絵じゃないかおじさん

言いたい放題、自由きまま、気楽など・・・
ピカ輪世代です。
(傘;傘;)←かさかさ、しわしわ、よれよれまーくです。

仮想はてな・ストーリィu  流極楽スペース崩壊篇   2/9

2015-01-26 07:38:28 | 仮想はてな物語 
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                   平成はじめの頃です。
  


 * あゆかさんの怪


 あゆかさんが、アル中になりつつある。この間もこうだった。
「おい、ドン作! エテ公! 安い給料であまり威張るな」


 ドン作とは、休人のアダナである。根がドン臭いものだから、皆からこう呼ばれている40を過ぎた一人前の男の呼び名にしては、軽すぎる。しかし、これも奴の身から流れ出す錆、致し方あるまい。彼は、アルコールに滅法弱い。


古来より、下戸は猿に見えるようだ。実際は、赤い顔して、顔を歪めて、わめき散らす酒飲みの方が、よっぽど猿に似ているように思うのだが・・・


 それにしても、あゆかさんの酔った姿は色っぽい。
「酒はなあ。酔い泣きしながら、飲むに限る。おい、ドン作。何で、私を嫁なんかに、した。か弱き乙女、世間知らずのこの私を、よくも誑かしてくれたな」



 休人は何も答えない。悲しそうな目をして、ただあゆかを眺めるだけである。
「そんなに見つめるな。気持ち悪い。その目つき何とかならないのか。


ぼっとつっ立ってないで、茶わんの一つでも洗っておけよ」
「まだ、ご飯食べてないのだけれど・・・」



「ナニっ! 飯だと。今、何時だと思っているんだ。9時までには帰ってこい」
「残業があったので」


「残業。お前、会社で真面目に仕事やってるのか。要領が悪いから、5時までに仕事が片づかないんだろ。昼間、ちゃらんぽらんに働いているから、ずるずると残業なんかするハメになるんだ。そんな姿勢でいるから、いつまで経っても、うだつがあがらないじゃねぇのか。手抜いて、エエ加減な態度で勤めているから、いつまで経ってもヒラのままじゃないのか!」



「そんなこと言われても、団塊の世代は、どこの会社でも肩書き無しが多いんだよ。あっても、名目だけだと言うよ。会社にはヘッドが一つでいいとも言う。


ヘッドとは、会長や社長だろ。それ以外は、気のきいた木偶でいいんだ。それに、会社の地位なんて、私の自由になる訳じゃない。どこかで、誰かが決めていることなんだ」


「アホ! そんなに大きい会社じゃあるまいし。決める者も知らないから、おべっかの一つも言えないんだ。家族の為を思うんだったら、もっとしっかりしろよ。

もっと気をきかせ! 子供たちの調査書、書くときの私の恥ずかしさが分かるか。役職欄に何も書けない恥ずかしさが分かるんかい。


お前は、学校なんか関係ないって顔しているけど、しょっちゅう学校に顔を出さなければならない、私の立場を考えてみろ。どの面下げて、顔出せばいいんだ」


わっ、これは、もうあゆかさんではない。オニだ。悪魔だ。あんまりだ。
休人は、そんなに賢くはないが、バカ呼ばわりするほどじゃない。


彼の力では、どうしようもないに違いない。それを、そんなにきつくポンポン言わなくてもいいと思うんだけど・・・


「あーあ、あんたと結婚するとき、あんな人止しなさいと、母に言われたの、
素直に聞いとけばよかった」


 しゅーん。あゆかさんが、鼻をかんでいる。ゲンメツ!


