感謝のない休息は
本当の休息とはならない。
感謝のない安眠は
本当の安眠とはならないものである。
時々刻々の感謝は、
時々刻々の休息となる。
休憩したら「ありがとうございます」と
感謝すること。
安眠の直前に神に感謝し、
会社、官庁又は家族の各員に感謝し、
「 有りがとうございます 」 と心の中で念じつつ、
その 「 有りがとうございます 」 の言葉が
呼吸と共に全身に爪先まで満つる様な気持で就寝すれば、
その眠りは安らかであり、
病気があっても速やかに癒えるのである。
『 生長の家 』 誌 昭和二十三年三月号
二十四日の法語 谷 口 雅 春 先 生