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Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

モンピエール@静岡

2009-12-30 16:00:00 | レストラン

学生時代の友人たちと静岡のモンピエールへ。静岡駅から南へ車で10分程度の住宅街にある。地図で十分に場所を確認してゆかないと迷いそう。

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12月30日ということでメニューはこの1コースのみ。何品料理が出てくるのかわからず、どの程度食べてよいものか多少戸惑う。

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アミューズブーシュ、続いてジャガイモのスープ、寒ブリの刺身、浜名湖の生海苔とアナゴのフリット。

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野菜の前菜。むかごなどもあるところは静岡らしい。

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続いてホタテとロブスターとブロッコリーのスープ仕立て。本来はこれにツブ貝が加わるが、貝類の苦手な私はパス。

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牛のほほ肉赤ワイン煮。添えてある白いものは山芋。食感が面白い。肉はゼラチン質が豊富で柔らかい。

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デザートはチーズケーキにグレープフルーツ、オレンジのコンポート。チーズケーキは濃厚でもう少しいただきたかった。

住宅街の隠れ家レストラン。ゆっくりと友人たちと話をするのにはうってつけ。


ファロ資生堂@銀座、東京

2009-12-28 16:30:00 | レストラン

今年最後の東京ランチはファロ資生堂。少し軽めにイタリアン、のはずが。。。

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前菜。胡椒がいただけない、と話したところ、生ハムのサラダ、となった。

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家人の前菜はスズキとホタテのクネル。この後、パスタ-おいしそうで写真を撮るのも忘れて完食してしまった。家人によればカルボナーラが最も美味だったとか。胡椒が食べられないのが本当に残念。

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私のメインはサーモンのコンフィ。トマトが甘くて、サーモンの上のブラックオリーブのパウダーの塩気を和らげてくれ、一緒に食べるととてもバランスのよい味になる。

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家人は子牛のヴェネツィア風。

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デザートはワゴンから好きなだけ。パンナコッタが濃くて美味であった。

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カプチーノもクリーミーで美味しかった。

ゴルゴンゾーラチーズのパスタにあわせてライ麦パン、サーモンにあわせてイチジクのパンと本当は「軽くイタリアン」のはずが、結果としてはフレンチ以上に食べてしまい、夜になっても胃が苦しい。。。


Quand l'appetite va tout va!@麻布十番、東京

2009-12-27 12:00:00 | レストラン

先週伺ってお気に入りになったQuand l'appetite va tout va!今回は家人と訪問。

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今回のアミューズブーシュはポンテケージョ。楽しい食感。

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前菜は前回選択しなかった野菜のポトフ。滋味にあふれる一皿。野菜一つ一つの味が素直に伝わる。特に京人参(のようなもの?)が印象に残った。

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今回は家人が豚を選択。脂が乗り豚のうまみが伝わる。やわらかく、美味。

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私は今回も鰆をメインに。前回同様バゲットを薄くスライスした部分は香ばしく美味。魚も新鮮で軽く、ポテトもブラックオリーブでさっぱり目-とあっという間にお腹に収まってしまう。

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デザート-家人はあらごしリンゴと紅茶のアイスクリーム。透明な部分は(おそらく白ワインの)ゼリー。とても美味。ただし私には多少アルコールが強く、お子様向けではなさそう。

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私は志摩(?)レモンのミルフィユ。さくさくのパイ生地にクリーム-クリームにはレモンのゼストと皮を極めて薄くスライスし砂糖か何かに漬けたものが入っていた。色がモスグリーンで薄い長方形にカットされていたため、ちょっと見た目が昆布(失礼!)。

今日も大変に美味しく頂いた。日曜日のランチ時に六本木方面へ出向いたらお薦めのお店だ。


Salt Tokyo@新丸ビル、東京

2009-12-26 19:30:00 | レストラン

土曜日のランチは新丸ビルのSalt Tokyoへ。

家人の前菜はタラバ蟹のラビオリ。私は有機野菜のサラダ。冬のこの時期はどこへ行っても根菜が多い。

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メインは私がサーモン、家人は金目鯛のてんぷら。サーモンは脂がのっていて口の中でとろりと溶ける。上に乗っているのはサーモンのコロッケ。家人はてんぷらがいたく気に入った様子。