「あゆか、もうウィスキーは、よしたら」
「じゃあ、冷蔵庫から、冷えたビール取ってきて!」

「アルコールは、もうお止めよ」
「何よ! 私だって、好き好んで、飲んでいる訳じゃないのよ。飲まなければ、やっていけないような所へ追い込んだのは、一体どこのどなたなのよっ!!」



「何が不服なのかい?」
「何がって! もっ、無神経なんだから! 何もかもよ。今の生活、すべてよ。私は、小間使いなの? 召使なの? 私は、だいたい何なのよ」

「あゆかだろ」
「バカ! 間抜け! あんたと話していると余計イライラするわ。ビール取って来て、どこへでもいいから、私の前から消え失せてっ!」



 もう、手がつけられない。あの優しくて上品で、旦那思い、子供思いのあゆかさんの心は、どうなってしまったのだろうか。


これは悪霊の仕業だ。あゆかさんに、悪霊が取りついたに違いない。


 つい、この間までのあゆかさんは、こうだった。


                                  つづく


仮想はてな・ストーリィ 東方の鼻人  6/8

2015-01-26 07:37:20 | 仮想はてな物語 

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絵じゃないかおじさんぐるーぷ




おそらく、内供センパイの時代もそうであったのでしょう。
仏の道は、心の世界を重視するものです。残念ながら、その心を現わす手立ては何一つありません。判定する基準も持ち合わせていないはずです。


写経を何回したと自慢するのでしたら、プリンターはどうなるのでしょうか。何兆回でも、何の苦もなくプリントいたします。


読経なら、ラジカセがあります。これも何兆回でも平気で唱えます。人間のように疲れたり、誤読をしたりはしません。


本来、仏の道は、無形のはずです。形で表わすということは、あくまでも方便にすぎません。無形のものに序列をつけるのはおかしいはずです。序列とは、人の心と心との間に差別をつけるものです。心に差別をつけるということは、結局は、身分制とあまり大差はないのではないでしょうか。より巧妙な差別が生じるような気がいたします。


内供奉の高僧にしてからが、一歩心の中に踏み込めば、寺小僧以下であるかもしれないのです。これは明らかに、仏の道のルールに違反していると思います。


そういう心をぶらさげて、高僧顔をし、そういう地位に安住する者は、

 十戒のうちの、
 嘘をつくなという妄語戒、
 いつわりの言葉を使うなという綺語戒、
 違ったことを言うなという両舌戒、
 地位を欲しがるなという貪欲戒、

 などに抵触しそうですね。これは明らかに地獄送りされても文句言えない罪科に当たるのではないでしょうか。



そもそも、僧侶に序列や世襲があるのはおかしいことなのではないのでしょうか。誰にも仏性があると多くの宗派(セクト)が唱えながら、その仏性に上等、下等があるとするのは、なぜなのでしょう。誰が判定を下されるのでしょう。少なくとも、人間が判定を下すことはおかしいと思います。また、そういう判定を下される方は、阿弥陀浄土などのご浄土から派遣された菩薩であるという証明書をお持ちになっているのでしょうか。



「鼻」の元になりましたお話は、「今昔物語」の巻28の第20話に出てまいります。 「真言などをよく習いて」と、書いてありますから、禅珍内供どのは、真言宗系統の僧侶のようにお見受けいたします。



かたや、内供センパイは、天台宗系の僧侶です。センパイに鼻縮めの術を伝授した僧は、長楽寺の供僧だそうですから、そう類推させていただきました。

長楽寺発行の「長楽寺千年」によりますと、長楽寺は、延暦24年(キリスト教暦、805年)、桓武天皇の勅願により、天台宗の祖・最澄に開山に創建されたと伝えられているそうです。


ご本尊は、十一面観音、准テイ観音、千手観音などの説があるそうです。


内供センパイが、法華経や観音経をよむのも当然のことと言えましょう。ワタシも、法華経や観音経と書き連ねましたが、観音経は、「妙法蓮華経」(法華経)の第25品ということですので、法華経の独立分冊とでも呼べば、妥当なのでしょうか。


その法華経に、阿弥陀さまは、つきものだそうです。

ワタシは、阿弥陀さまは、証明書などは発行しないと思っております。と申しますのは、今だに人間界をうろつく魂の多いということは、阿弥陀さまにとっては、大恥なのです。仏になった誓願を果たすことが出来ないというジレンマに陥って、日夜苦しんでいられるはずなのです。


どうも自分のやり方、方針が間違っているのではないかと心を痛められているはずなのです。そういう迷い仏さまが証明書を発行するはずがないのです。極楽浄土に皆おいでおいでという阿弥陀さまの誓願が達成されたのなら、この地上には、少なくとも一人の人間も残って居ないはずなのです。



