【衝撃事件の核心】法律なんかメじゃない、弁護士事務所にまで怒声浴びせる回収屋たち
2014.10.25
http://www.iza.ne.jp/smp/kiji/events/news/141025/evt14102512000033-s.html
多重債務者に巣くう貸金 業界の新たな脱法ビジネスに、捜査のメスが入った。
無許可で債権回収業を行ったとして、警視庁は9月、債権回収業者「J_Fa c t o r f i n a n c i a l s e r v i ce (東京都港区)」を摘発。
同社は債権を会社ごと買収することで、「自社や子会社の債権を回収しただけ」と合法をうたう一方、債務者宅に押しかけ怒声を上げるなどの強引な取り立てで荒稼ぎしていた。その手口は「なかなか尻尾をつかめなかった」 (捜査関係者) というほど巧妙だった。(荒船清太)
■弁護士事務所に押しかけ「ふざけんじゃねえよ!」
「ばか野郎! てめえ、外出ろ! ふざけんじゃねえよ!」。平成24年12月の午後、東京都内の弁護士事務所にこわもての男数人が現れ、怒声を浴びせていた。弁護士事務所は、債務者の女性から借金の相談を受け、債権者であるJ社に対し返済の猶予などを申し込み、手続きに乗っ取って話を進めていた。そこに突然、 J社の従業員の男らが弁護士事務所にまで押しかけてきたのだ。男らは事務所の入り口に居座り、事務所の職員らと押し問答を繰り返す。事務所は警察に通報。警察官が駆けつけ、男らはようやく引き揚げた。男らは、別の多重債務者の代理人を務めていた複数の弁護士事務所も訪問。問もなく、被害対策弁護団が立ち上がった。
そもそも、 これらの事務所が担当していた債務者が借金したのはJ社ではなく別の会社。 J社の行為が、他人の債権を買い取って回収する違法な債権回収業に当たるのは明白だった。弁護団は同月、債権管理回収業に関する特別措置法(サービサー法)違反罪などで警視庁に告発した。
1年半以上の捜査を経て、警視庁生活経済課は9月、 同法違反(無許可営業)容疑で、 J社実質経営者の会社員、早上光太郎容疑者(63) とJ社社長、 白石清容疑者ら。東京地検は10月、 同罪で早上、 白石両容疑者と、法人としてのJ社を起訴した。起訴内容は22年4月~25年12月、広島県の貸金業者などから譲り受けた都内の女性(44) ら11人に対する債権を取り立て、約400万円を返済させたとしている。
■グレーゾーン金利消滅で消費者金融業者も“新規参入”
他人の債権を買い取り、 それ以上の
金額で取り立てることで利益を得る
債権回収業は、サービサ一法に厳格に参入要件が定められている。サービサー法はバブル崩壊と金融危機で不良債権処理が喫緊の課題とされたのを契機に、 11年から施行された法律だ。
債権回収業は、 それまで弁護士にしか許されてこなかったが、政府は門戸を広げる必要があるとして、 5億円以上の資本金があり、取締役に弁護士がいる業者に限って許可制で参入を認めた。現在も許可を得た業者は約1 20業者に過ぎないが、 そこに目を付けたのが、 中小の消費者金融業 だった。
消費者金融業界では18年、最高裁が行政処分対象でありながら刑事罰の対象となっていなかった年利15~30%のグレーゾーン金利について実質的に認めない判決を出したことを契機に、 中小の業者たちが新たなビジネスを模索し始めた。部業者は債権回収業に無許可で参入し、多くは警察に摘発されていったが、法律上のレトリックを駆使して生き残ってきたのがJ社だった。
■数百万円で数十億円分の債権買い取り
「あこぎな手法を駆使する一方、法律の知識も備え、なかなか尻尾をつかめなかった」。 J社について、捜査関係者はそう振り返る。
J社がわずか数百万円の元手で買い取った債権 は数十億円にも上る。
このうち2億円以上を取り立てる荒稼ぎをしてきたとされる。
悪質な取り立てをする会社は数多いが、 J社の特徴は堂々と裁判所を通じて借金の取り立てを行っていたことだ。 J社は多重債務者だけでなく、連帯保証人にもしつこく裁判所を通じて取り立てを実施。何度も裁判所から支払いを命じる判決を勝ち取ってきた。
とはいえ、多重債務者や連帯保証人にも支払い能力があるとは限らない。
そもそも、債権額には不当な金利が含まれ、過払い請求が可能でもある。 J社が「過払い請求封じ」として行っていたのが、多重債務者や連帯保証人に、系列の会社から低金利で新たに借金をさせることだった。
新たな借金で元の借金を返済させた上で、 その後、新たな借金の取り立てに的を絞る。新たな借金は低金利の代わりに元本は高めにするため、債権額は変わらず、過払い請求されることもない。自社の債権として堂々と取り立てるわけだ
■「債権を回収してもらう意図で会社売った」
「自社や子会社の債権を回収しているだけ」「違反とは思っていない」。早上被告らは、任意の事'l肓聴取の段階から、 あくまで自社の債権を取り立てる「貸金業」であると主張し一、貫して容疑を否認してきた。 J社の顧問弁護士も同様だ。早上被告らは債権自体を他社から買うのではなく、他社の株式を取得することで実質的にあらゆる債権を会社ごと買収していた。買収した会社の債権であれば、 それは「自社の債権」であり、 その回収は「自社債権の回収」。それが早上被告らの論理だった。
生活経済課は25年12月にJ社を同容疑で家宅捜索して以降、押収資料の分析を進めてきた。その過程で、株式を取得した貸金業者が保有する債権の大半が不良債権化していたことや、株式の取得額が明らかに会社の規模に見合っていないことが判明。買収された会社の経営者も「債権を回収してもらう意図で売った」と説明したことから、生活経済課は「実質的な債権回収」と判断した。
警視庁幹部はいう。 「会社の買収を債権回収と見立てることには'l亘重な意見もあったが、 それを許せば、脱法営業はなくならない」。早上被告らは否認を続けているが、「証拠は固り、外堀は埋まっている」と自信を見せた。
私見…
1年前の記事を もう一度 pick up!
正に ヤミ金・サラ金 残酷物語!
奴等に法律など通じない!
法律なんかメじゃない!と
たかを括っている連中ですからね~。
本当 愚者丸出しで
手がつけられません!
【ヤミ金融対策法 】
無登録の株式のヤミ金融の場合
1千万以下か3千万以下の
【罰金】のはず…
無登録の法人のヤミ金融の場合
1億円以下の【罰金】のはず…
個人で取て立た場合でも
百万円以下の【罰金】だったと
思います…。
特に ヤミ金融には
ヤミ金融対策法を適用すべきです!
自民党や公明党がある限り
ヤミ金融問題は なくならないと
思います…。
(神社本庁がある限り
社会的問題はなくならないと
思います)
だ・か・ら…
ヤミ金融対策法で摘発すべきです!
奴等は 【命の大切さ】が
分からない連中です!
人の命を 一体 何だと
思っているのでしょうか?
本当に腹立だしい限りです!
弁護士を脅迫しているというような
話しは 聞いたことがあります!
記事になり やはり 奴等は
脅していたんですね
単なるゴロツキなのでしょう…
ゴロツキ!
品のない ゴロツキなのでしょう…
愚かです!
ヤミ金融対策法を適用し
検挙すべきではないでしょうか?
広宣部 辺りを捜査すべきです!