梟の城 2016-04-21 18:11:35 | ☆カツ日記☆ 「梟の城」 司馬遼太郎著 もう何度読み返したかわからないくらい愛読している僕のバイブル的一冊。。。 忍者小説として括られてるけれど、そんな薄っぺらいものではない。 根底にあるテーマは「生き様」。 僕にとって永遠のヒーローである主人公の伊賀忍者・葛籠重蔵を通して生きることの虚しさ、可笑しさを説く。 そして、それに付随して描かれている男女の機微がまた面白い。 数ある司馬遼太郎の作品の中でも3本の指に入る傑作。 第42回直木賞受賞作。