家への帰り道、高架下の道路脇で毎晩ホームレスの女性がひとり眠っている。
ろくなついたてもなく、かろうじて傘で囲っているにすぎない。
さきほど通りかかると、前を歩いていた若い男性が彼女の方へ近づいていく。
「何するんだろう?」と見ていたら、置かれていたバッグの中にそっとお金を入れ、何事もなかったかのように去って行った。
いくらかは分からないが、おそらく初めてではないだろう。
定期的に、いやもしかしたら毎晩そうしているのかもしれない。
なんかね、心があったまった。
日本もまだまだ捨てたもんじゃないなー。