【DATA】
2012年8月31日 @東京国際フォーラムホールC(S席:1階席2列20番/10,000円) |
音楽: 振付: ストーリー: |
珠玉の一曲:ボレロ(やっぱり石川直最高 ) |
購入グッズ:プログラム |
【COMMENTS】
2009年以来、3年ぶりにブラスト!が日本に帰ってきました
充電期間ということでしたが、昨年の大震災を受けて、
日本を元気づけるために、47都道府県全てをツアーで回るという今公演には、
前回でブラスト!を卒業した石川直も日本公演限定で電撃復帰ということで、
先行予約(1月)で申し込みましたが、
平日14時のマチネ公演ということで、2列目センターの良席を確保できました
ブラスト!は2003年に初来日して、今回で8回目の来日公演となりますが、
私は毎回見てきた優等生です(笑)
(2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年)
過去に入手したプログラムたち。
2冊買い損ねてますが、こんなにハマるとわかっていたら毎年買ったのに
左上から時系列に並べてみました。
2007年のブロードウェイ・バージョンが一番派手ですね。
・・・ということで、一曲目のボレロから気合を入れて見てきました
3年の充電期間を経て、おなじみのキャストも減って
若い顔ぶれが増えましたが、ブラスト!の魅力は損なわれるどころかますますパワーアップ
やっぱり何度見ても楽しめる、というより毎年見たいと思わせるステージでした
今回は石川直に加え、VE(ビジュアル・アンサンブル)の和田拓也、トランペットの米所裕夢と、
日本人キャストが3人も出演していました。
日本公演だからか、結構見せ場をもらっていて大活躍してました。
(天下の石川直は当然ボレロのソロとバッテリーバトルで主役を張っておりました)
さて、第一幕がいつもどおりボレロで幕を開け、
カラー・ホイール、スプリット・コンプリメンタリーズから、
青のエブリバディ・ラブズ・ザ・ブルースでトランペットのハイトーンソロをぶちかまし、
ガラリと雰囲気を変えてロスに続きます。
ロスのソリストを米所裕夢が担当していましたが、伸びやかで美しい音色でした
ただ、やっぱりあの椅子宙づりの演出がなくなっていたので残念です
消防法か何かで引っ掛かったのか、それとも個人的特技だったのか。。。
こんな感じで椅子の上に宙づりで、周りと隔絶された感もあって
喪失感がありありと伝わってくる演出だっただけに、もう一度これを見たいんですが
続いて場面はグリーンに変化し、
VEがさながら春風を運んできた後(和田拓也のCのベルの鳴りがイマイチだった。。。)、
キャスト皆で歌うシェーカー・ソング(シンプル・ギフト)から
いつも通り同じメロディーのアパラチアン・スプリングに進むかと思いきや
なんとここで曲が変更になって藁の中の七面鳥(オクラホマミキサー)の演奏が始まりました
シンプル・ギフトからアパラチアの春への流れが完璧だったのに、
なぜここで敢えて曲を変えてきたのか謎です。。。
しかも微妙に似てる曲調のオクラホマミキサーで、
脳内処理に時間がかかりました
これを変えるならシンプル・ギフトも別の曲にした方が自然な気もするけど。。。
そのあとは、いつもの通り雄たけびを上げてスネアドラムのソリストが登場し、
華麗なるバッテリー・バトルの幕開けです
ずっと鉄壁のコンビだったデイブが今回メンバーに加わっておらず(卒業でしょうね)、
2009年に私が見た時にサブ?で務めていたランスがこのたび正規のソリストに昇格していました
スウィングから始まって、順調にスネア・ソリストに成長したランス
コミカルな演技でガッチリと観客のハートをつかみ、
石川直と白熱のバッテリーバトルを繰り広げていました。
因みに途中で石川直が「電話して」ジェスチャーをする場面は前回もありましたが、
今回はさらに演出が進化して、本当に観客に
電話番号を書いた(と見せて実は書いてないんだろうけど)紙を手渡してました
そのまま大迫力のパーカッション群舞を経て、
第一幕クライマックスのメディアに突入。
最後にスネアが大車輪でぐるぐる回されるシーンは、
今まではバッテリーバトルの2人が回ってたはずですが、今回は石川直だけでした。
そして、第一幕が終わったら観客が一目散にダッシュ
もちろんお目当ては・・・
休憩中のお楽しみ、インターミッション(略してインタミ、だそうです。)
