木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

心配事の9割は起こらない

2013-10-29 22:45:47 | こころ
眠れぬ夜を幾夜過ごしたのだろう
余りに悔しくて、心配で、悲しくて・・・
数えきれない夜の中で、今でもその理由を覚えているのは二つか三つ
そのくらいしかない
弟の病気がわかった時、その行く末を按じて、悪い結果しか思い至らないのを無理やり希望に変えてた
好きだった人に、誤解されてそれを晴らす術を持たない自分にいらだったまま夜明けを迎えた
そのほかにもいろいろあった
経済的なこともあったし、部屋を貸してる人間とのトラブルは両の指では収まらなかった
でも、細かい理由は全部忘れてる
今から思えば、それは取るに足りないことばかりだ
でも多分、それの一つ一つが知らないうちに、自分の実になり、自信になって来てるんじゃないだろうか
あんなに安眠を妨害されてたのに、なんてざまだ(笑)

日曜日にまた書店を覗いた
心部門の第二位に
「心配事の9割は起こらない」というタイトルを見つけた
そうだそうだと相槌を打つ
このブログでも何回もそういう言葉を口にしてるから、内容まで読む必要はないと思った
本当にそうなのだ
まだ起きもしてないことに心配をして、心を病む
そんなの損だ
起きてしまってから心配すればいい
心を砕くよりまずやってみればいい
そうすると案外自分が力持ちだったことに気付く
今のやってる仕事もそうだ
職人さんが抜けたら一人では到底やっていけないと思ってたのに、息子に時々手伝ってもらいながらも、もう10か月も一人で仕事をしてる
病気さえしなければ、これからも何とかなるんじゃないかと思えるくらいになった
案外自分って力持ちなのよ
それは僕だけじゃなくて、みんながそうなんだ
気づきなよ(笑)


                 
コメント (14)
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