【DATA】
2006年9月13日 @東京国際フォーラムホールC
音楽: 振付:
ストーリー:
珠玉の一曲: アランフェス協奏曲
購入グッズ:プログラム(写真)
【COMMENTS】
今年もブラストの季節到来!
が、今年はこれまでのブラストではなく、さらに進化した「blast II :MIX -MUSIC IN X-TREME-」というプログラムになっていました。
去年の折込チラシから、これまでの金管+パーカッション+ビジュアル・アンサンブルに木管を加えた構成になることは把握していました。さて、実際にどのように変化したのか。。。
これまでのブラストが色彩をメインテーマにしていたのに対し、今回のブラスト2は、○△□という3つの形がテーマになっていました。そして、視覚効果が格段に進化していました。
これまでのブラストは、舞台装置による演出よりも、人間の動きを重視していたのに対し、今回はハイテクを駆使して視覚効果をさらに進化させた、という感じ。
その点では、ビューグル・アンド・コーの特徴を色濃く残していたブラストの方が、ブラスやマーチングバンドの経験者には受けがよかったように思います。
そう、今回のブラスト2は、玄人好みだった前回までと比べ、より一般大衆受けする構成になったと感じました。
私も元ブラス・パフォーマーとして、前回までのブラストの方が好きでしたが、今回のブラスト2もその根底にあるモノ=音楽と視覚の融合は変わっていないので、相変わらず大興奮でした。・・・座席はまた最前列だったし♪
曲目は、クラシックにとどまらず、ポップスやアラニス・モリセットのロック(映画「シティ・オブ・エンジェル」に使用されていた「Uninvited」)など、親しみやすい構成。一番気に入ったのはアランフェス協奏曲。なんとギター奏者(他の曲ではトランペットを演奏)が登場したと思ったら、キャスト全員で「ティヤラ~」と大合唱!本当に鳥肌が立って、涙が出そうになったくらい感動しました
もうひとつ、今回のブラスト2の特徴は、天才トランペッターであるアダム・ラッパの独壇場であること。
殆ど全曲で彼のソロが披露されていました。毎回あのハイトーンには脱帽。一番印象に残ったのは、今回唯一の日本人キャスト、バトン・トワラー稲垣正司と2人で共演した「くまんばちの飛行」。あの高速ピストンさばきはすばらしかったです!!
休憩時間のお楽しみもちゃんと存続していて、前回までは石川直率いるパーカッション軍団によるパフォーマンスでしたが、今回は金管楽器と稲垣正司によるマーチ(だった気がする・・・)。
会場のつくりのせいで、ちょっとよく見えませんでしたが(最前列に座る欠点は、休憩時間のパフォーマンスを観るのにいい場所を確保できないことです)、たまに踊りながら演奏するキャストを見ることができました。
自己紹介も相変わらず楽しませてくれて、観客一同大満足。元ブラス・パフォーマーとしては、休憩時間にあれだけのパフォーマンスを披露して、第二部でもあれだけ完璧な演奏と踊りを披露した彼らは、もはや人間には見えませんでした
本当に感動の嵐
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