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デザートはチョコレートムースのオレンジシャーベット添えとクリームブリュレ。

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クリームブリュレは、このレベルのお店としてはなかなか美味で、家人の皿に何度も手を出す私であった。


ロオジエ・クリスマスディナー@ロオジエ、東京

2009-12-26 01:00:00 | レストラン

クリスマスメニューの間はレストランに行かない、というのが私の基本方針なのであるが(高い、選択の余地がない/少ない)、家人の都合が25日の夜しかつかず、クリスマスにロオジエ訪問。

とても良いお席を用意していただいたため、今回は写真撮影を控えた-ということで頂いたメニューの写真のみ。

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選択の余地のないメニューだからか(家人がこの中からチョイスかと勘違いするほどの「フルコース」)、全体的に奇を衒わない、普遍的に美味しい料理であった。アミューズブーシュの鱒のリエットから最後のデザートまで、本当に美味しく頂くことができた。

「からすみとポワロー葱のクリーム キャビア添え」は上層がからすみのかすかな苦味のあるクリーム、下層はポワロー葱の緑が美しいクリーム。容れ物もちょっと不思議でかわいらしかった。

「鴨フォワグラのコンフィ 甘酸っぱい白ワインのジュレ ビーツと大根のサラダ」色合いがお正月を意識したような紅白。フォアグラは舌触りも極めて滑らかで美味しい。白ワインのジュレはビーツで赤く色づけされ、小さなドーム状に。その下の白い台が、大根だったのか梨だったのかで今も家人との論争が継続中。

「帆立貝のブルーテ 白子のロワイヤルと共に」貝をいただけない私は大好きな野菜のスープに。ブルーノさんのご好意で今年最後の白トリュフのスライスと共に。季節の移り変わりを名残惜しく思いながら。

「伊勢海老のポッシェ シャンパーニュ風味 冬野菜と海の幸のラヴィオル添え」ぷりぷりの伊勢海老とシャンパーニュのさわやかな酸味のあるキャビア入りソースの相性は抜群。ソースが気に入ってブルーノさんに尋ねると「とてもシンプルなソース」とのこと。Simple is the bestである。ラビオリには刻んだ栗などが入って少し甘めで、これも好み。

「ランド産シャポン 黒トリュフとマロンのファルシィ トリュフのコンフィチュール もみの木の香り」これは日本人には美味しい-超高級焼き鳥、といったところ。白身は引き締まり、赤身はフォアなども一緒につくね風。もみの木の香りをうつしたソースはまさに「甘ダレ」で、こんなにいろいろなものを頂いてきたのに完食。

「赤いフルーツとライチのコンポート ロゼシャンパーニュのジュレ シュルのシャーベット」とても美味しいのだが、アルコールがきつくて、味見のみにとどまる。何故アルコールがダメなのか、わが身を呪った一品。

「チョコレートのムース マンダリンオレンジのシャーベット ミルクのソース ノワゼット風味」ミルクのソースをかける感じが、比較してはいけないがUKでケーキにカスタードクリームをかける様を思い起こさせる。しかし確かにしっとり感が増して美味。私のお皿はマンダリンの代わりにバニラビーンズたっぷりの洋梨のような味のシャーベット。

プチフールはいつものシュークリームに加え、ゼリー、チョコレートタルト、マスカルポーネチーズのタルトを選択。マスカルポーネのタルトはシナモンの後味も美しく、大満足。アッサムティは上品な感じ。英国の紅茶に慣れた身としては、もう少ししっかり目でもよいのだけれど。

