昨日は風邪をぶり返して1日寝ていたので更新をお休みしてしまいました
フィギュアネタはもういいかなと思っていたんですが
昨日の朝日新聞で真央ちゃんがとても素晴らしいことを
言っていたので、そちらの言葉を引用して締めくくりたいと思います。
「ショートプログラムはトリプルアクセルを含めて完璧にできました。
キムヨナ選手と比べると、もう少し点数が近づいていても
良かったんじゃないかなと思います。」
はい!私もそう思いました
「トリプルアクセルに関しては、もう少しGOEの加点が
あっても良かったのにな、と思いました。
今の採点方式で一番気になるのは、GOEの基準です。
どんなジャンプを跳んだらプラス3になるのか、プラス1になるのか。
フィギュアはタイムがはっきりと出るものではなく、
人が採点して決めるものなので、
その基準がよくわからなくなる。
日本に帰って、もう一度ジャッジの方々に聞いてみたいです。」
アスリートの静かな叫びですね
トリプルアクセルのGOEについては、日曜のバンキシャ!で、
キムヨナ選手のジャンプには気前よく+2をつけてたのに、
真央ちゃんのトリプルアクセルには
なんのためらいもなく-1をつけていたジャッジがいました。
あれには本当に納得行かないので、
GOEの加点の基準だけじゃなく、減点の基準も明らかにしてほしいですね。
「新採点方式になってから、ジャンプの難度という意味では
一段一段落ちていると感じています。」
ジャンプ以外の芸術面が高く評価されるようになった
というなら話は分かりますが、ジャンプの価値を下げられるというのは
意味分かりませんね。誰でも跳べるダブルアクセルの
基礎点が上がっても、誰にも跳べないトリプルアクセルは低いままだし。
「ヨナ選手も難しい2連続3回転ジャンプを跳びますが、
私もすべての要素を完璧に決めた上で
点数を比べてみたかった、というのが正直な気持ちです。」
私もそれが気になって、SP前に真央ちゃんがノーミスで
完璧に決めたら、という仮定のスコアを算出してみたのですが、
それで何をやっても(3回くらいジャンプをミスしたら別ですが)
キムヨナ選手には勝てないことが分かって愕然として、
色々なサイトを見ていて驚愕の事実を知りました。。。
実際に競技する選手もよくわからないGOEの基準はやはりおかしいですね。
ざっと確認したところ、GOEで加点2をもらっている選手は、
男子を含めてキムヨナ選手だけでした(しかも3つも)。
技の見栄えという点では、少なくともライサチェック選手は
キムヨナ選手よりよっぽどキレイに見えるジャンプを跳んでいた
と思うのですが。。。
そういう点では、一番納得行ってないのは彼かもしれませんね。
「俺にもあれぐらい加点がついてれば
プルシェンコにうるさく言われることなかったのに」と。
真央ちゃんがすごいのは、今のジャッジシステムに疑問を抱きつつ、
それでも今のシステムに対して真っ向勝負を挑んでいる点です。
キムヨナ選手が引退しても、得点の記録は残るので、
早くそれを越したい、と。素晴らしいアスリート魂
こうなると、絶対キムヨナ選手の得点を超えることができないような
ルール改正が行われないことを祈るばかりです。
最後に、同じ採点競技から
他の選手を圧倒するパフォーマンスを見せて優勝した
ショーン・ホワイト選手の言葉を紹介します。
「スポーツの意味は不可能と思われることを創造することにある。
これからも進化を続けたい。」
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