【DATA】
2006年12月22日 @東京文化会館
ポーランド国立ワルシャワ室内劇場オペラ
演目:魔笛(モーツァルト)
購入グッズ:なし
【COMMENTS】
今回は番外編で、初めて挑戦したオペラのレポートです。
初オペラということで、見たいものは色々ありましたが、同行者が「一番最初は魔笛!」と決めていたということで、モーツァルトの魔笛を見ました。これが大成功単純なストーリーでユーモアにあふれ、初心者にはうってつけの作品でした。
パ○ップのCMでお馴染みのパパゲーノとパパゲーナの歌や、夜の女王の有名な超絶アリアなど、耳にした事のある曲も数多く登場し、飽きることはありませんでした。・・・ただし、ハーモニーが美しくてウットリしすぎて、途中何度か意識を失う場面がありましたが
字幕つきだったので、原語(ドイツ語)上演でも十分内容を理解することができました。ただ、字幕ばかりに目が行って、キャストの演技を見逃さないよう注意が必要ですが
衣装もとても凝っていて、パパゲーノの派手な衣装はもちろん、老婆に扮したパパゲーナや、3人の童子、途中で出てくるドレスを着た骸骨など見応え十分。夜の女王のドレスも重厚で迫力がありました。
ミュージカルとは違ってマイクを使わず、ナマの声でオーケストラと対等に渡り合うオペラ。各キャストの実力は素晴らしかったですが、オーストラリアで見学したオペラハウスでは舞台上の会話でさえも客席に届くとのことなので、もっと音響の良い素晴らしい劇場で見たかったです。
一つ気になったこと。開演直前にやたらとフラッシュが光るので、オペラを見るような客でも礼儀をわきまえていないのかと憤慨したら、オケの人々がカメラやビデオを持って記念撮影をしていてビックリしました カーテンコールのときなどはもうフラッシュの嵐。でもどさくさにまぎれて撮影をする観客がいなかったのには感心しました。やっぱりオペラを見る人はそれなりの常識を備えているようです。
オケと歌声に身を包まれるのがすごく気持ちよかったので、これからもオペラには足を運びたいと思いました。まずはミュージカルRENTの元ネタであるプッチーニのラ・ボエームかな
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