全員が大乗丸というスペースシャトルに乗って、はるか彼方の極楽浄土に行くものですから、人間の成り手が無くなってしまうのは、当然の帰結でしょう。


これは何も阿弥陀浄土に限ったことではありません。他のご浄土にしたって、似たりよったりだと思います。人間界の住人が50億も超えるということは、ご浄土にとっては寂しい限りのことなのです。もう、56億7千万年後に、弥勒菩薩が悟りを開いて、新規開拓するという弥勒浄土におまかせしましょうと、匙を投げている仏さまもたくさん居るに違いないでしょう。



内供センパイが、鼻を持てあました理由は、もう一つありました。生活に不便だということのようです。しかし、これは盛者の慢りというものでしょう。だいたいが、寺門をくぐる前に、母親や縁者から、いいくるめられているはずのことです。

 何を言われても口ごたえするな。
 酒は、お湯ぞ。
 魚は、野菜ぞ。
 四角いものでも、回せば丸い。
 丸いものでも、元見りゃ、角い。
 坊主、寺出りゃ、俗の人。

 などと、いろいろと智恵を授けられて、兄弟子たちの苛酷なしごきに耐える心構えを持って来ているはずなのです。内供センパイにしたって、下積みの生活を送ってきたはずなのです。その頃は、一人で食事をしたに違いありません。



人に尽くすことが修業の基本になっていたと思います。それが、ちょっとばかり位が上がったからといって、権威に力を借り、人の手を煩わすなどということは、まことに持って慢りの生活そのものです。仏教の教えから、大きくはずれています。これは懺悔しなくてはならないと思います。初心に還るべきではないでしょうか。そうすれば、他人との摩擦も少なくてすむはずです。



また、生活の不便さは、発明を生むものです。おかかを入れたおにぎりなんか、内供センパイが発明したって不思議ではなかったのです。その他、餃子、焼売、春巻など、自分の手を使用して、簡単に口に入れられる食べものを考えつけられたのではないでしょうか。
 不便は、発明の母と言われております。創意工夫を生み出す基だとも思われます。そういうことを考えなくて、安易に弟子をこき使う態度は、大いに反省すべきことだと思いませんか。これでは、苛酷地獄の阿鼻地獄行きに指定されたとしましても、当然かと思われます。




 ーー人間の心には互いに矛盾した二つの感情がある。勿論、誰でも他人の不幸に同情しない者はない。ところがその人がその不幸をどうにかして切りぬける事が出来ると、今度はこっちで何となく物足りないような心持ちがする。少し誇張して云えば、もう一度その人を、同じ不幸に陥れて見たいような気にさえなる。そうして何時の間にか、消極的ではあるが、或敵意をその人に対して抱くような事になる。


 これを傍観者の利己主義と呼ぶそうです。
 しかしですね、
 人間の心には互いに矛盾した二つの感情があるのでしょうか? 


                                   つづく


あ@英訳ドン作川柳集926 朝にしわ昼またしわで夜もしわ

2015-01-26 07:35:37 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)

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   *  朝にしわ昼またしわで夜もしわ







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    朝にしわ昼またしわで夜もしわ        ドン作(ちふ+)

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     Wrinkles at night also wrinkle wrinkle noon in the morning 

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                               おわり


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あ@つぶつぶ(日々)277 今日もまた日が過ぎてゆく逃げ場無き

2015-01-26 07:34:24 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)


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ピカ輪世代(世に団塊とも)の一断面を目指して。


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*  English translation 


  277 今日もまた日が過ぎてゆく逃げ場無き



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      (ほんやっ君のとある無料の英訳)

    Without escape that day Yuku past also today
         ↓
      (ほんやっ君のとある無料の和訳戻し)

今日もその日ゆく過去から逃れることなく、






     この項おわり



つぶつぶ(22”22”)・・・・・


あ@おつとめ097 Dボリ史 定年退職 はい聖性

2015-01-26 07:32:45 | ぶろぐ(迷瞑謎名英訳付き)

お薦め世界語=ほじゃけんど=HOJYAKENDO←思わずにっこり、ほっこり



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ドン作雑文集より

 

                               
   *  Dボリ史 定年退職 はい聖性



  


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