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青空の日曜。順番通りの音楽です。
日本で、いや世界のどこでもそうだろうがベル&セバスチャンのファンといえば、好きな人ならわかる大体共通するイメージがあるはずだ。押しつけがましくなくはないけれど自分の世界は持っていて感傷にひたりがちで悪くいえば線が細く軟弱、どちらかというと格闘技は好きでない。そういった属性に身におぼえがあるのなら、きっとベル&セバスチャンは気に入るはずだ。それと条件としては、あまりテクニックにこだわりがないこと。そういえば『ミュージックマガジン』で大鷹俊一さんが「初期のスタイルカウンシルを好きな人なら」と書いていたのが、購入に踏みきったきっかけだ。ちなみに渋谷陽一氏はFMでブックレットに触れ、「何がおもしろいのかまったくわからりませんね」といっていた。
スコットランド、グラスゴー出身、大人数のこのグループのアルバムをきくのはこれで3作目か。メンバーがみな車座になってつくった曲ばかりというがそんな楽しさが十分に伝わり、複数の知恵を絞ったと思われるバラエティに富んだ内容といえる。
とはいってもどんな曲想でも彼ららしさに変わりがないのが、いってみれば“軟弱頑固”なところ。M3"the blues are still blue" なんていってもとってつけたようなブルース感覚があるだけで、芯の通った軟弱ぶりは失われてはいない。世の中普段ふにゃふにゃしたやつがいざという時に一番考えを変えなかったりというのはよくあることで、そういった風情がこの人たちにはある。おお、軽やかなピアノとシンプルなギターカッティングで他からかに歌われるM10は "To Be myself complatele" というタイトルではないか。
いずれにしても、切なく甘酸っぱく清々しい彼らの魅力は、当然のごとく本作でも変わらない。M2 "another sunny day" は個人的彼らのベストトラックで、本年度ベストシングル候補。
4月11日初聴 アマゾンで購入
(BGMはもちろん本作。昼の競馬チャンネル間違えて録画し、UHFハイライト待ちで書きました。pursuit(追撃)馬はあまり買わず当らぬも、これもまた "The Life Pursuit"=<人生の遂行>か)
日本で、いや世界のどこでもそうだろうがベル&セバスチャンのファンといえば、好きな人ならわかる大体共通するイメージがあるはずだ。押しつけがましくなくはないけれど自分の世界は持っていて感傷にひたりがちで悪くいえば線が細く軟弱、どちらかというと格闘技は好きでない。そういった属性に身におぼえがあるのなら、きっとベル&セバスチャンは気に入るはずだ。それと条件としては、あまりテクニックにこだわりがないこと。そういえば『ミュージックマガジン』で大鷹俊一さんが「初期のスタイルカウンシルを好きな人なら」と書いていたのが、購入に踏みきったきっかけだ。ちなみに渋谷陽一氏はFMでブックレットに触れ、「何がおもしろいのかまったくわからりませんね」といっていた。
スコットランド、グラスゴー出身、大人数のこのグループのアルバムをきくのはこれで3作目か。メンバーがみな車座になってつくった曲ばかりというがそんな楽しさが十分に伝わり、複数の知恵を絞ったと思われるバラエティに富んだ内容といえる。
とはいってもどんな曲想でも彼ららしさに変わりがないのが、いってみれば“軟弱頑固”なところ。M3"the blues are still blue" なんていってもとってつけたようなブルース感覚があるだけで、芯の通った軟弱ぶりは失われてはいない。世の中普段ふにゃふにゃしたやつがいざという時に一番考えを変えなかったりというのはよくあることで、そういった風情がこの人たちにはある。おお、軽やかなピアノとシンプルなギターカッティングで他からかに歌われるM10は "To Be myself complatele" というタイトルではないか。
いずれにしても、切なく甘酸っぱく清々しい彼らの魅力は、当然のごとく本作でも変わらない。M2 "another sunny day" は個人的彼らのベストトラックで、本年度ベストシングル候補。
4月11日初聴 アマゾンで購入
(BGMはもちろん本作。昼の競馬チャンネル間違えて録画し、UHFハイライト待ちで書きました。pursuit(追撃)馬はあまり買わず当らぬも、これもまた "The Life Pursuit"=<人生の遂行>か)
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