Plaza de Montes~報告書~

愛犬そぼろ&おかかの成長日記と、お取り寄せ&テイクアウト中心のグルメレポートがメインのブログです。

ドイツ・オーストリア旅行記:7・8日目(後編)

2009-04-11 09:05:29 | ドイツ・オーストリア旅行記

カフェ・モーツァルトでのランチの後にやってきたのは、
新王宮内にある中世武器博物館と古楽器博物館(10ユーロ)。

本当は王宮宝物館で王冠を見たかったのですが、
ちょうど年に一度の清掃中で閉館してました・・・ 今回そんなのばかり


気を取り直して見学開始。さすが王宮だけあって大理石だらけ

 
まずは武器博物館から見学します。派手な騎馬兵の鎧。
中世の兵隊は本当にこんなものを身に着けて戦争していたんでしょうか


色々なサイズの甲冑。これが急に動き出したらビックリですね(笑)


続いては古楽器博物館へ。私が昔吹いていたトロンボーン。
これはかなり古い時代の物。ベルの形と大きさがかなり今と違います。


これは現代のトロンボーンとほぼ同じ形状。


勿論トロンボーン以外にも様々な楽器が展示されています。
こちらはモーツァルトの時代のピアノでクラヴィアという楽器。
現在のピアノと黒鍵と白鍵の配置が逆です。

意外と見所たっぷりで、もっとじっくり見学したかったのですが
あいにく時間切れとなってしまい、博物館を出て雨の中をオペラ座方面へ歩きます。

時間があったら昨日のザッハーの写真リベンジをしたかったのですが
そんな時間はなくなってしまい、とりあえず免税店のワルツでトイレを借りて、
シシィのイラスト入りパッケージに入った老舗カフェ
ゲルストナーのコーヒーを買ってからバス停に向かいました。

ホテルの集合時間14:20に間に合う最終のバスが13:30の便だったので、
添乗員のOさんと一緒に行動していた同じツアーの皆さんと同じバスになりました。
添乗員さんがいたので今回は運転手さんに行き先を告げる必要もなく
のんびりと車窓を眺めてバスに乗りました。

ホテルについてから荷物の整理をして、14:20にバスが到着したので乗り込みます。
バスは一路ウィーン国際空港に向かいますが、事故渋滞にはまってしまい、
空港に着くまでちょっと時間がかかりました。
車内では日本語ぺらぺら(添乗員のOさんより丁寧な日本語を使う)
現地人のアシスタントさんが免税手続き等の説明をしてくれました。

EU圏内の空港は、免税店の販売価格が街中とほぼ同じなので
あまりお得ではないときいて、一気に購買意欲も薄れてしまいました

空港では不況の影響でチケットカウンターの人員が削減されて
自動チェックイン機が導入されていました。添乗員さんと、
日本語ぺらぺらのアシスタントさんと、航空会社の係員さんの
3人がかりで発券作業をしてくれましたが、約40名分のチケット発券
にはかなり時間がかかって大分待たされました

無事チケットを受け取ったらスーツケースを預けます。
制限の20kgは確実に超えている自信がありましたが、妹と合わせて40kg
まで無料で預かってくれるということなので、安心してコンベヤに載せると
思ったとおり23kgありましたが、妹が15kgくらいだったのでセーフでした。
ただ、最近は不況のため、重量超過代金が航空会社の貴重な収入源
となっているらしいので、普段はかなり厳しくチェックされるそうです。
アシスタントさん曰く、20kgをオーバーしていても
「私は関係ないのよ」と涼しい顔をしていれば請求を免れるとのこと。
でも「ヤバイ、オーバーしちゃった」という反応を見せたら
容赦なく超過代金を請求されてしまうそうなので注意しましょう(笑)

スーツケースを預け終わったら、搭乗時刻までは自由時間になりました(15:30)。
ここでアシスタントさんともお別れ。
皆出国ゲート内の免税店に直行していましたが、私達はちょっと寄り道。


こちらのカフェ・ザッハー・エックでザッハートルテのリベンジをしました
実は、某旅行会社の現地駐在員のブログを見ていて、
ウィーン国際空港にザッハー・エックがオープンしたという情報を入手し、
空港で時間が余ったら行きたい、と目をつけていたのでした


本家本元のザッハー・トルテ@4.90ユーロ。
ナプキンのロゴマーク以外は、昨日食べたホテル・ザッハーのものと
味も、サイズも、勿論値段も全く一緒です。
しっとりスポンジでアプリコットジャムを挟み、
分厚いチョコレートでコーティングして、無糖生クリームを添えて出されるこのケーキ。
やっぱり滅茶苦茶美味です
でも一人で一個食べるのはかなりきつい・・・
因みに妹はもっと小さいキューブ状のトルテ@3.50ユーロを注文していましたが、
それで十分な感じです


飲み物はウィーン名物で、日本ではウィンナーコーヒーとして知られる
アインシュペナー(Einspanner)@4.20ユーロにしました。
グラスの中半分以上を生クリームが占めています
正しい飲み方かどうか分かりませんが、スプーンでかき混ぜて飲んでみたところ、
メランジェよりもまったりまろやかな飲み口になりました。
ミルクの代わりに生クリームを使っている分、メランジェよりは甘かったです。
ザッハー・トルテを食べる場合は、コーヒー系よりも
ホテルのオリジナル・ブレンドティー(4.8ユーロ)の方が相性が良いと思いました。

