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今回は、これぞまさしく日本の長編ファンタジーの元祖!滝沢馬琴の南総里見八犬伝をご紹介します。私がこの作品と出会ったのは高校の図書館。漫画本を手にしたことがきっかけでした。読んでみてすぐにこの作品の世界に引き込まれ、すぐに「原作が読みたい!」と思いました。もともと古文が好きだったので、岩波文庫の原文版(写真右側)を集め、古文で習った知識を総動員しながら何とか全巻読破することができました。最近になって、完全現代語訳版(写真左側)なるものが出ていることを知り、早速買って読みました。しかし、原文の方が私は好きです。英語のようにリズム感のある文章で、スラスラと読めてしまう。古文に自信がある人には、是非原文版を読むことをオススメします。
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