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小林真 ブログ―カロンタンのいない部屋から since 2006

2006年開設の雑記ブログを2022年1月に市議当選でタイトル更新しました。カロンタンは40歳の時に飼い始めたねこです

「自分が食べたわけでもないのに美味しかったような満足気な顔をしている」

2007-06-06 13:40:16 | 週間日記
蒸す水曜の午後。間に更新のない先週日記です。

28日(月)テスト前で振替出張授業~夜、岡部・鉄の食卓でラーメン
29日(火)昼、拾六間の親せきに。叔母の義父のおじいさんに30年振りくらいに会う~晩に別府・のび太でカレーうどん
30日(水)家の用事で熊谷に出かけ、帰り、きくちひろきで塩ラーメン。前に来た時より好感。その前にモルタルレコードというインディーズレコード屋により、若い店員と少し話も好感
31日(木)知人の代役で幼稚園の遠足の撮影をすることになり近県の動物園に。次週、仕事に失敗あったことが判明、おさえのカットがあったらからいいが、気を引き締めねば~帰ってついで、熊谷・永楽で餃子+ラーメン~古着屋でバッグ・ジャケット・新品シャツ・帽子購入~ベルクで買い物中に同級生M君から連絡あり、シャワー後、原郷・あばらやで飲む
1日(金)塾は翌日から修学旅行のM君といろいろ話す
2日(土)ずっと仕事、時々競馬
3日(日)ずっと仕事、時々競馬

忙しくなってばたばたと動いている。
変わったところでは木曜に行った動物園。幼稚園児といっしょという日常まれなシチュエーションでいろいろ楽しい。なんかさびしかったのはきれいな孔雀で、見事な羽根を広げても幼稚園児にはほとんど響かず、大人だけが喜んでいた。子どもたちに人気なのは、おおぎょうなキリン、カバのほか、身近な子犬、モルモットなどで、大事なのは自らの生活からかけ離れているかではなく、コミュニケートできるかどうかのよう。喜ばしいようだが、ひょっとして今の幼稚園児の間で、身近な動物とのコミュニケーションが「めずらしいもの」になってしまっているのかもと危惧も。
と思いつつ、ここはやはり幸田文。動物園のルポである『動物のぞき』から、文庫版解説、娘である青木玉さんの、次の一段落に読み入る。

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今日のゴリラの食べていたバナナは、とてもおいしそうだった。と帰ってきて話している母は、自分が食べたわけでもないのに美味しかったような満足気な顔をしている。また膝の上に抱いている猫の前足を握ったり緩めたりしながら、虎のあんよは大きくて立派だけど、お前の足も同じだねえ。などと猫を相手に話していた。そして連載の号を進めるごとに、相手の動物の持つ野性を恐れながらも、動物園という特殊な状況の中で生きる彼等に親しみを寄せていった。
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思いやりは美しく、アリストテレスは喜びで、社会への目配せはやさしい。そして、そんな母を描く娘の視線は物語を創り出し、それはゴリラや虎やねこがいるだけでは生まれない“奇跡”だろう。
動物は何もしなくてもすばらしいが、人間はすばらしくもなれる。

(Phはレコード棚上ゲンタタンゲの方に昇っていこうと試みる暫定名セグンドで、でかくなった。BGMはレコードコレクターズ誌70年代2位のニール・ヤング "after the goldrush"。今かかる birds はポール・ウェラーもカバーしてた)

【カウンター07】
ラーメン3/66 他外食1/26 外酒1/37
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