☆ 住 吉 大 神 浄 め 給 う ☆

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三種の神想観  谷口雅春先生

2019-01-07 22:47:38 | 今日の光明法語
新生篇 幸福への真理

魂の進歩は、日(ひ)に日(ひ)に与えられた其(そ)の儘(まま)を
素直に全心(まこと)をもって行(ぎょう)じて行(ゆ)くところにある。

神想観はその行ずる方向を神の智慧によって導かれ、行ずる意志力を招(よ)び出(い)だし、
その行じ得(え)させて頂くその事実に感謝するところの行事である。

ただ遮二無二行ずればとて、反対の方向へ向って行じているのでは
却って逆効果を呈することになる。

そこで神想観によって その行じる方向を神の叡智によって導いて頂くのが、
『 神の叡智 流れ入りて、常住坐臥 吾れを導き給う 』 と観ずる神想観である。

実行の意志力を強めるところの神想観は
『 神の力 われに流れ入りて 吾れに実行の勇気を与え給う 』 と観ずるところの神想観である。

『 全てなくてならぬものを与えたまいて有難うございます 』 と繰返し念ずるのが、
感謝の神想観である。

吾等は 日常 この三種の神想観を 怠ってはならないのである。

叡智なき行は崩れる。行なき叡智は崩れる。行あり叡智ありとも感謝なき功徳は崩れる。

叡智と行と感謝と、そしてもう一つ 感謝を実行に表現すること、
それは愛を 隣人に対(むか)って行う報恩行である。

みんな報恩のつもりで、やらせて頂く者には何の力(りき)みもない。
唯(ただ)有難いばかりである。

『 信の力 』 ( 381 ~ 383頁 ) 谷口雅春先生  光明思想普及会  昭和16年3月1日 発行

※ 著書の構成は、忠道篇、無我篇、承詔篇、新生篇 の四部構成となっております。






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