めでたくリベンジを果たした後はゲートに向かいます。


フランクフルトまで私達を運ぶオーストリア航空の飛行機。

ウィーン国際空港は、X線検査が免税店街を抜けた先、
搭乗ゲートに直結してるので、早めにゲートに向かったほうが良いです。
しかもそんな位置なので、X線検査には搭乗時間のちょっと前にならないと行けません。

無事に搭乗を終えて、定刻の17:35に離陸。
フランクフルトまでは約1時間半のフライトです。

ガイドブックや添乗員さんから得た事前情報で、
ヨーロッパ内の路線では機内食が出なかったり、出たとしても有料だと
聞いていたのですが、今回のフライトでは無料で軽食がでました(18:30)。


揺れたのでブレブレですが、サンドイッチとオレンジ風味(確か)のプリン。
このサンドイッチが新鮮でとても美味しくて、
これなら普通の機内食もかなりレベルが高いだろうなと推察されました。
日本までオーストリア航空が良かった


お水もこんなにかわいいプチペットボトル入りでガス入りとガスなしが選べました。
隣に座ったドイツ人(オーストリア人?)の方は、ワインとお水を頼んでました。
そんなこともできるとは、素晴らしいサービス

あっという間に飛行機はフランクフルト国際空港に定刻どおり19:10に到着。
日本便が20:25離陸ということで、最近トランジットをする旅行がなかったので
空港でお買い物する時間があるかなと思っていたらとんでもない
ターミナルが違うこともあって、
日本便の搭乗口に到着したのは離陸ぎりぎりになりました。

一番時間がかかった原因はボディチェック。
ブーツまで脱がされる徹底振りで、金属探知機の精度も高く、
オーストリアを出るときにはブザーが鳴らずにゲートを通れたのに、
ドイツでは服装を変えてないのにゲートで引っかかってしまいました
原因はジーンズのボタン。こんな調子で、2人に1人が引っかかるので
ゲートを突破するのにかなりの時間がかかりました

離陸ギリギリに飛行機に乗り込み
20:25発のJAL機で日本への帰路につきました。

 
離陸後2時間で最初のお食事。チキンカレーです。
・・・ドイツのホテルで食べたカレーよりは美味しかったです


到着の2時間半前(現地時間5:30/日本時間13:30)に2回目のお食事。
スパニッシュオムレツでした。トマトとデザートのフルーツの酸味が
長時間フライトにはうれしいですね。

今回の旅行は月またぎだったので、同じJAL便でも異なる映画プログラムでした。
私はK-20とチェンジリングを観ましたが、
前者はかなり先の読める展開で、K-20の正体もすぐ分かっちゃいましたが
それでも十分面白い内容でした
後者は実話に基づくものということでかなりやり切れなかったです・・・

到着前にちょっと機体が揺れましたが定刻の15:50に無事成田に到着しました。
一応流れ解散でしたが結局手荷物受け取りのところで皆一緒になりました。
今回はトランジットだったので、スーツケースが出てくるのが一番最後でしたが
積み忘れもなく無事日本で再会を果たすことができました(笑)
因みにスーツケースがやっと出てきたのは16:50頃で着陸から約1時間後でした。

今回、プライベートでは初めて添乗員付きのツアーに参加しましたが、
思っていたよりは融通が利いてよかったです。
観光スポットでも丁寧な説明があるし、バスで2ヶ国周遊というのも
個人ではできないことでなかなかメリットがありました。
ただ、朝から晩までスケジュールが組まれていて、その場所にはいっても
目当ての施設に入れなかったり、完全な希望通りとはいかないので
フリータイム型旅行よりもストレスがたまったのは事実。
それぞれのよさがあるので、目的に応じて使い分ければいいかなと思いました。
(値段・周遊目的なら団体旅行、全て自分の希望どおりにしたいなら個人またはフリータイム型旅行)

今回訪れた中で、特にウィーンは結構やり残したことがあるので
(カフェ巡り、シシィミュージアム、花満開のシェーンブルンや王宮庭園)
今度はフリータイム型でウィーンに滞在し(夏がいいですね)、オプショナルツアーで
ザルツブルクやチェコのプラハ、ハンガリーのブダペストなどを回りつつ、
市内ホテル滞在で夜のコンサートも堪能したいと思います

~オマケ~
先日の記事で紹介しきれなかった自宅土産用ホテルザッハーのザッハートルテ。


中型サイズで確かお値段28ユーロくらい(間違えてレシート捨てちゃいました


立派な木箱に入ってます


蓋の内側にも焼印が。


そしてこちらが中身。真空パックではありません。
これを無糖生クリームと一緒に食べればウィーンで食べたままの味です
家族全員ウットリしながら食べました(笑)

旅行中は、食事の量が多かったにもかかわらず体重をキープできたのですが
帰国後に大量のお土産の摂取により約3kgも増量してしまいました
近年でぶっちぎりの最高記録です・・・
これじゃ体が重すぎて山に登れないので夏が来るまでに目指せマイナス5kg



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2 コメント

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Unknown (mina)
2009-04-11 21:22:39
おお~無事帰ってきた!お帰りなさい(笑

こちらも旅行しているような気持ちで読めたので
入れなかったとか、閉まってたとかあるとうを~残念!と思ってました。

いいねぇ旅行は人の話でも楽しい。
楽しかった♪

今年はどこに行こうかな~。
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>mina様 (plazademontes)
2009-04-12 10:13:45
1ヶ月かかってようやく帰ってきたよ(笑)

やっぱり旅行はいいね。年に一度は行って心の洗濯をしなければ

次はフリータイム型でまたヨーロッパに行きたーい
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