木工仕事 ドリルの刃付け

今日はネタがないんで仕事の話
木工挽物という仕事　道具編
今日はドリルの刃付けの話

普通鉄工用のドリルを買ってくるとこんな形をしています
　　　　　
　　　　　実際、これはそれなりに刃が付けてあるので、すこし先がとがっています

この型の刃は、普通の板に正面から穴をあける物ではありません
そうするためにこんな道具を使います
　　　　　
　　　　　グラインダーと言います

グラインダーを使ってすり込む
こんな形にします
　　　　　
　　　　　


で、穴をあけてみた
　　　　　

左の黒いところは上手く刃が付いてなかった証拠
刃のすぐ下の二番（にばん）が当たって、刃物としての用をなさなかった部分
もう一回すり込んだら右のようになりました

これは何になるかというと仏像の後光の芯
うらにひごを多数放射状に取り付けて後光になるようです

はい、終わり(笑）