ラッセル・H・コンウェルの 「 致富講演 」 によると
致富の原理は 大体次の二つである。
第一は最大多数の人類に広く要求せられるものを与える事。
第二は、資本や門閥やそのほかどんな力をも借りずして、
自分で新しく其の仕事を出発せしむることである。
先ず新しい考案が必要である。
その新しい考案が
人類的要求に応ずる事が必要なのである。
日本でも 「 亀の子たわし 」 一つ考案して
数百万円を贏(か)ち得た人もあるし、
ビール糟(かす)をビタミン剤として
数千万円を贏ち得た人もある。
『 生長の家 』 誌 昭和二十三年三月号
三十日の法語 谷 口 雅 春 先 生