階段に座ってカメラを構えて(インタミと終演後だけ撮影・録画可能)キャストの登場を待ちます。
そして、パーカッション5人衆が登場しました。
いつも通り、自己紹介から思いっきり笑わせてくれます
今回はこのために高性能カメラを持参したので、バッチリ動画を撮影してきました
途中で「たまには肉眼で見なきゃ」と思ってカメラを下げてしまって
ちょっとお見苦しい箇所がありますがご容赦を・・・
(位置取りが悪くておちゃめなジョーイが殆ど写ってません)
インターミッション①
ランスは前回来日した時は「甲殻機動隊オタク」だったはずですが、
3年の間にガンダムに鞍替えしたようです(笑)
イケメン・ジェイクは顔だけじゃなく声も良くて、日本語の発音も完璧でブラボー
インターミッション②
地獄のメリーゴーランド2012
・・・という感じであっという間に楽しいショーが終わり、
キャストが椅子を持って撤収~。
観客もあっという間にはけて客席に戻ります。
そして、興奮冷めやらぬまま第二幕の始まり
カラー・ホイール・トゥー(TWOじゃなくてTOO)から、
弾けまくりのクラプキー巡査が始まるかと思いきや、ここでも曲が変更になっていて、
YELLAPALOOZA(イェラパルーザ)に。
でもイメージカラーは黄色のままで、各キャストが盛大にはっちゃけるのは今までと同じです。
ソロのシーンではマリンバを移動しながら剣の舞とか、前のままでしたが、
キャストが変わってるので色々新しいシーンもあって、
フラフープまわしながらホルン(ユーフォだったかな?)を吹いたり、
ガタイのいい男性(チューバ)がチュチュを履いて登場したかと思えば、
ブラスト!ファンにはおなじみのジェイソンがチューバを持ちかえてフルートを吹いたり、
いつも通り、いや3年待たされてるからいつも以上に盛り上がりました
そのまま黄色でVEの見せ場のレモンテックへ。
これまで鉄板のプリンシパル・ペアだったジムもデボラも今回は不参加で、
ちょっぴり寂しかったですが、若いキャストも見ごたえたっぷりでした
一回、蛍光バトンを取り損ねてステージの下に落下させるというハプニングがありましたが、
それ以外は皆完璧でした。(落ちたバトンは係員が回収してました。)
タンジェリンアマディッジではおなじみのディジリドゥが登場。
これまではウェス・ブロックがソリストを務めていたけどウェスも今回来日していませんでした。
ウェスのディジリドゥはかなりレベルが高かったので、
それに比べると新しいソリストは若干物足りなかったかな~。
そして、会場全体を使って盛り上がるランド・オブ・メイク・ビリーヴ。
ここでのジェイソンはちゃんとチューバでした(笑)
因みに本当にチューバを吹いていたのは最初に登場した二人(ジェイソンとビル)だけで、
あとのチューバは全員フェイクです
続いてスピリチュアル・オブ・ジ・アースで盛り上がって、
最後にドカーンとマラゲーニャでフィナーレを飾ります
本当に何度見ても興奮するし、感動するステージです
最後にキャストがステージから下りて客席を通って退場しますが、
まだ最後のキャストがはけきらないうちに気の早いファンがダッシュで扉に駆け寄ってました(笑)
そして、インターミッションと同じくきちんと並んでロビーに向かい、
最後のミート&グリート。VEのダグ(一番上)の笑顔がとってもキュート
ここも動画を撮影しましたが、観客の顔が思いっきりアップで入ってしまったので、
妙なところでカットしてあります
最後まで本当に楽しませてくれました
因みにこの日外人の団体さんが客席にいましたが、
関係者かな?と思ったら、オフィシャルFBによると、CHICAGOのキャストだったそうです
今回で本当に石川直は最後の出演だろうし、
これで私ももうブラスト!卒業かなと思っていましたが、
今回同行してもらった中学時代の部活(吹奏楽)仲間もえらく気に入ってくれて、
また見たいと言っていたので、来年以降もブラスト!が来日したら
また見に行きたいと思います
Blessに引っかけて、Brass for Japan!!
あの外人さんたちそうだったんだ!!
ぜひまた行こうね!!
鈍感な私でさえ弱いって気づいたんだから
お礼言うの遅くなっちゃったけど、誘ってくれてありがとう
楽しかったよ
また日本で公演があったらぜひぜひ誘ってね
CHICAGOも米倉涼子じゃなくてちゃんとブロードウェイキャストだったら見に行ったのにな~。
次回もまたよろしく☆
やっぱり一度見ちゃうとブラスト熱再発するので、次回もまたよろしく!!