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SDCの戦利品・第14弾
チョコレート・バイブルを読んで、今年こそ買うぞと思っていたイタリアのドモーリから。
ドモーリと言えば、製菓用クベルチュールも手掛けているので、
サダハルアオキのコチラのアイテムでも使われていました。
チョコレートレッスンキット@2,205円
ミニサイズのキャレ4枚分相当のグアサーレ1枚と、
ミニサイズのキャレ全12種類11枚入り。
グアサーレをはじめとするクリオロ種が7枚、
それ以外のファインカカオが6枚。
全てカカオ含有量が70%(プエルトマーレだけ75%)で、
原材料はカカオマスときび砂糖だけ。
これが、カカオの種類の違いだけで全く違う味わいになるので、
本当にカカオの世界は奥が深い
小さいながら、センスある凝ったデザインのキャレ。
一番大きいクリオロ種70%のグアサーレ。
金色の包装の中身は、
プチキャレ4枚分をつなげた大きめのキャレ。
とても深みのある味わいで、酸味も強くなく、ビターさが際立つ一品。
ビター好きにはたまりません
同じクリオロ種を使ったものでも、さらに豆の種類によって味わいが異なります。
たとえばこちらのジャバブロンドは、カカオの含有量も原材料もグアサーレと同じなのに、
その名の通りインドネシア産のカカオで酸味を強く感じる一品に仕上がっています。
クリオロ種のポルセラーナについては、
ちょうど同時期に開封していたエルメのタブレットと食べ比べてみたら、
ドモーリはかなり苦みが強く、ダーク好きでも「苦い」と感じる一品でした(まずくはないです)。
原材料もカカオときび砂糖だけなので、口どけもエルメに比べたら
なめらか感は劣っていて、そのためかかなり薄めに作られています。
どちらがより美味しいか、というのではなく、どちらもそれぞれ特徴や味わいが違い、
とても勉強になりました
一度にこんなに種類の違うカカオを食べ比べできるセットはまさに「レッスン」に最適です
プラリュのピラミッド(そういえば今年のSDCには来てなかったな・・・)とか
ヴァローナのイニシアシオン・デュオ等で経験値を積んできたつもりですが、
まだまだ修行が足りないことを再認識させられたので、
今後も沢山のチョコレートを食べて精進したいと思います
ドモーリ
ウェブサイト http://www.nonnaandsidhishop.com/prodotti/domori/index.html
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