、よれよれまーくです。

仮想はてな 池の尾っぽ・ストーリィ  005

2015-01-12 07:44:19 | 仮想はてな物語 
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 * カンちゃんへの返信メール

シワ取りアミンダはんが開拓した極楽スペースは、衣食住の心配がないらしい。そしてそこに来る者は、知恵にあふれた情け深い者ばかりのはず、である。


ということは、極楽では、蜘蛛さんも網を張る必要性が全然無いということにつながる。食住の心配が無ければ、網は不要なのだ。その網が無ければ、たて糸、よこ糸の区別も無くなるに違いない。答としては単なる蜘蛛の糸である。縦でも横でもありません。これが、クイズ1の私の答である。



 クイズ2の方は、長年の習慣で、極楽で巣を張る蜘蛛が一匹ぐらい居てもおかしくはない。彼は芸術家か建築家かも知れない。とにかく研究熱心な蜘蛛のようでもある。しかしこれは場が違う。他の虫さんにとっては、近所迷惑な話だ。


場が違う ー> ばーちがう ー> ばーちかる ー> ばーてぃかる(縦の) (VERTICAL)

で、たて糸です。それにしても苦しいこじつけ。こんなんで、いいんかいなあ?

 クイズ3の答は、コオロギが成虫だと仮定すれば、

 1・めすとめすの場合。
            両方とも鳴かない。

 2・めすとおすの場合。
            コロ、コロ、リーと鳴くのが雄。(セレナーデ)

 3・おすとめすの場合。
            2と同じ。

 4・おすとおすの場合。
            キリキリキリッと鳴き合いする。(ライバル・ソング)



雄のコオロギの知恵は、鳴くことに顕れているようだ。見通しの悪い草むらや暗やみのなかで、鳴き声を利用して雌に呼びかける。雄は雌コオロギを呼び寄せるために力強くコロコロコロとコーリングをする。その声を頼もしく思い、つい気の緩んだ雌が近づいてゆくと、コロコロリーのセレナーデに鳴き変え、ソフトに彼女に迫ってゆくという。   

どこの世界でもそれなりに努力して精一杯生きているんだなあ、と感心しながら昆虫図鑑に見入っていた。それが雄同士ともなると、キリキリキリッと鳴いて、頭で押し合い相争うようである。ブツブツはんも暗示的なクイズを出すもんだ。しかし、もし成虫で無かったら、どうすればいいんだろう?


大きく育つまで待つか、専門家に鑑定してもらうか、それとも素人でも簡単に雌雄の区別のつくうまい方法があるのだろうか?
手もとにある図鑑には書いていないので、お手上げだ。まあ、ブツブツはんも、そこまでの答も要求はしていないだろう、と勝手解釈を施した。



答がまとめられたので、カンちゃんに、「縄通」ネットでメールを送っておいた。こちらもクイズで攻められたので、


 子子子子子子子子子子子子、と子を12書いて何と読む? とクイズのお返しをするのを忘れなかった。「猫の子の子猫 獅子の子の子獅子」は、「宇治拾遺物語」で読み解かれているのでもうダメだよと念を押すのを忘れなかった。


                                  つづく




仮想はてな・ストーリィ 嘆きのゴキオーラ 7/9

2015-01-12 07:43:07 | 仮想はてな物語 

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 * 嘆きのゴキオーラ



ある土曜日のこと、ゴキオーラが別れた妻に会いたいので、ドッさん付き合ってくれと言ってきた。1億年ほど前に離婚したようだ。原因は聞いていない。リーブが一人立ちして間もなくのことだったらしい。今は雷丘(いかづちのおか)に住んでいるという。雷丘と言えばオレの家からは、バイクで5分とかからない。ヤツはどうもよりを戻したいらしい。一人で行くのは気が重いようだ。近くなのでオレは簡単に引き受けてやった。


早速、その日の夕方、雷丘へと走った。途中、オレの気に入った場所がある。二上山と畝傍山の間に夕日が綺麗に沈む場所があるのだ。青黒く連なる山々の上を夕焼けが巧みに染め上げてゆく。山ぎわから、うす赤く、白っぽく、うす青く、青く、青黒くときっちりと分けてペイントする。だが、残念ながらその日は薄曇りだったので、夕景色には会えなかった。早苗が心細く水を張った田で顔をのぞかせていた。


雷丘はアッという間に登れるちっちゃな丘だ。マムシに注意の立て札もある。オレはもうそれだけでビビってしまう気の弱い人間だ。ゴキオーラをポケットから出してやり、雑草の生えていない登り道を1mほど上がり、そっと置いてやる。マムシのことがあるので置くや否や飛び降りるようにして車道に戻った。今日は、オレもサヤカに頼んでゴキブリに変えて貰う予定である。変身時間は5分しかない。丘の裏手に回って狸の置物を撫でながら一心に呪文を唱えた。例の「ゴキゴキ」願いだ。



うん、うまくいった。
{ゴキオーラ、お待たせ}
{悪いのう、ドッさん}
{気にするなよ。その内どんとお返ししてもらうから}
{おお、何でも言ってくれ}


{ゴキOさーん}
ええっ! コイツもOさんだって! 何たる偶然。しかしながら、ヤツらの方が先輩も先輩、大々大先輩だ。二人に親しみを感じる。
{ゴキOさん、やーい}
{うるさいねぇ、その声はゴキ六だね。お祈りの邪魔しないでおく   れ}


