昨年末に初日@鎌倉公演を見に行った西島千博さんのダンスツアー。
無事に同行してくれる友人が見つかったので、宣言通り東京の千秋楽公演に行ってきました
ゲストダンサーの顔触れも変わって、YOUとMASAが抜けた代わりに
MAYUとRYU、そして
旅人ミュージシャンのNAOKI役で我らが石川直が登場
プログラムを見ますと、NAOKIの登場はやはりボレロと、
第二幕の冒頭の旅人セッション、そして全員が登場するスペシャルフィナーレの模様。
その他パキータの出演キャストが増えて、
eyeから登場するゲストダンサーも1人変更、
そして西島さんの弟でラテンダンサーの西島鉱治さんが友情出演と
大分キャストが様変わりしてます。
そして、プログラムの内容も結構変わっていて、特に演目の数が増えてる
これはもしかして鎌倉公演より長引くかも?と思ったら案の定で、
10分押しで始まったにも関わらず、終わったのは21:30過ぎで、
多くのお客さんが最後のアフタートークを聞かずに席を立ってました
鎌倉公演からの違いを中心にまとめると、
まず開演前のステージ上の演出に登場するキャストの数が大幅に増えて、
色んなところで色んな人が色んな事をしているのでとても楽しめました(笑)
10分押しの19:10に開演しましたが、その頃には客席はすっかり埋まってほぼ満席に。
空席が目立った鎌倉公演とは偉く違って安心しました
そして待ちに待ったボレロ
石川直がスネアを持って移動しながら演奏するなか、西島さんが踊ります。
音楽が激しくなるにつれて、石川さんのスネアさばきが華麗になって、
くるくる回す遊びを入れながらの演奏で観客を引きつけます
パキータでは男性ダンサーが一度着地に失敗してましたが、
全体のレベルとしては鎌倉公演より多少アップしていたような?
でもやっぱりバレエは勉強しないと私にはよくわかりません・・・
第一幕が終わって休憩時間に突入。
開演前には出て来なかった石川直がここで登場
ステージ上で酔拳の使い手RYUさんとからんだと思ったら、
最後は客席に下りてきてGOさんとの爆笑パフォーマンスが繰り広げられました(笑)
第二幕は西島さんと石川さんの旅人セクション。即興での演目です。
ブラストのバッテリー・バトルを彷彿とさせる内容ですが、
やっぱりブラストの方が楽器メインで石川直も何倍も難しいことをやっていたので、
今日初めて石川直のパフォーマンスを見たお客さんがこの程度で満足したら、
石川直ファンとしてはちょっと残念と思ったりして
石川直のすごさはこんなもんじゃないですよ~
続いて西島鉱治さんと向高明日美のラテンダンスパートが開始。
ここで客席から両者の名前を呼ぶ大声援が上がります。
・・・ラテンダンスってそういうノリなんですね
続くKAZU、AYU、TAKUの痴情のもつれ(笑)はロミジュリに変更。
春の祭典ではKAZUとGOに加えてMAYUが入ってまた演出が変わっていました。
あの背後のスクリーンに映し出されたシルエットの使い方が効果的ですね
白鳥~オンザストリート、エピローグ、フィナーレまでは前回と同様の流れ。
大団円のSing Sing Singに入るまでにタップダンスの演目と、
西島&向高のラテンダンスが再び披露されて、
スペシャルフィナーレに突入。
これは出演者全員登場ということで、我らが石川直も登場して演奏を披露してくれました。
不惑のアダージョでしっとりと締めて、最後にアフタートーク。
しかし冒頭に記載したとおり、アフタートークで本人が登場したにもかかわらず、
大勢の観客が席を立つ始末。
西島さんご本人も「あ、あの・・・」と焦って引きとめようとしていましたが、
やっぱり時間が遅く、お子さん連れも多かったので結構な数の人が帰ってしまいました。
「やりたいことがありすぎて、こんなに遅くなってしまって済みません」
と謝る西島さんのお姿がちょっと切なかったです
鎌倉公演でもあった「石の上にも30年」という名言が跳び出して、
アフタートークもちょっとあっさりめに終了。
鎌倉公演ではTシャツに着替えて物販コーナーでサインをしていた西島さんでしたが、
今回は急いで汗びっしょりの衣装のまま登場してました。
風邪ひかなかったかな・・・
因みに鎌倉公演では他のキャストも終演後にロビーで観客と接してくれてたので、
今回もあるかもと石川直との再会に胸を躍らせて行きましたが、
今回は出てきたのは西島さんだけでちょっとガッカリ
全体の公演の流れも気に入っていましたが、
なんといっても今回は石川直目当てに駆けつけたこの千秋楽。
回りは殆どキャストの生徒さんたちで、バレエに明るい人々ばかりの中、
完全にアウェーな感じでしたが(笑)それでも十分楽しめるステージでした
石川直がやっていることはブラストとほぼ同じ(むしろレベルは下がる)ですが、
ブラストでは絶対見られない、カーテンコールでの華麗なターンなど、
見せ場がたくさんあって大満足の公演でした
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