ショルダーバッグにリングメモ のち ビール な雑記帳

空の下が好き。ちまちました生きものが好き。妄想できる時間が好き。それからそれから…

途中“まちがい”下車の旅

2010-10-18 | ふらっとお出かけ

気持ちのいい秋晴れと、フリーな休みの日が重なった。
3ヶ月ほど日本を離れていた同居人びおごん氏と、久しぶりの遠出街ぶらを決行。
といっても、目的地が今ひとつ定まらないまま出発し、とりあえず横浜で昼ご飯。

「鎌倉方面にでもバスで行ってみるか」
てなわけで、赤い電車に乗って、とある駅へ。
しかし! 私の記憶間違いで1つ手前で下車してしまった。

降りたかった駅は「金沢八景」
降りちまった駅は「金沢文庫」

普通なら電車に乗りなおすところを「まぁ、鎌倉じゃなくてもいいか」ということになり…
アバウト過ぎる? 私は結構やるのだけどね。
で、駅の案内地図を見ていたら、気になる寺を発見したのでそこを目指して歩くことにした。

称名寺

この寺は、鎌倉時代に北条実時が別荘として住んでいたところ。
隣接している県立金沢文庫は、実時の書籍蔵だったという。
住宅街の中に突然あらわれる参道を入ると、立派な仁王門にたどり着いた。


そしてその先には、こんな景色が…
ここは3つの小さな山に囲まれているので、まわりの住宅地が中からまったく見えず、まるで時代を超えた異空間のようだ。



庭園から登れる金沢山(きんたくさんと読むんだって!)の展望広場からは、金沢の街どころか海の方までよく見えるらしい。
ハイキング気分で登れるところとはいえ、この日は山林に入る格好and装備じゃなかったので、冬にもう一度来て、双眼鏡も持って、ゆっくり登ることにした。

アオサギ親子の観察などもしていたら、あっという間に時間が経った。
寺を出て、潮の香りのする方向へフラフラと歩き、海の公園まで。
このあと、これまた初乗車のシーサードラインで横浜方面まで戻りました。

駅を間違えなければ行かなかった場所。
こういう無計画は楽しいねぇ♪

← 海の向こうの八景島シーパラダイス



コメントを投稿