続いては富良野フレンチのディナータイムです
当初は18:00開始にしようと思っていましたが、
17:30からなら窓側のお席がご用意できますとのことだったので、
最速の17:30からディナーにしました。
人も少なめで、この時間にして正解でした
こんな感じで明るいので窓の外の景色もまだ堪能できました。
テーブルの上にはおびただしい数のカトラリー(笑)
食前のお飲み物は、シャンパンのフェラーリ・ブリュットか、
ロイヤルブルーティーを選択できます。
ノンアルコーラーの私が選んだのはもちろん後者。
グラス一杯で1,260円もする高級なお茶です。
ボトル1本8,400円で売っていて、買おうかどうか真剣に悩むほど美味でした
今まで飲んだお茶の中で一番美味しかったと思います
5,000円くらいのハーフボトルがあれば迷わず買ったのに・・・
喉をうるおしたらいよいよお食事開始です
滝川産海あい鴨とイベリコ豚頬肉のパテ 野菜のカルパッチョ添え
一品目から美しく美味しいお料理の登場です。
パテは旨みがあってジューシー。
メロンと人参と大根のカルパッチョはちょうどよい酸味でした。
パンはもちろんお代わり自由です。バターとオリーブオイルでいただきます。
これもそこらのパン屋よりかなり美味です
野菜とトキシラズのテリーヌ 玉葱のヴィネグレットソース
ここからが富良野フレンチの醍醐味です
新鮮な採れたて野菜の美味しさを堪能できる料理の数々の
トップバッターはテリーヌ。
トキシラズ(鮭)と野菜(オクラ、ヤングコーン等)を合わせたテリーヌと、
自家菜園で採れた新鮮なお野菜たち。
湯むきしたトマトは瑞々しくて甘酸っぱく、
手前の黄色い花がついた小胡瓜は、できそこないのような見た目にもかかわらず、
お味は胡瓜そのものでとても面白かったです
とうもろこしのポタージュ ジュ・ド・マイスの泡を浮かべて
これがこの日のメニューで一番美味しかったです
冷静コーンポタージュに、とうもろこしの汁を泡だてたものを浮かべた一品。
コーンポタージュがこんなに美味しくなるとは感動です
決め手はとうもろこし。普段はお砂糖等を加えて甘さを出すらしいのですが、
この日のとうもろこしはとても甘くてとうもろこしだけの甘さで十分だったとのこと。
この甘さを堪能してください、とカリカリにしたコーン粒も添えられてました。
これは本当に感動する一皿です
根室産アイナメのポワレとアイゴ・ブーリド
皮はカリカリ、身はふっくらのアイナメのポワレと、
にんにくを使ったスープにズッキーニの花を浮かべた一皿。
アイナメのポワレは絶品。ズッキーニのお花も手前の紫のお花も絶品
まさに言うことなしの一皿であります
レモンのグラニテ カルダモンのジュレ
弟が「デザートの間違いじゃないの?」というほど完成度の高いお口直し。
さっぱり味のレモンにカルダモンでちょっとスパイシーさがプラスされた一品。
「お口直し」の役割を完璧に果たしてくれます。
メインは2種類から選べます。
こちらは妹が選んだ 当別・田畑農場産黒豚のブレゼ(蒸し煮)
残りの4人が選んだのはこちら。
十勝牛フィレ肉のポワレ ふらのツバイゲルトレーベの赤ワインソース
牛肉のポワレはこの上ない極上の柔らかさ
そして高級赤ワインを使ったソースは程よい酸味があってお肉とよく合います。
手前の野菜たちも主役に引けを取らない美味しさ。
左側のカブと芽キャベツの下の黄色い物体は、なんとかぼちゃ。
サクッと瑞々しい歯ごたえで、食感はかぼちゃとは正反対ですが、
味は正真正銘のかぼちゃでとても不思議でした
サヴァラン・クラシック、ココナッツのグラス 3種のベリーと共に
デセールは、さすが大人のホテル(12歳以下の子供宿泊不可です)。
洋酒をたっぷりしみ込ませたナッツ入りのブリオッシュで作ったサヴァランは、
まさに大人の味わい。口に含むと芳醇な香りが広がります。
・・・ただ大量すぎて最後の方はだんだんきつくなってきました
ココナッツのアイスも、ココナッツがきつすぎず、ちょうどいい塩梅。
新鮮なベリーの甘酸っぱさとよく合いました。
食後はハーブティーをチョイス。
富良野だからそうかな・・・?と思ったらビンゴでラベンダーティーでした
父が選んだクレマたっぷりのコーヒー。カップも素敵です。
ミニャルディーズはトリュフ、抹茶のパウンドケーキ、グレープフルーツピール。
最後まで大満足の内容でした
全体的な感想としては、これはもはやホテルの味を超えてます。
星付きレストランに匹敵するお味で、大満足でした
野菜嫌いな我が家の男性陣も残さず食べていた
富良野の野菜は是非皆さんにも食べていただきたいお味でした
ちなみに、ホテル内ということで作務衣(館内着=上着着用必須)でお食事可能ですが、
レストランの雰囲気が素敵なので、ちゃんとしたお洋服で来た方がよさそうです。
食後は大浴場(温泉)へ。ちょうど食事ピーク時だったので貸切でした
夕闇に浮かぶラベンダー畑と十勝岳連峰(シルエットだけなんとなく見えた)
を眺めながらの温泉は最高です。岩盤浴もありました。
温泉の後は、バーに直行。
なんと、宿泊客に無料でドリンクが振舞われるのです(一部有料)。
バーカウンターもありますが、私たちは5人で多かったのでソファーにて。
オレンジジュースとカシスオレンジ。
カウンターではバーテンダーがシェイカーでカクテルを作っていました。
無料だからと言ってがめつく何杯も飲めるような雰囲気ではないので
一杯だけ飲んでくつろいでから退散しました。
夜の庭。右手の明かりがついている所がレストランです。
館内にギャラリーがあるのでちょっと見学。
かわいらしいおばあさんのお人形。テーマは「反抗期」とか(笑)
こちらはドワーフ。パーティーの一場面のようです。
スケルトンピアノまでありました。
ふたが閉まってて弾くことはできませんでした。
お部屋に戻るとほどなくドアをノックされました。
出てみると・・・
女性スタッフが夜食を運んできてくれました。もちろんこれも無料サービス
(無料サービスだらけですが、その分宿泊料高いですからね・・・)
中身はカニ寿司でした。
私は食べませんでしたが、家族によると美味しかったらしいです。
こんな感じで一日目から大満足の北海道旅行となりました
~その6につづく~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます