背中の蜘蛛 2020-01-26 20:38:46 | ☆カツ日記☆ 「背中の蜘蛛」 誉田哲也 池袋で起こった刺殺事件(「裏切りの日」) 新木場で起こった爆殺事件。(「顔のない目」) どちらの事件も暗礁に乗り上げているときに「あること」により唐突に容疑者が浮かび上がり解決に向かうのだが、その不自然さにある警察官が違和感を抱く。 あまりに高度化した情報化社会。 そしてそれを支える技術革新により拡大する情報監視網。 「裏切りの日」と「顔のない目」、2つのジャブから繋がる「背中の蜘蛛」で現代社会の恐ろしさを知る。