美味しい食事で心からの幸せを感じながら、サービスの皆さん、ブルーノさんと年末の挨拶を交わし、クリスマス用に赤や白の灯りで美しくデコレートされた木々の間を抜け帰路についた。ブルーノさん、ロオジエの皆さんの今年一年のご厚情に感謝しながら。


ラール・エ・ラ・マニエール@銀座

2009-12-22 02:00:00 | レストラン

ランチもフレンチだったのに、夜もフレンチ-日本に帰国するとままある。

銀座のラール・エ・ラ・マニエール。夜9時からという5000円のコースをいただく。

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これもアサノファームからの野菜のスープ。

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アサノファームからの大根シリーズ。こんなに沢山の種類の大根!味も甘めのもの辛めのもの、さまざま。何より色とりどりで綺麗。

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パンは5種類。上から2つ目のレーズンのパンと、食パン型のブリオッシュが美味だった。特にレーズンのパンはちょっとお代わりしたかった。

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ピスタチオのニョッキ。

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魚料理はスズキ。周囲は赤キャベツ、カブ。この赤キャベツも今が旬なのだろうか。Provinageで若鶏の赤ワイン煮に使われていたキャベツもこれだろうか?

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肉料理はホロホロ鳥。胸肉ともも肉。付け合せはたまねぎのチャツネ、コーン(ホロホロ鳥の飼料もコーン)のソース、小青梗菜。

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洋ナシのコンポートとチョコレートのアイスクリーム。アイスクリームは私には少しスパイスが効きすぎで全部食すことが出来なかった。残念。。。

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フレッシュハーブのハーブティ。

ポーションが小さくて丁度良かった。話が弾んで、食事が終わったのは12時を過ぎていた。明日も会社なのに、どうも日本へ帰ってくるとペースが上がってしまう。


Provinage@六本木

2009-12-21 17:30:00 | レストラン

六本木のProvinageにてランチ。

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前菜はパテ。上には胡桃。付け合せのパンが少し甘く、以前ロオジエで食したサツマイモのパンを彷彿とさせて嬉しい。

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メインは白身魚のポシェを選択。えびのとても良い香りが漂う。

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友人は若鶏の赤ワイン煮。「ロールキャベツ風」と聞いて魚にしたが、こんな濃い感じのロールキャベツだったら、これにしても良かったかしら。大好きなマッシュポテトも付いているし。。。

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デザートはイチゴのコンフィチュールとフレッシュチーズ。イチゴは冷凍のイチゴとフレッシュのイチゴを黒砂糖と蜂蜜、ミントで煮たとてもシンプルなものとのことだが、非常に美味。

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最後にエスプレッソで締める。

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結局、おなかが空いてしまって、麻布十番のケーキ屋さんへ。

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モンブラン好きの私は、やはりこれ。ここでの名前は「シャモニー」。


Quand l'appetite va tout va@麻布十番

2009-12-20 17:30:00 | レストラン

日曜日、神楽坂の目ぼしいレストランが全て満席-どうしようかとぐぐって見つけた、Quand l'appetite va tout va。名前がとっても魅力的。

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胡椒アレルギーの私のために、一口コロッケに替えてこちら。アミューズブーシュというよりは殆ど前菜。

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前菜はフロマージュドテートの温製カルパッチョ仕立て。軟骨やゼラチン質と塩気が良いバランス。

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連れのアサノファームから届いた冬野菜のポトフ。美味しそう。体にも良さそう。次はこちらを頂いてみたい。

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さわらのカリカリ焼き じゃがいものフォンデュ。カリカリ焼きの部分は薄く切ったバゲットとのこと。ここが美味しい!

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デザートは流れるチョコレート フランボワーズのソルベ。濃厚なチョコレートと、それに負けないフランボワーズのソルベ。かつて銀座にあった名店「オストラル」のマンゴーアイスクリームを思い出す。ちょっとねっとりとするくらいの濃厚なフランボワーズ。拍手!

