肩に力を入れないこと。力む心を捨てよ。構える心を捨てよ。
急ぐ心を捨てよ。遮二無二(しゃにむに)する心を捨てよ。焦る心を捨てよ。
負けまいと思うな。かたよるな。そんなに鯱鉾(しゃちほこ)ばるな。
何一つ悪いことは 神の世界に存在しないのである。
力むと可(い)かんぞ。あせると可かんぞ。
心を弛(ゆる)めい。身体を弛めい。
その儘(まま)だ。そのままの心になるのだ。
神に委(まか)せ切りの心になるのだ。
神の創造(つく)り給いし世界には 何一つ悪いものはないのだ。
そのままでおれば 水は澄み切っているものを、そのままの心を失うがゆえに、
その心の反映として 万事が波立って見えるのだ。
『 生長の家 』 昭和二十六年七月号 十六日の法語 谷 口 雅 春 先 生
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