木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

先輩の面影

2013-10-05 23:26:18 | タイムマシン
先週の木曜日に、英治の兄ちゃんの「りゅうちゃん」の消息を求めて会った小学校の一年先輩から電話があった
「今、川崎君とてっちゃんと一緒に飲んでるんだ。 話す?」
二人とも野球部の一年先輩であり、チームの同僚でもある
僕は5年生の時からレギュラーを張ってたから(笑)
その一年だけ外野手で僕はセンターの守備位置からピッチャー川崎さんのサウスポーから放たれるボールの軌跡を追っていた
身のこなしが上品で、バッティングもスマートな4番打者であるかっこいい先輩だった
「久しぶり、あとちょっとで50年ぶりってとこだよね」
そうか50年てすごい年月だから、現実的ではなかったが、来年会ったら50年ぶりは名実とも当てはまる

5年で初めて試合に出た僕は9番バッターですごく緊張してた
「おい、足震えとるぞ」
相手のキャッチャーは真実を見抜いていたが、
「うっせい、だまっとれ!!」 と心の中で言ってやった
フォアボールと三振で終わった試合だったが、段々と慣れてゆくにしたがって打順は上がっていく
8番、7番、6番、・・・
途中から5番に定着した
そして5年生最後の試合、4番の川崎さんが欠場して僕が4番を打った。一試合だけ
高校まで野球部だったけど、4番だったのはこの一試合だけだったなぁ
4番でピッチャーの川崎さんが欠場だったので、勝てると思わなかった試合
その通りになったけど、きっちり1本センター前にヒットを打った記憶がある
自分のことを言ってしまったが、文字通り憧れの川崎さんだった

てっちゃんはピッチャーとショートをやってた・・はず
やはり運動神経抜群でグランドを縦横無尽に駆け回ってた
実家が近所で、夏の大会が終わってから、やはりピッチャーをしてたよっちゃんと一緒に下級生の僕を連れ出してくれて、あちこち遊びまわった
その時の様子は以前書いたことがあった
http://blog.goo.ne.jp/popg888/e/283e573b8a2cbcdf760497fa63898c7c
今は彫刻家として頑張ってる亀ちゃんも同席してたとか

いつも書いてるけど、先輩には恵まれてたと思う
僕は野球部で先輩たちから殴られたり苛められたりしたことはただの一回もなかった
だから笑顔で振り返ることができるんだろう

コメント (2)
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