隣の常連と思しき方がミルフィユを召し上がっていた。ちょっとRitz Parisのミルフィユを思い出すような感じ。次回は是非これを頂いてみたい。

帰りがけ、店名に魅かれて来店した旨を告げると、フランスで修行経験のあるシェフの命名だと教えてくださった。まだ年若いシェフ、今後の益々の成長が楽しみになる。コストパフォーマンスも素晴らしいし、近いうちに再訪したい。


ロンドンの美味しいお店@Olivomare & Umu、ロンドン

2009-11-26 23:30:00 | レストラン

Olivomareはビクトリア駅に程近い、モダンな内装のイタリアンレストラン。知人がイタリアンが食べたい、というので連絡をすると21時までならば、と言われ出かける。

内装は、魚をエッシャー風にデザインした壁、白を基調としたシンプルなテーブルと椅子、照明はパスタをデザインしたよう。とにかく、おしゃれ。

時間がないので、とりあえずパスタを注文。知人は雲丹のパスタと、アサリのパスタ。私は白身魚とえびのトマトクリームソースで。クリームソースでも濃すぎず、トマトの酸味でさっぱりと。ローズマリーとオリーブオイルの香りも美しい一品。そして何より、”アルデンテ”のタリオリーニ。この細い麺でも、きっちりアルデンテなのは感動的ですらある。

2日前に頂いたLocanda Locatelli(ミシュラン1ツ星イタリアン)のきのこのパスタやTummiesのチキン&きのこのクリームパスタも美味しかったけれど、この繊細さは日本人向き。

デザートはフォンダンショコラ、ホイップクリーム添え。クリームが酸味勝ちで、残念。普通の生クリーム(ダブルクリーム)が好きだけれど、イタリアンだとこうして少し軽めにするのだろうか。マキアートで締めて大満足。結局21時を過ぎても追い出されることなく、ゆっくり夕食を楽しむ。それにしても20時を過ぎて来店する客の多いこと。イタリア人スタッフの対応も心地よく、人気は味のみに非ず、素敵なお店である。

ロンドン和食デビューはエルメスやThe Square(ミシュラン2ツ星フレンチ)にも近いUmu(ミシュラン1ツ星)。アラブの方の出資で、日本人シェフ久保田一郎氏が率いる。店に入り、席に着くと、供されている料理の出汁の香り、焼き物の香りがふっと香る-この香りは和食にしかない、と思う。

月曜日のランチで頂いた蕪の煮物や、今日の夕食の茄子の鴨あんかけが美味。炊き込みご飯の出汁の香り、白味噌の甘みは日本人でなければ分からないでしょう。。。とついつい言いたくなる。特に炊き込みご飯の香りは、母の手料理を思い出す。

外国人を意識して、お刺身にしても何にしても薬味が多い。日本人にはちょっと多すぎるか(少なくとも私には)。

Simple is best、という料理はGrade9とかいう牛肉(英国人は何でもGradeで分けたがる)。値段からしてなにやらありがたいものらしいが、美味しいけれど、こういうサーロイン(?)より、日本の霜降りがいい。。。は贅沢か。

また、デザートは、モンブランと紫芋のアイスクリームを頂く。とても美味しいのだが、アルコールがきつすぎて、途中でgive up。美味しかっただけに、今でも心残り。。。

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両店を紹介してくださったHさん、どうもありがとう!


白トリュフの季節@ロオジエ

2009-10-03 01:30:00 | レストラン

再びロオジエ。今日はブルーノさんも出張からご帰国。

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見た目にも舌にも美味しい、この一品から。

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ああ、美味しそう。私もそれを注文すればよかった。。。

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ロオジエでいただくポレンタが大好きなのは、いつもトリュフと一緒だから?うっとりするほどの白トリュフとともに。

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アップル&シナモン-イギリス人に理解させたいが、無理だろうな。チョコレートも幸せに美味しい。次回はこれとフォンダンショコラと、どちらを選択しようか-甲乙つけ難い。

最高に美味しく、楽しいひと時であった。次回が待ちきれない。