細かい採点内容を確認して、
もう一度各選手の演技を見直してみましたが、
やっぱりプログラム・コンポーネンツ(演技構成点)の付け方が
ちょっと、ではなくかなり納得いきません
今回真央ちゃんがフリーの鐘で一番力を入れてきたのは
「つなぎ」の部分でした。
休むことなく、細かい動きを一杯入れて、
ただでさえ高難易度の(トップレベルの男子でさえ跳べない人がいる)
トリプルアクセルを2回跳んで、体力も相当使ってるのに
あそこまで複雑な動きを色々入れていて、あの数字ですか。
金メダルの選手は、良く言えば「効果的に休憩を盛り込んだ」
あんなにスカスカな構成で、目立ったつなぎの要素と言えば、
真央ちゃんもやっているイーグルとか、イナバウアー程度で、
ステップに入る前だってピッタリ止まっていて、
それで真央ちゃんより0.75点上なんですか。
銅メダルの選手は、つなぎの部分はちゃんと意識して
点を取りに来てるんだろうなとは感じましたが、
それでも真央ちゃんより上になるほど
色々動きを盛りこんでいたようには見えないのですが。
(ついでに言えば、銅メダルの選手の方が演技構成点のすべてで
真央ちゃんを上回っているというのもよくわからないんですが。
お芝居は確かに上手かったけど、真央ちゃんだって
あの彼女のイメージに似合わない重厚な曲の世界観を
しっかり表現できてたと思うんですが。)
「つなぎ」って、実は私のような素人にはわからない
複雑な要素が必要とされて、それを上記の二人は
真央ちゃんより高く評価されたってことなのでしょうか。
うーん、よくわかりません。
とりあえず、真央ちゃんが目指してきた方向性、
すなわち技術力と表現力の両立、というのは間違ってないと思うので、
迷うことなく、自分を見失うことなく、
常に自信を持ってこれからも進化を続けてほしいと思います。
ちなみに。「歴代最高得点」というのは塗り替えられるものだし、
たぶんこの素人には全く理解不能なジャッジシステムも改正されるだろうから、
あんまり意味はないんじゃないかと思います。
それより、「女子で史上初めてSPでトリプルアクセルを跳んだ」とか、
「女子で史上初めてFSで2度トリプルアクセルを跳んだ」とか、
「女子で史上初めて一つの試合で3度トリプルアクセルを跳んだ」というのは、
どんなにルールが変わっても、いつまでも歴史に残るものなので、
やっぱり真央ちゃんには自分の成し遂げた偉業に自信をもってもらいたいです
ところで、真央ちゃんの演技の直前に
「真央ーー、ガンバレーーーー」という
野太い男性の声が響き渡ってましたが、
あれは熱血漢松岡●造・・・?ちょっと気になりました。
今日の報道ステーションでやるかな?
メダルよりもオリンピックで3回もトリプルアクセルを跳んだということで
後世に名を残す偉大なフィギュアスケータとなったのは
素晴らしいよ~~!!
素人目には伊藤みどりがはじめてトリプルアクセルを決めたときにもかんじた
「あ、とぶぞ、とぶぞ」というタメを感じたんだよね。
後半になればなるほど。
そうすると芸術点にひびくのだろうか、と思った。
でも男子と女子と同じ傾向の結果になったねぇ。
本当今後の採点方法の改善を求めたいよ!
あらためてフィギュアのジャンプは二次性徴で腰まわりに肉がつかない東洋人が有利だと感じました。
そこで疑問が。
中国は??アイスダンスはすごいのに女子フィギュア出てこないね。
雑技団の国なのに・・・。
中国女子フィギュアはどうなんですか?
中国について、私もこの前友達と同じこと話してたんだよ。ペア(アイスダンスはジャンプがないから出場はしてるけど日本より低い順位)はいつもアクロバティックな演技を見せてトップ争いをしてて、今回も金と銀を獲得してるけど、シングルになるとさっぱりだよね。マスゲームは得意だけど個人だとイマイチってことなのかな?それとも突出した才能がある人は雑技団の道に進むってことなのかな??謎です。