「臆病」という言葉は得てして否定的な意味合いで使われることが多い。
しかし、僕はそうは思わない。
もともと地球上の生物は臆病なものである。
というより臆病であるがゆえに生き延びて子孫を繁栄させることができた。
生物にとって「臆病」とはそれほどに重要なファクターだと思う。
翻って「ヒト」について考えたとき、やはり僕は臆病であることを恥ずかしいとは思わない。
臆病な人間ほど生き物としての本能が強く残っているわけで、それは決して悪いことではない。
ただ、人間である以上そこから先が重要なのだとも思う。
臆病だからこそ、それを乗り越えるために、勉強し、練習し、努力する。
そして、ひとつ乗り越えるたびに、臆病が自信へと変わっていく。その積み重ねが「経験」なのだと思う。
以前、ある有名なベテランの役者さんが言っていた。
「どれだけ回数を重ねても舞台に立つ前はいつも怖い。だから僕は必死で練習するんです」と。
これから先、自分の中にある「臆病」を味方にしてより高いところを目指していこうと思う
しかし、僕はそうは思わない。
もともと地球上の生物は臆病なものである。
というより臆病であるがゆえに生き延びて子孫を繁栄させることができた。
生物にとって「臆病」とはそれほどに重要なファクターだと思う。
翻って「ヒト」について考えたとき、やはり僕は臆病であることを恥ずかしいとは思わない。
臆病な人間ほど生き物としての本能が強く残っているわけで、それは決して悪いことではない。
ただ、人間である以上そこから先が重要なのだとも思う。
臆病だからこそ、それを乗り越えるために、勉強し、練習し、努力する。
そして、ひとつ乗り越えるたびに、臆病が自信へと変わっていく。その積み重ねが「経験」なのだと思う。
以前、ある有名なベテランの役者さんが言っていた。
「どれだけ回数を重ねても舞台に立つ前はいつも怖い。だから僕は必死で練習するんです」と。
これから先、自分の中にある「臆病」を味方にしてより高いところを目指していこうと思う

臆病には完璧主義者的な一面が備わっていると感じるからです。
私はとても臆病なのですが、
例えば人と話す時は、「実があって、おもろい事を言わなあかん!!」とか思いますし、
ダンスで振りを作るなら、「全部の音を拾って、且つフィーリングを大事にし、作品としてまとまりすぎずに、ダンス自体の楽しさを忘れず・・・・・」とか思います。
ある対象に向かうときに、臆病が、意識を高めることやクオリティーの向上への、大きな要因になっている事は間違いないと思います。
ただ、やはり私は「臆病でなければ、もっと気楽に物事に向かえたのにな
臆病でも何でもいいと思うんです。
『臆病であること』が心地よければそれで
自分で自分のすべてを認められていれば、あえて自分がもっている部分を誇張する必要もないし恐れる必要もないって思うんですよね。
ただ『こんな部分も大切な自分の一部分だぁ
ところが、もう1人自分が言うのです。防衛本能と攻撃本能は表裏一体だと。攻撃こそ最大の防御だと。人間とは何と恐ろしい生き物でしょう。
でも、jazzの帝王Miles Davisはjazzのコードから音を外しまくってることで有名です。多分普通に外しちゃったんだと思います。ドラックやりすぎだし。吹き過ぎだし。でも、一度たりとも同じ曲で同じテイクをしなかったんです。つまり毎回違うアドリブ。しかも全ていいので今も売れ続けてるんですよねー。彼は常に前しかみてなくて、ジャンルを超越して、jazzの時代を切り開いていった人です。めっちゃ怖かったらしいですけど。確かに私なんかがCD聴いてるだけでも、その存在感とか間合いの凄みみたいなのが伝わってきて寒気がする時があります。
方向性は違いますけど、自分の目指すイメージとか伝えたいものがあってそれに対してストイックに努力してるから、人に感動を与えられるんでしょうねー。そのイメージとかメッセージが時代にあってるかがセンスなのかな…。
でも始めは臆病さがあるんだろうなって思います。クラッシックの人は音外すのが怖くてたまらないだろうし、Milesも自分が時代遅れだと思われるのが怖くてどんどん新しいジャンルにチャレンジしていったって言われてるし。先生と同じですね!
因に私は『楽しい時間が多い=幸せ』と感じる人なので、ストイックなのは嫌なのですが…。頑張って下さい。
「用心深さ」はその種特有の防衛本能
「臆病」という感情は、国語辞典にも「気が弱く、ささいなことを怖がってびくびくすること」とあります。
つまり、現実をありのまま見つめずに、自分の心の中で大きく増幅させ、必要以上に怖がるという人間特有の感情だと思うんです。
「言葉」には力があります。どういう意味で使うにしろ、それを言葉として発したとたん、意味を持ち、力を発揮します。
できれば、世の中でマイナスに使われている言葉を肯定的に使わない方が、自分の心にストレスを与えないで済むと思うのは私だけかな、、、(^^;;
でも、カツさんて、本当に臆病で、それが好きなの?
でないのなら、使わない方がよろしいかと(笑)
それ、めっちゃよう分かります。
全部の音拾い出したらしんどいし、キリがないのに完璧にやろうとしてしまう。
もっと‘ええ加減’でいいのにねー。
>「臆病でなければ、もっと気楽に物事に向かえたのにな」
これもよう分かります。僕も基本「臆病」なんで。
僕とプータンさんは結構似てるかもね。一杯やりながら語り合う?(笑)
高等動物ならではの能力ですね。
>防衛本能と攻撃本能は表裏一体だと。攻撃こそ最大の防御だと。
どちらも正しいでしょう。要はバランスが大事ではないかと。
新しいジャンルを切り開くのってやっぱ怖いと思いますね。もちろん同時に楽しみもあるだろうけど。
>自分の目指すイメージとか伝えたいものがあってそれに対してストイックに努力してるから、人に感動を与えられるんでしょうねー。
特に芸術の世界はイメージがすんごい大事になってきますからそのへんは僕なりに伝えていきたいです。
ただ、まわりがどう感じるかは人それぞれ。僕のイメージと同時に個々の感性も大事にしていきたいですね。
舞台袖で待っている時、ものすごい臆病な自分がいるんです。あんなに練習したのに、なぜか…。それは本来の自分がでてしまうから。もっといえば、自分の弱い部分や悪い癖や一番みたくない部分が出てしまうから。ヒトってそういう時、臆病になるんちゃうかなぁって思います。
でもそれを乗り越えるために努力したり、失敗しても逃げずに立ち向かうだけでも、プラスだと思いませんか?たまにはそんな自分を褒めてあげるのもイイかも…
いや、けっして人間特有のものではないでしょう。
野生の動物はみな持ってると思います。
>カツさんて、本当に臆病で、それが好きなの?
好きとか嫌いとかの問題ではないです。
もちろんすべてがそうではないけど臆病な自分もたしかにいます。
そういう自分を否定したり責めたりするんじゃなく、認めて受け入れて、そこから成長していきたいということです。