総会前、剣道稽古待ちでシネマに来ていた長男に映写室を案内する竹石さん
5月28日(火)の総会を経て、6月1日に認定NPO法人市民シアター・エフの二代目理事長になりました。
創業者で理事長・館長を22年続けてきた竹石研二さんは引退で理事、名誉館長に。理事長と館長を分離して、理事長はわたし、館長は一回り若い小林俊道さんのダブル小林体制となりました。4月から公募で入った新スタッフ、数人の新理事も加わっています。
よく話しているように、46歳だった移転前の2009年にドキュメントを書かせてくださいと一観客だったシネマに来たのがいわゆる「地域デビュー」。それからとなりまちの本庄、熊谷でも活動して「市民活動・NPO」コーディネーターが専門分野のひとつになって子どももできて、15年経ったらNPOによる日本初の映画館運営NPOの代表になっていたわけですからわからないものです。
このところ繰り返しているのは、22年続いてきた映画館業務以外の「映画を中心とした文化を通したまちづくり」業務を広げていくのが自分の役割ということ。NPO20分野の「五 農業支援」「十九 市民活動の中間支援」を加えた定款変更も視野に入れています。これまでやってきた「まちづくり・中間支援」に「深谷シネマの運営母体」というブランド力は国内最高レベルでしょう。楽しみなこと、この上ありません。
以下、総会後の竹石さん慰労会での自分のことば要約(かなり修正)と、当日思いついて編集した2010年時点の企画書+サンプルテキストの予告編を含む、シネマ&七ツ梅関連の各メディア発表文集「Kenji Takeishi whitten by Makoto Kobayashi」の pdf です。
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竹石さん、深谷にこんないい場所をつくってくれてほんとうにありがとうございました。
これからシアター・エフのパート2が始まります、と、映画館のNPOですから、思い出すのは映画のパート2作品です。みなさんパート2といえばどの作品ですか。(場内)「ゴッドファーザー!」。そう、われらの世代ならやっぱり『ゴッドファーザー』ですね。でも、今朝検索して知った10年くらい前の何だったか海外雑誌が選んだベストは『エイリアン』でした。
わたしにとってもパート2ナンバーワンは『ゴッドファーザー パートⅡ』。その魅力は何でしょう。いろいろありますが、やっぱりパートⅠには出てこないロバート・デ・ニーロが出てくること。タータララーラララー…と、現在のアル・パチーノ=マイケルから若きデ・ニーロ=ビトーが重なるシーンは、名作ばかりのデ・ニーロ出演シーンでも一、二を争う完璧さです。
パート1にはいないスーパー俳優が華やかにするのがパート2の名作。きっと『シアター・エフ パート2』でも、今日はここにいない誰かがデ・ニーロとなって深谷シネマの物語をさらに魅力的にしてくれるでしょう。
おたのしみは続きます。
英エンパイア誌が「史上最高の続編映画50本」を発表。第1位は?(2009.9)
深谷シネマホームページ
『Kenji Takeishi whitten by Makoto Kobayashi』 pdf (冊子化・販売検討中)
竹石研二さん慰労会で入江悠監督から
ネームタグは小林俊道新館長が作成してくれた
記念品のひとつ新札名刺
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