金曜の夜の天気予報で、土曜日がスッキリ晴れるとのことだったので
じゃあ行く? ということで、母と二人で急遽山に行ってきました。
といっても、本格的な登山ではなく、標高1,355m、往復約5時間のハイキングです。行き先は、今が紅葉の見ごろを迎えているという富士山の麓にある足和田山(五湖台)~紅葉台。
朝5時起床で6時に家を出発し、8時過ぎに登山道のある河口湖近くの文化洞トンネル脇の駐車場に到着。
この左手の登山道を8:20に出発し、少し急勾配の道をジグザグに進みます。
登りきるとこんな標識が。以前来たときは右手の毛無山~十二ヶ岳に縦走しましたが(詳しくはコチラ)今回は左手の足和田山へ。
ちょっと進むと分岐らしいものがありますが、直登ルートは枯れ枝でふさがれていて、右へ進むやせた巻き道が正解ルート。猪突猛進型の母が枝を無視して進みましたが、引き返して正しいルートへ。両足で立てないくらいやせた箇所がありますが、高度差はないので比較的歩きやすい道です。
「足和田山・紅葉台」という標識を発見して、コチラが正しいルートだったことを改めて確認してから、少し傾斜がきつくなった道を進みます。落ち葉で覆われた地面は柔らかで、とても歩きやすくなっていました
しばらくすると、かなり傾斜がきつくなって、ストックなしではちょっと辛いくらいの道が続きます。こんな傾斜で下りは大丈夫かと心配になりましたが、いざ下ってみると結構あっけなくて、短時間で下りることができました
歩き始めて約1時間で、この日の最高地点足和田山(五湖台:1,355m)に到着。目の前の富士山は霞がかかって一部は雲の中に隠れていてキレイに見えませんでした。大嵐や一本木のバス停からのルートと合流するので、五湖台で初めて他のトレッカーの方々に会いました。
粘っても富士山は姿を見せそうにないので、五湖台を後にして紅葉台に向かいます。
見上げると、青空に黄葉が照り映えてすがすがしい気分に
紅葉台へと続く道は、「東海道自然歩道」という名の通り、歩きやすい道が続きます。途中アップダウンが何箇所かありますが、平坦な巻き道ルートが併走しているので、ジーンズにスニーカーといういでたちの方や、老夫婦など、いろんな人が紅葉を愛でていました。
紅葉は今が真っ盛り 色とりどりの葉っぱが目を楽しませてくれます。
紅葉台(標高1,165m)には駐車場とレストハウス(展望台)があって、それまでの静かな散歩道とは打って変わって結構な人手。展望台は有料で1人150円。写真のような360度の風景イラストを手渡され、山座同定を楽しみます。しかし、富士山は相変わらず雲と霞の中。。。紅葉が見事だと言う青樹ヶ原の樹海ももやっとしていて、ちょっと期待はずれでした。因みにここから歩いて10分ほどの三湖台でも同じような景色が楽しめるので、イラストを借りられる以外はお金を払ってまで登る価値はない展望台だと思います。。。
こちらが紅葉台から見た三湖台(標高1,203m)。色とりどりの紅葉に誘われて、紅葉台を後にして三湖台へ。小さな子連れやお年寄りのグループなんかも三湖台に向かっていました。
三湖台には先客で乗馬をしている二人組が。麓に乗馬クラブがあって、ここまで馬でやってくるようです。いいな~次は馬で来たいな~と思いながら、少し早めのお昼ご飯を食べました
三湖台の北西側には樹海と富士五湖の一つ西湖が目の前に。ちょうど雲が出てしまい、全体的にもやがかかったような景色になってしまって残念
三湖台を後にして、東海自然歩道を戻って五湖台へ。段々上空の雲が晴れてきて、日に照らされた美しい紅葉の数々の真下を歩くことができました。
どの木も微妙に色合いが違って、葉のつき方も違うので、それぞれが美しく、立ち止まっては何枚も写真を撮って、時が経つのも忘れてしまいました。こんなに楽しいのは初めて
コケの上に、拾い集めておいたキレイなもみじを並べて撮影したり、写真家魂に火がつきます
五湖台につくと、やっと富士山が雲から顔を出してくれました。でもやっぱりまだ霞がかってちょっと見にくいです。
さっき拾った落ち葉を方位盤の上に並べてここでも撮影タイム。いや~、本当に楽しい
五湖台を後にして、あとはひたすら急勾配の道をたまに小走りになりながら(傾斜が急すぎて)下りていきます。
落ち葉の絨毯はフカフカで、まだきれいな葉っぱも数枚落ちてました。
美しいグラデーション この木だけで10枚近く写真を撮りました
こちらの紅葉はまだこれからですね。黄緑色もまたきれいです
ここの紅葉は、今ままで見た中でダントツの1位でした 本当に美しいの一言に尽きます。お手軽なので、是非毎年来て色んな表情を写真に収めたいと思いました。
13:10に文化洞トンネルの駐車場に到着。帰路に着きました。
~オマケ~
信号をよく見ると富士山が
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