1億年ぶりにしては、おかしい。きっと、しょっちゅう来て会っているに違いない。
{なぁ、思い直して帰ってきてくれよ}
{ダメっ。私しゃ、絶対、神様になるんだから}
{アホな考え、もうええ加減にしたら}
{アンタなんかに私の気持がわかってたまるかい}



ウン、何となく品がある。口は悪いが育ちの良さが滲み出ていた。ゴキオーラには少し不釣り合いだ。人間の歳に換算すると50才ぐらいだろうか。目尻が少しだけつりあがっている。それにしても上手に年を取っている。が、顔つきは何かに憑かれているようだ。


しまった! 心の解読の天才鏡の精のヤッタールに頼んでおけばよかったと思ったのだが、もう遅い。どうも神がかりしているようだ。何でそうなったのかは、よくは解らないきっと心に感じることがあったのだろう。けれども、3人しかいない家族、バラバラに暮らさなくってもいいのにと、他人ごとながら文句の一つもつけたくなる。どうしょうもないやるせなさがすーっと流れてゆく。


ゴキオーラは、しょんぼりとして、
{ドッさん、帰ろう}とオレに声をかけてきた。
{ごきOさん、はじめまして、オレ、オッさんです。今、ご主人と一緒に暮らしているもんです。オレのうちへ一度遊びに来ませんか?}

オレは慌てて挨拶した。
{まぁー。あの人が。お世話になってすみません。また、そのうちに 寄らしてもらいますわ}
{会ったばかりですが、失礼します}



そろそろ変身時間がきれる頃だったので、今日の所は大人しく帰ろうと思った。50女が思い込んでいることを、そう簡単にひっくり返せるものではない。ゴキオーラ一人ではあと何億年かかるかも知れない。他人のことなど、どうなってもいいやと思うのだが、ヤツの力無い歩き方を見ていると何か手を貸したくなってくる。でも、この家族、女ばかりが張り切って男は一体どうなっているのだろう。男といってもヤツ一人なのだが。オレの家の住み心地が良すぎるのか、それともヤツが手抜きの生き方をしているのか。もし、後者だったら是非とも一発喝を入れてやらなければならない。


ゴキOさんは、リーブが一人立ちをし始めた頃から、おかしくなってきたらしい。ゴキオーラと恋愛結婚をして、子供を生み育て、その手がかからなくなって、ぽっかりと開いてしまっている心の空洞に気づいたようだ。夢中で走っていたレールから、コトンと落ちたのだ。



ゴキブリ族としての最低限の役割も果たし終えると、次に何が出来るのかと悩んだ末、神になる決心をしたらしい。雷丘は低いが神聖な丘なので、その精気を吸っていれば、いつかは神になれると思い込んでいるようだ。ゴキオーラのおカミさんでも、立派なカミさんだと思うのだが、それだけでは満足しきれないようだ。



それ以来、それまでの関係にすっぱりと区切りをつけて篭もりっ放しだと言う。オレは神などになって何がしたいのだろうかと思うのだが、他人の心の動きなどは、さっぱり解らない。せめて、ゴキオーラだけでも十分納得させるのが最低のゴキ族の女として義務だと思うのだが、こんな考えがヤツらに通じるかどうか。


何にしろ女が思い込むと手がつけられない。男よりもショートしやすい回路が組み込まれているのだろうか?


人の姿に戻ることが出来たので、ゴキオーラをポケットに入れてやり、力なく家路についた。ゴキOさんのことといい、リーブのことといい、晩年にもなってもついてない人生を送っている。貧乏神もいいとこだ。


ああ、こんなヤツに守り神になられたのでは、オレの家も浮かばれまい。不運なヤツと知り合いになったものだ。


                                     つづく


あ@英訳ドン作川柳集912 大しわに小じわ抱き込みしわだらけ

2015-01-12 07:41:55 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)

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   *  大しわに小じわ抱き込みしわだらけ






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    大しわに小じわ抱き込みしわだらけ        ドン作(ちふ+)

            ↓
    Full of fine lines wrinkles engulfment in large wrinkles  

            ↓           
     細い線の完全な、大きなしわ飲み込みしわ 
 


                               おわり


仮想はてな Oあゆか
仮想はてな ドン作




あ@つぶつぶ(日々)263 今日もまた日が過ぎてゆく春盛り

2015-01-12 07:41:04 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


多層構造ぶろぐ→Multilayer structure blog

ピカ輪世代(世に団塊とも)の一断面を目指して。


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*  English translation 


  263 今日もまた日が過ぎてゆく春盛り



        ↓
      (ほんやっ君のとある無料の英訳)

    Spring height that day Yuku past also today
         ↓
      (ほんやっ君のとある無料の和訳戻し)

春の高さは、その日ゆく過去にも、今日





     この項おわり



つぶつぶ(22”22”)・・・・・


あ@おつとめ083 お役員 咳払いして 露払い  

2015-01-12 07:39:26 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)
お薦め世界語=ほじゃけんど=HOJYAKENDO←思わずにっこり、ほっこり

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ドン作雑文集より
(会社員時代懐古篇)

 

                               
   * お役員 咳払いして 露払い 


  


(ドン作川柳 → とある無料 英訳 → とある無料 和訳戻し)


    お役員 咳払いして 露払い     ドン作(ちふ+)

          ↓
    Whiffler to inquire officer cleared his throat 
  
          ↓
    役員を問い合わせる露払いは咳払いをした